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概要
たま(正式名称:芙蓉 伊-零號試作型、読み:ふよう い ぜろごうしさくがた)は、銀魂に登場するキャラクター。スナックお登勢の従業員。テレビアニメ第67話(2007年8月16日に放送)で初めて登場し(原作第140訓から第146訓)、以後は準レギュラー的な位置を占めている。
発明家の林流山が製造したからくり家政婦で、名前は最初に首だけの状態で発見された後に全自動卵割り機というアレな名目で神楽にゴミ捨て場から拾われてきた為、神楽からそのように命名された。芙蓉編の最後(テレビアニメ第71話)では首部分がファミコンと接続され、既に記憶とデータが全て消滅した状態でスナックお登勢に来た。唯一侍という単語は記憶していたようで、店に来ていた桂の前で「勇者より魔王より上に位置する大魔王四天王の1人。」と発言した。
生真面目な働き者で、自身がからくりである事を誇りにしている。一方で世間知らずな事もあり、日々お登勢やスナックの客たちから余計な事も含めて色々学んでいる。無表情だがかなり茶目っ気があるところがあり、からくり故の生真面目さから天然ボケを発動させる事が多い。お登勢からは娘同然に扱われており、働き者な上に可愛らしい顔立ちな事もあって客からの評判は良いらしく、すっかり看板娘のような存在と化している。一応先輩に当たるキャサリンからはややキツく当たられている部分もあるが軽くあしらっている。
賄いとしてオイルを貰っているので給料には全く手を付けておらず、アニメでは銀時がそれを良い事にスナックすまいるで「金の使い方を教える。」という名目で豪遊しようとした。しかし銀時の言葉を真に受けたたまが偶然の弾みで銀時の膝の上に座り、「私は銀時様のお楽しみです。」などと発言した為、お妙に魂胆が発覚して見事にボコられて店から追放された。
芙蓉篇とたまクエスト篇で万事屋たちに救われた恩があり、ぞんざいに扱う事もあるが彼らを大いに信用している。特に銀時は対ウイルス用プログラムである白血球王の認識モデルに取り込んだほどで、彼のダメ人間ぶりを理解しながらも絶対的ともいえる信頼を寄せており、金魂篇では敗北した金時に銀時の在り方を通じて人間との共存を諭している。
カラクリとしての能力
からくり特有の能力として、故障したからくりと対話する事で故障の原因を探って修理出来るとされている。今の時点で修理出来た事はほとんど無いが、山崎退の前で1度レジのバーコードリーダーの修理に成功している。また食材を投入して体内で調理し、吐き出してオイルまみれの料理を作る機能を持ち、グロテスクな調理法であるにも係わらず何故か味の方は美味である。
破壊された悦子ちゃんシリーズの部品を使用して再び製造された為、携えているモップからは火炎放射を発射できる武装が装備されている。登場してから次第に体格が良くなっており、現在では立体マウスパッドが販売されたほどのナイスバディである。ただし何故か発売された兄弟品は女装した銀さんだった。
3年Z組銀八先生
単行本2巻のラフスケッチで生徒として登場しているが、後に本編にも登場した。その美貌を活かして芸能活動しており、後に銀魂高校に転向してくる。なおこのラフスケッチで何故か山崎退にデートに誘われており、「山崎はたまに憧れている。」という設定は後に原作漫画にも逆輸入された。
製造された理由
元々は流山の病弱な娘である芙蓉の相手役として製造されたカラクリだったが、娘が死去した後にその意識をロボット内に取り込もうと改造が加えられたので多少の感情がある。流山の意識が乗り移ったからくりの伍丸弐號に娘の意識が入った記録媒体を狙われるが、万事屋に阻止された縁で現在は万事屋の下にあるスナックお登勢で勤務している。
タグとして
ここでは「たま 銀魂」で検索すると当該キャラクターと無関係な作品も引っ掛かってしまう為、投稿する際・タグ付けの時には「たま(銀魂)」を付ける事を推奨する。