概要
人類の生み出した叡智の一つ。
基本的には女性の上半身を模したマウスパッドなのだが、おっぱいの部分にシリコンジェルが封入されており、マウスを動かしながらおっぱいの感触を楽しむことができる。
一応おっぱい部分はアームレスト(手首休め、手首置き)と呼ばれる手首の関節に掛かる負担を軽減させるための存在なので実用的な商品ではある。
とは言えさすがに「おっぱい」と銘打つのははばかられるのか、商品名としては「立体マウスパッド」が一般的となっている。というかこちらが元祖である。
なお欠点として「キャラクターの顔にマウスを押し付けている」状態になること。そのため使えば使うほど顔が黒ずんでいく。さらには発色や手触りの関係で表面が布製なのもそれに拍車をかける(なお洗おうとすると、最悪接着部分が剥がれてシリコンジェルがだばぁする。そもそも普段から手首を押し付けて負担を掛けているので)。そのため使い捨て商品であり、ファンとしては使うか使わないで保存するか悩み処だろう。
しかし、何よりも恐ろしいのは、巨乳の女性だけではなく、能美クドリャフカなど貧乳キャラクターの商品まで存在することだ(しかもちゃんと大きさや固さまで細かく再現されている)。…ちっぱいがアームレストとして機能するかは怪しいが。
ちなみにべるぜバブの「ベル坊お尻マウスパッド」という誰得な商品が出ている。
歴史
2000年に台湾企業のDDK Taipei International Ltd.が Babepadというマウスパッドを製作している。これが確認できる限りでは最も古い。 archive 2005-02-10
2004年3月のドイツで行われたIT企業の見本市イベントCeBITで、台湾企業Hanbros Industrial社のブースでアダルトアニメ『G-TASTE』の『神無月舞』やパチスロ『スーパーブラックジャック』の『Rio』のマウスパッドが展示されている。 【レポート】CeBIT 2004 - 初モノPC自作パーツいろいろ
2004年7月に行われた東京キャラクターショー2004で上記の『Rio』のマウスパッドが販売されている。 東京キャラクターショー2004レポート
参考文献:女性キャラ立体マウスパッド(2004年~)のルーツ、ハンブロス・インダストリアル社(台湾)