略歴
1998年6月19日生まれ。静岡県静岡市出身。フォスター所属。T158、B77-W56-H80。
実の姉は同じく女優、ファッションモデルの広瀬アリス。アリスの上に兄が一人いる。
中学2年生の2012年、姉が専属モデルを務める「Seventeen」誌の専属モデルに選ばれる。
2013年の春ドラマ「幽かな彼女」で女優デビュー。
2015年7月公開の劇場用アニメ「バケモノの子」のヒロイン・楓役で声優初挑戦。また同年公開の是枝裕和監督映画「海街diary」にて綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆らと共演。同作品での演技が高く評価され、あちこちの映画祭で新人賞をかっさらった。
その後も2016年春、二部作で公開の映画「ちはやふる」綾瀬千早役で主演、また映画「四月は君の嘘」でヒロイン・宮園かをり役を演じるなど、数々の映画やドラマで活躍。2017年8月公開のアニメ映画、「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」で、ヒロイン及川なずなの声優を務めている。
2019年の連続テレビ小説「なつぞら」では、ヒロインのなつを演じた。
人物、エピソード
特技は小学生の頃からやっていたバスケットボール。姉のアリスと共に、バスケットボールについて取り上げた番組に出演している。芸能活動を始めた当時は部活を休まなければならないのが苦で、仕事に行くのも嫌な時があったという。
趣味に一人カラオケ、キックボクシングなどを挙げている。キックボクシングは元々兄の影響で興味を持っていたが、事務所の先輩である勝地涼に誘われてジムに行ったことがきっかけでハマり、三ツ矢サイダーのCMなどで実際に披露している。
映画「怒り」では、李相日監督の厳しい演技指導を受けた。劇中で共演者の少年がアクシデントで酒瓶をこぼしてしまうが、広瀬はこぼれた酒をおしぼりで拭って何事もなく演技を続けたという。また、劇中では広瀬演じる沖縄に移住して来た少女・小宮山泉が基地に駐屯しているアメリカ人兵士2人から強姦されるシーンも描写されていたが、そのシーンも見事に演じ切った。
2018年にNHKの紅白歌合戦で赤組司会を担当した際には、欅坂46を乃木坂46と言い間違えるミスを犯してしまう。(まあ、紅白の歴代司会者には、「仮面舞踏会」を「仮面ライダー」と言い間違えた加山雄三もいるので歴史は繰り返すというものなのか…。)
友人の上白石萌音によると、『ちはやふる-下の句-』での広瀬の号泣シーンでは、撮影の直前まで、同年代の女優たちとカードゲームで遊んで大はしゃぎしていたにもかかわらず、撮影が始まってわずか3秒で「いけます」と心の準備が完了し、見事に涙を流して1発OKになった。
彼女に何故そんな事ができるのか聞いてみたところ、「自分でもよくわからない」と本人も困惑していたという。
関連動画