概要
CV:茅野愛衣
かるた部創立メンバー。会計。11月3日生まれ。16歳→17歳。1年6組→2年5組。私立文系。他のキャラクターと比較すると漫画やアニメ顔であり、後輩の菫に「睫毛が数本しかない」とメタ発言する場面もある。
実家は「呉服の大江」という呉服屋で、和服をこよなく愛している。当初、和服を着たいがために弓道部に所属していたが体力に乏しく、他の部員から浮いていた。千早から競技かるた部に誘われ、試合のときに袴を着用することを条件にかるた部へ転部する。また、家業の不振によってモデル料を工面できなかったため、千早が広告塔となる条件もあった。
千早や西田、駒野からは「かなちゃん」と呼ばれている。常に敬語で話す。
古典おたくで、百人一首や歌に関して造詣が深い。和歌の背景や意味を大事にしており、試合でも札の確認などにその意向が強く表れている。また、彼女の和歌への思いは、千早にも影響を与えている。しかし「百人一首」と「競技かるた」の違いを理解していなかったためか、かるた部入部当初は、その違いに戸惑う部分も見られた。そのためか、かるた部創設メンバーでは今だC級のままである(1年後輩の筑波にも抜かれている)。
巨乳で、富士崎高校の江室曰く「Hカップ」。そのため、対戦相手から「ボインちゃん」と、菫からは「ロリ巨乳」と認識された。また、名人戦・クイーン戦の東日本予選で出会った原田からは「おでこちゃん」と呼ばれた。
翠北かるた会所属で、専任読手に憧れを抱いている。しかし専任読手は一定期間A級で活動しなければならないことを知って落ち込んだことも。
古典文学などに精通しており、百人一首も意味や背景をすべて理解している。
「かるたが歌であることをわすれたくないんです」と競技かるたの世界にありながら歌そのものを重視する姿勢は、接点はないものの、かるたそのもの、歌人の個性を取り込んで競技に望む詩暢とも共通するものがある。
部内の2年生で太一の恋に気づいているのは彼女だけらしく、人間を観察する能力に長けている。
見た目にこそあどけなさが残っているが、太一の退部による精神的ショックを引きずった千早に休部を勧告したりざわついている下級生を叱るなど芯も強く、精神的には大人びている。
名前の大江は「大江山 いく野の道の 遠ければ、まだふみも見ず天の橋立」から。なお、大江山は京都府北部丹後地方に実在する山であり、酒呑童子の伝説でも有名である。
なお、彼女や彼女の母親が出てくる話は呉服業界の現状を赤裸々に語ったシーンも多く、実社会でも当作品は呉服業界に対し大きく影響を及ぼしている(たとえば、白瀧あゆみ杯の白瀧は呉服店の名前で呉服着用が参加条件に盛り込まれている)。
関連タグ
あるぴん・山神ルーシー貴美子(略):中の人およびトランジスタグラマーつながり。
ダクネス・詠(閃乱カグラ):中の人が同じHカップのキャラ。さらにダクネスに至っては福井県にゆかりがある作品(こちらは作者が福井県越前市出身)繋がりでもある。
紫式部(Fate):中の人繋がりかつ、古典文学や百人一首に精通している人物繋がり。