概要
日本の男性俳優、タレント。アミューズ所属。
2009年に「アミューズ全国オーディション2009 THE PUSH!マン」に出場し、応募者31514名の中からRight-on賞を受賞。
2011年、『仮面ライダーフォーゼ』にて類稀なる美貌を有する(公式設定)格闘高校生・朔田流星こと仮面ライダーメテオ役で出演。キレのあるアクションと、友情と使命の間で揺れ動く少年を描き出した優れた演技を見せた。
基本イケメン揃いの平成ライダーであるが、作中で登場人物が明確にその外見に触れた男性キャラというのは結構少なく(同作だとダディヤナザァーンこと校長の速水公平くらい)、明確にそれを出した流星は珍しいキャラクターである。
『フォーゼ』への出演を機にドラマやバラエティ、映画等に幅広く出演するようになり、期待の若手俳優の1人として注目されている。
「二次元から飛び出してきた」とファンから称されるような整った顔立ちから、漫画の実写映像化作品にも多数出演している。特に『銀魂』沖田総悟役については評価が高く、公式Twitterでビジュアルが公開された際には男性出演者の中で最もリツイート数が多かった。
2021年放送の大河ドラマ『青天を衝け』では、主演の渋沢栄一役に抜擢された(大河ドラマで平成生まれの俳優が主演を務めるのはこれが初の快挙)。
人物・エピソード
4人兄弟の次男である。
『宇宙戦隊キュウレンジャー』でスティンガー/サソリオレンジ役を演じていた岸洋佑とは学生時代の同級生で、「機会があったら共演したい」と語っている。
仲の良い俳優として山田裕貴、山崎賢人、千葉雄大の名前をよく挙げており、福士蒼汰、神木隆之介、中川大志、桜田通とも親しいという。
今を輝くイケメン俳優である彼だが、意外にも、「高校生活では帰宅部の非リア充で、リア充が妬ましかった」、「友達が3人しかいなかった」と語っている。また「中学時代がモテのピーク」、「同窓会に呼ばれない」とも発言している。
本人は自分の性格について「人見知り」「根暗」と表現しており、実際に『なつぞら』などで共演した広瀬すずは、お互い人見知りのため会話ができるようになるまで出会ってから半年ほどかかったと言及している。
休日はインドア派で、1人で漫画を読んだりゲームをしたりして過ごすのが好きだとたびたびインタビューなどで語っている。また外にはあまり飲みに行かないものの酒が好きで、自宅では漬物をつまみに焼酎を飲んでいるという。
フォーゼ作中ではキレッキレのアクションを披露したにもかかわらず、走り方をファンに弄られる事があり、本人も数回走っただけで息切れしてしまうなど、運動は大の苦手との事。
幼いころからやっていた剣道は2段の腕前で、全国1位の高校生、実業団No.1の名門チームのメンバー(※ただしどちらも女子)相手に一本勝ちしたことがある。
かつては関東大会優秀選手に選出されたこともあった。
大河ドラマ『青天を衝け』では実業家:渋沢栄一の若年期~老年期を演じたが、吉沢はあまりに容姿端麗すぎたために、配役が発表された当初、渋沢家の子孫や一部の大河ドラマファンからは「本物の渋沢栄一とまったく似ておらず、イメージが違いすぎる」と苦言を呈する声もあったという。
しかし、実際に放送が開始されると、吉沢の演技力やドラマの面白さそのものが高く評価されるようになったことで、そういった意見は殆ど聞かれなくなった。
なお、吉沢自身も劇中で栄一が年齢を重ねるにつれ、役作りのために次第に増量していったとのことだが、その結果撮影前と比べて8kgも体重が増えてしまったとのこと。
出演作
テレビドラマ
- 仮面ライダーフォーゼ(朔田流星/仮面ライダーメテオ役)
- なつぞら(山田天陽役)
- 青天を衝け(主演:渋沢栄一役)
- PICU-小児集中治療室-(主演:志子田武四郎役)
映画
- 一度死んでみた(松岡卓役)
漫画原作作品
- 地獄先生ぬ~べ~(木村克也役)
- 男子高校生の日常(ヒデノリ役)
- カノジョは嘘を愛しすぎてる(君嶋祐一役)
- アオハライド(小湊亜耶役)
- オオカミ少女と黒王子(日下部憂役)
- 銀魂(沖田総悟役)
- トモダチゲーム(片切友一役)
- 斉木楠雄のΨ難(海藤瞬役)
- ママレード・ボーイ(松浦遊役)
- BLEACH(石田雨竜役)
- キングダム(嬴政/漂役)
- 東京卍リベンジャーズ(佐野万次郎役)
- ブラックナイトパレード(日野三春役)
声の出演
- 空の青さを知る人よ(金室慎之介/しんの役)
- 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールドヒーローズミッション(ロディ・ソウル役)