略歴
日本の女優。
1998年1月27日生まれ。鹿児島県鹿児島市出身。T152、B84-W58-H86。
同じく女優の上白石萌歌は実妹。愛称は「もねねん」(ちなみに名付け親は広瀬すず)。
2011年、第7回東宝「シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞し、東宝芸能所属となる(同オーディションのグランプリは実妹の萌歌が受賞している)。
2014年、周防正行監督の映画『舞妓はレディ』の主演に抜擢され、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。
2016年公開の劇場版『ちはやふる』では大江奏役を演じている。
同年公開の新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』では、声優としてヒロイン・宮水三葉役を好演、同作の大ヒットにより大きく知名度を上げることになった。この功績が認められ、2017年、第11回声優アワードにて、主演女優賞を受賞している。
『君の名は。』でのブレイクを機に、様々な舞台・ドラマに出演するようになり、ソフトで優しい声質を生かしてナレーターも務めるようになるなど、活躍の場を広げている。
歌手活動
女優業と並行して、2015年からは歌手活動も行っており、2016年には映画の主題歌・挿入歌を集めたカバーミニアルバム「chouchou」をリリースして歌手デビューを果たした(ちなみに、このアルバムには『君の名は。』のエンディング主題歌である「なんでもないや」も収録されている)。
2016年10月14日には、ミュージックステーションへの出演も果たし、上記の「なんでもないや」を歌唱している。
以降も歌番組への出演や、ライブ活動などを精力的に行っており、歌も散発的ながら発表している。
なお、歌唱力に関しては、『舞妓はレディ』の監督を務めた周防正行から「平成のオードリー・ヘプバーン」と称されるなど、兼ねてより業界では高い評価を得ていたという。
主な出演作
ドラマ
ホクサイと飯さえあれば(MBS・TBS系列) - 主演・山田文子 役
ガタの国から(NHK) - 主演・片瀬未来役
陸王(TBS) - 宮沢茜 役
恋はつづくよどこまでも - 主演・佐倉七瀬役
連続テレビ小説 カムカムエヴリバディ (NHK) - 主演・橘安子 役
映画
実写
舞妓はレディ - 主演・西郷春子 役
舞台
千と千尋の神隠し — 荻野千尋役(橋本環奈とダブルキャスト)
ダディ・ロング・レッグズージルーシャ・アボット役(坂本真綾の代役)
アニメ
- おおかみこどもの雨と雪 - 毛野 役
- ちびまる子ちゃん - 9歳の少女 役
吹き替え
ナレーション
他多数
余談
- 英検2級、スペイン語検定6級の資格を持つ。ちなみにスペイン語ができるのは3年間のメキシコ居住経験があるから。
- LE SSERAFIM(元HKT48/IZ*ONE)の宮脇咲良は、小学校時代に同じ鹿児島のミュージカルスクールに通った間柄。『2016 FNS歌謡祭』の会場で思いがけず再会を果たした際には2人ともとても喜んだとのこと。また、宮脇は自身のツイッター上に、『君の名は。』の聖地巡礼をした時の様子の写真をアップロードしており、上白石萌音について「色んな映画に出演していて、本当に凄いなぁ。。」と綴っている。
- シンガーソングライターの藤原さくらとも親しく、2人の間で「やりたいことリスト」を作成しているという。
関連イラスト
上記のように、『君の名は。』で大ブレイクを果たしたことから、同作のヒロインである三葉と絡めたイラストが多い。