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CV:宮野真守 (小学生時)高垣彩陽


綾瀬千早の幼馴染。

千早と同じく、小学六年生の時にかるたと出会う。


負けず嫌いな性格で新に対抗するためにかるたを始めた。当初はかるたに対しての関心も薄かったが、千早の熱意に動かされ、熱心に取り組むようになる。中学時代はサッカー部所属だった。


スポーツ万能でテストも常に一位という文武両道、その上、容姿も頗る良いため、あらゆる女性から高い人気を誇る(ただ、千早への想いが強すぎるため、他の異性に靡いたりはしない一途な性格)。祖父が総合病院の院長、父も医者で裕福な家庭だが、子供の頃はそれが普通だと思っていたために、お年玉に親から10万円ももらったことをしれっと答え、周囲から糾弾されたりもしていた。


また、母親は絵に描いたような教育ママであり、何事においても一番でいることを徹底させており、彼の人格形成に大きく影響を与えている。かるたも当初はやるつもりはなかったが、千早への想いと、恋敵である綿谷新へのライバル意識が影響している。また、母親からは実力テストで学年1位を陥落したときには、かるた部を退部するように告げられていたのもあり、それで意地になっていた部分もあった。


長らく千早に片思いしていたが、千早が誕生日に企画・開催した「太一杯」の直後、ついに千早に告白する。しかし彼の想いは千早に受け入れられず、加えてテストで学年2位に陥落した(1位になったのが駒野)ことをきっかけに、あっさりとかるた部を退部してしまった。その際泣いて引き留める彼女に「俺が石でできていると思っているのか?」「かるた100枚真っ黒に見える」という言葉を投げつける。


その後は受験勉強に励んでいたが、通っている予備校の講師を務めているかるた名人(周防久志)に、本当はかるたが嫌いなのでは?と問われて苦悩することにもなる。同時に彼の愛弟子にもなり、彼から色々とアドバイス(聴力を大切にするためイヤホンで音楽を聴くことをやめるなど)を受け、彼の弟子という自覚も強めていく。


表向きはクールを装っているが、素性は根っからの負けず嫌いであり、子供の頃はそれで綿谷新へのやっかみで意地悪(勝負に勝つために彼の眼鏡を隠した)などもしたことがある(それが今も綿谷新への負い目にもなっている)。また、自分の能力をよく弁えている節があり、自分は綾瀬千早のような感じの良さ(聴力)も若宮詩暢のような視野も、綿谷新のような瞬発力もない、かるたにおいては努力の凡人だと割り切っている。その分、地頭の良さ(記憶力)には絶対の自信を持っており、一度取ったかるたや畳の上の配置は全部記憶していたほどで、それを武器に成長を遂げていく。また、窮地に追い込まれたときに、土壇場で実力を発揮することが多い。


長いまつ毛が特徴で、原田先生には「まつげ君」と呼ばれている。


誕生日:4月2日。血液型:A型。身長:172cm(高校1年生時点)。16歳→17歳


将来的に自分自身を変える(いつか名人になってやるという決意が強くなる)ため東京を離れ、京都大学を受験、そこで医者を目指すことになる。また、土壇場で綾瀬千早からの告白も受けるが、遠距離恋愛という形になってしまう。

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