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『剣に生き────

剣に死ぬのが侍ってもんでさァ』


プロフィール編集

年齢18歳(しかし作中では飲酒描写や「酒が好き」と話したことがある)
身長170cm
体重58kg
誕生日7月8日
声優鈴村健一(幼少期:岡本奈美
実写版キャスト吉沢亮

概要編集

真選組一番隊隊長。武州出身。

ベビーフェイスで顔は可愛いが、一口で言うと「腹黒、毒舌、ドS」。真選組副長の座および土方の命を常に狙っている。そのドSさから、土方に「サディスティック星から来た王子」と称されたり、新聞に「サド王子」と載ったこともある。テンションの低い飄々とした喋り方が特徴。頭の回転は速く、作中では読者すら騙そうとした事もあり、サドだけでは説明できないエキセントリックな性格の持ち主でもある。ちなみに未成年者だが、酒を好むような描写や台詞がある。

またサボり癖も併せ持ち、職務態度も不真面目でこれにおいても逆に真面目な人間である土方から反感を買ってしまっている。


常時気怠げな江戸っ子口調で話す。落語を愛聴しており、落語番組をよく聞いているようで、ドラマCDでは解説役を担当。 昼寝の際には目玉が描かれた赤いアイマスクを着用する。 大抵のことを器用にこなし、運転免許の他に「宇宙毒物劇物取扱免許」も所有しているらしい。のように目を開けて眠るだけでなく、立ち寝の才能もある。


名前の由来は、新選組一番隊隊長を務めた沖田総司初期設定では、性別は女性だった(外見は寺門通及び女体化した姿に酷似している)。武器として設定されていた番傘は、神楽をはじめとした夜兎族に引き継がれた。

短時間で女性を惚れさせ調教し、己の下僕として絶対服従を誓わせるという特異な能力を保有しており、そのせいかギャルゲーも猛烈に上手い。好きなジブリヒロインは(強いて言うなら)魔女の宅急便キキ


性格編集

つかみ所のない態度を披露する一方、ややナイーブで打たれ弱い側面も併せ持つ。

本人曰く「Sだからこそ打たれ弱いガラスの剣」とのこと。


好戦的な性格で、戦闘では日頃の職務態度からは想像出来ないやる気を見せる。対峙した神威からは「死と隣あわせの戦場でしか生を実感できない」と、同類(なかま)認定をされたが、彼のように「戦闘狂」と恐れられるほど戦いに没頭するわけでもなく、どちらかと言えば戦いそのものよりも局面を見て動く傾向がある。


一方でただの問題児ではなく違法賭博施設である地下闘技場・煉獄関を潰すよう万事屋に依頼するなど、一応の正義感は持ち合わせている様で、根は決して悪人ではない。その正義感が垣間見えた際には沖田の事を厄介者と認識していた新八も「あの人にそんな正義感があったなんて」と見直している(6巻)。汚れた目でこそ見える「汚してならないものを汚させない」という信念を持ち、それを守る為なら自らの手を汚し殺人鬼と蔑まれる事さえ厭わない(31巻)。


外見編集

沖田 総悟SOuGO!

色素の薄い中性的な顔立ちであり、面差しは彼の姉・ミツバとよく似ている。眼の色は「青」(アニメでは「赤」)。なお、14歳時と3年後での容姿は現在とほぼ同じで、女体化した際も顔立ちに大幅な変化は見られなかった。新八曰く「一歩間違えれば殺人鬼になっていた、取り柄と言えば顔だけの変態ゴミ屑野郎」(48巻)。


剣客として編集

地球のおまわりナメんな

剣の腕前は、土方から真選組随一と評される程の物を持つ(ただし、普段は剣よりもバズーカを使用していることの方が多い)。作中では真正面から走ってきた自動車を真っ二つに断ち切り、周囲から浴びせられるアサルトライフルの銃弾を悉く打ち払う等、人間離れした技を披露することが多い。魔剣マガナギに侵食された際は、逆にその力を取り込んで銀時に一太刀を入れ、彼からは「末恐ろしいガキ」と評された(48・49巻)。作中では剣才に恵まれていると言う趣旨の発言が度々描写されると同時に、その強い闘争心とそれに伴う残虐性も強調されており、信女神威からは「人殺しの目」と言われている(42巻)(56巻)。


実際に、沖田の戦闘シーンでは近藤や土方達よりも敵を「肉塊」状態にする傾向があり、非常に血生臭い。将軍暗殺篇(56巻)では、切り捨てた敵を「ホルモン」「レバー」と揶揄し、該当の遺体にはモザイクが掛けられる程。その場にいたそよ姫からは「ホルモンもレバーも食べられなくなってしまった」と、恨み言を吐かれていた。


戦闘では実年齢には似つかわしく無い面を見せる一方で、年相応の精神面の未成熟さも窺える。作中では感情が昂った事で冷静さを欠き本来なら剣の腕前で勝るはずの土方に敗北を期した事も有り(珍しいことではあるらしい)、原作者から「真選組内で剣の腕は最も立つ」と明言されているが、実際の勝負の局面においては、余程の実力差がない限り精神面などでも強さは変わる様である。


人間関係編集

幼くして両親を亡くし、病弱な姉・ミツバに育てられた過去を持つ。そのため、唯一の肉親である姉を非常に慕っていた。また彼女の前では、人が変わったかのように一人称が「俺」から「僕」になり、姉のことを「お姉ちゃん」「姉上」と呼ぶシスコンと化す。給料のほとんどを姉の治療費に充てるなど、意外にも身内には優しく尽くす。幼少期は特に表情の薄い子供で周囲に馴染めず孤立していたが、そんな自分に親身になって接してくれた若かりし頃の近藤に懐き、彼の祖父が開いていた剣術道場に通うようになる。しかし、近藤や姉の隣にいるのは常に土方であり、自分はそちら側にいられないと感じ、一方で土方が姉の想いを拒んだことで、土方に対し複雑な葛藤を抱くようになる →ミツバ篇(15・16巻)。


葛藤を乗り越えた後でも、土方への嫌がらせは止めるつもりはないらしく、時に度を越した労力と忍耐を厭わない(27巻)など、その心境は謎に包まれている。とはいえ、お互い内心では深く信頼し合っているのか共に行動することが多く、真選組動乱篇(19・20巻)では土方が妖刀に呪われている事を沖田にだけ打ち明け、任務で最も重要な局面を単身で任させる事が多い。なお、誰も口にしようとしなかった土方特製マヨカツ丼を、土方以外でただ一人平然と食した上で「犬のエサ」と断じている(6巻)。ただしヘビースモーカーである土方に禁煙を強要させる等、正当性のある嫌がらせもしたことがあり、これに関しては他の隊士も賛同していた。血液型ではA型について「土方さんの血液型だから最悪じゃん」という暴言を吐いており、血液型に関して何らかの偏見を持っているらしい。


前述のことから近藤のことは心から慕っており、彼に刃を向ける者に対しては一切の容赦がない。その姿勢はやや盲目的であり、近藤に暴言を吐いた要人を反射的に斬りかかろうとするほど(3巻)。動乱篇では、副長の座を手に入れるという目的と利害の一致で伊東の陰謀に加担したように見えたが、伊東が近藤にまで手かけようとしたことにより離反。沖田の方も伊東の野心をあらかじめ読んでいたようで、伊東一派を土方が定めた局中法度の下で粛清した。


さらば真選組篇にて近藤が逮捕された際は、土方と違い左遷されるわけでもなく真選組の制服を着たまま街を彷徨い、自身に接触してきた桂派の攘夷志士達を相手に「ただの人斬り」を自称し虚ろな表情で抜刀した。すんでのところで通りかかった神楽が止めに入り事なきを得たが、危うく人斬りの道に足を踏み入れるところであった。


銀時のことを「万事屋の旦那」と呼び慕っており、また妙に息が合い「ドSコンビ」として腐れ縁の仲(悪友)となっている。その様は、土方からは「俺には全く懐かなかったのに!どーいう事だどんな手使った!」とあからさまに嫉妬されるほど。血生臭い事を嫌う神楽とは特に折り合いが悪く、会う度に喧嘩を繰り広げる犬猿の仲だが、誰よりもお互いの強さを認め合うライバル同士でもあり、非常時には共闘することもある →六角事件。新八に対しても柳生篇(13~15巻)の際にはライバルと認識しており、文通篇では協力している。ミツバから友達がいるのか聞かれた際には大親友と称してその場に銀時を呼び出して紹介したりしている。

また銀時の方も総悟の実力を認めており、刀に取り憑かれた際の剣術を見て「(本来の)あいつの太刀筋がみえるはずがねえ」と語っている


さっちゃんとは、その性格や嗜好の正反対さ(ドSとドM)からか、絡みが散見される(銀時からは「お前ら金払うからジャンプから出ていけ」とまで言われた)が、『銀魂五年生』によれば当人たちの間に好意は一切無い様子。意外と隊外の交友関係が広いようだが、「爺さん」や「ヒロ君(地愚蔵)」、はては「猫」など、その関係性は謎に満ちたものが多い。


他作品出演編集

テイルズオブザレイズでは、コラボイベント「テイルズ オブる ザ レイズ」で登場。

魔鏡技は「斬空刃無塵ショウ」で、元ネタはTOGの主人公

どうやらドSについては出していい相手といけない相手を無意識に見分けているらしく、主人公ヒロインに対しては控えている。


グランブルーファンタジーにも、2021年のコラボイベント少年ならジャンプの裏表紙までちゃんと楽しめにおいて、土方と二人一組のコンビユニットSSRキャラとしてプレイアブル参戦する。属性は火。

万事屋の面々が、万事屋銀ちゃん事務所の居間で読んでいた週刊少年ジャンプの裏表紙のグラブルの広告からグラブルの空の世界に引きずり込まれたのに対し、沖田は真選組屯所で土方が読んでいたマガジン(ただし著作権上の問題からか作中では一部ピー音が入っていた)の裏表紙のグラブル広告から、土方ともどもグラブル世界に引きずり込まれることとなった。



関連イラスト編集

ひとひらの粛清

沖田沖田総悟

武州時代編集

転んだ幼年冲田


関連タグ編集

銀魂 銀魂の登場キャラクター一覧

真選組 万事屋 見廻組 武州 沖田ミツバ

ソーゴ・ドS・オキタⅢ世閣下 / バカイザー 初期沖田 / 総子

5年後沖田総悟 沖田姉弟 シスコン ドSコンビ 悪党とおまわり


リュウタロス:中の人繋がりかつ、一人称が「僕」、(厳密には姉でないが)「お姉ちゃん」と呼ぶ存在がいた繋がり。中の人ネタとして沖田がリュウタロスの口上を再現したこともある。


伊黒小芭内(鬼滅の刃)、武久火縄(炎炎ノ消防隊)……「嫌味ったらしい」「性悪」「ドS」など共通点が多く、中の人も同じ

真宮寺是清(ニューダンガンロンパV3)…中の人繋がりかつある点も共通している。

半田桃(吸血鬼すぐ死ぬ)…自分がライバルと決めつけた特定の相手にあらゆる嫌がらせを仕掛けるドS繋がり(ただしこちらはマザコンで、容姿(黒髪と鋭い目つき)は土方、公務員にしてストーカーという点は近藤と共通している)。

朔田流星:実写版のキャストと同じ人が演じている。ちなみに京都回では沖田総司の仮装をしていた。

シン・アスカ(機動戦士ガンダムSEEDDESTINY)…サンライズ&中の人繋がり。こちらは姉はおらず妹を溺愛していたシスコン、単純な戦力としては所属陣営最強クラスだが精神面でムラがあるなど類似点がある。ちなみに彼の上司の中の人はヅラで、友人の中の人は銀髪侍である。


他の記事言語編集

Okita Sougo


以下ネタバレ



























最終決戦から2年後。

桂が政治の実権を握ったことで真選組は力を失い切腹させられたかに思われたが、松平の口利きで表舞台から姿を消し警察ではできない汚れ仕事を請け負う組織(長い組織名なので沖田はマフィアと略した)のトップになっていた。

兵器として地球にやってきた神流と剣を交えその正体に気付き暴いた。

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