概要
幼さやかわいさがイメージされやすい身長の低さと、それを覆す豊満な肉体を合わせ持つ女性のイラストやキャラクターにつけられる言葉である。和製英語。
似たタグに「ロリ巨乳」があるが、トランジスタグラマーは年齢は関係なく、低身長で、巨乳や巨尻である女性全般を指す。
現代のオタク界隈において、低年齢で巨乳の場合は、すでにロリ巨乳と言う言葉が確固たる地位を築いているため、女性の身長が伸びなくなる第二次性徴期(15歳前後)以上の、ロリではないが低身長で巨乳な女性のイラストが描かれた作品やキャラクターに使うのが妥当である。
語源
語源は古く1955年に遡る。1959年(昭和34年)の流行語大賞を受賞。
当時肉感的な体型を持つ女性を意味する言葉としてグラマー(和製英語)が日本では使用されていたが、1955年にソニーより発売された、従来の真空管ラジオより小型で高性能なトランジスタラジオが、真空管ラジオをほぼ駆逐する勢いで普及した。
この「小型で高性能」という特徴になぞらえて、「低身長だがボンキュッボン」と、世の男性にとって高性能(比喩表現)な肉体をもつ女性を意味する造語(和製英語)として誕生した。
フィクションのキャラクター・VTuber
(五十音順)
- 『アイドルマスター』我那覇響
- 『アイドルマスターシンデレラガールズ』安部菜々、大沼くるみ、片桐早苗、前川みく、三村かな子、夢見りあむ
- 『アイドルマスターミリオンライブ!』大神環、馬場このみ、宮尾美也
- 『アイドルマスターシャイニーカラーズ』園田智代子
- 『学園アイドルマスター』花海姉妹(花海咲季、花海佑芽)
- 『アリス・ギア・アイギス』兼志谷シタラ
- 『宇崎ちゃんは遊びたい!』宇崎花
- 『うちの会社の小さい先輩の話』片瀬詩織里
- 『ウマ娘プリティーダービー』マーベラスサンデー、イナリワン、ゼンノロブロイ、ダイイチルビー
- 『お兄ちゃんはおしまい!』緒山みはり
- 『神田川JETGIRLS』波黄凛
- 『鬼滅の刃』胡蝶しのぶ
- 『CUE!』六石陽菜、明神凛音、五十鈴りお
- 『吸血鬼すぐ死ぬ』サンズちゃん
- 『グランブルーファンタジー』ドラフ族
- 『ご注文はうさぎですか?』保登心愛と奈津恵(卒業旅行編以降)
- 『小林さんちのメイドラゴン』イルル
- 『咲-Saki-』真屋由暉子
- 『好きになるその瞬間を〜告白実行委員会〜』瀬戸口雛
- 『戦姫絶唱シンフォギア』雪音クリス
- 『閃乱カグラ』飛鳥、美野里、蘭丸
- 『超時空要塞マクロス』リン・ミンメイ(公式設定)
- 『デッドオアアライブ』ほのか
- 『Dr.STONE』紅葉ほむら
- 『2.5次元の誘惑』天乃リリサ
- 『ニトロプラス』すーぱーぽちゃ子
- 『NEWGAME!』桜ねね
- 『はたらく魔王さま!』佐々木千穂
- 『ハニー×ブレイド』笹倉ゆず
- 『Fate/EXTRA』赤セイバー
- 『BLEACH』バンビエッタ・バスターバイン
- 『ブルーアーカイブ』豊見コトリ
- 『ブレイブソード×ブレイズソウル』バールのようなもの神殺
- 『VOICEROID』弦巻マキ
- 『ぼくたちのリメイク』志野亜貴
- 『ぼくたちは勉強ができない』緒方理珠
- 『僕の未来は、恋と課金と。』綿谷梓、西園寺菜々
- 『まちカドまぞく』吉田優子
- 『ホロライブ』宝鐘マリン、さくらみこ、沙花叉クロヱ
- 『魔法科高校の劣等生』七草真由美
- 『魔法少女にあこがれて』阿良河キウィ/レオパルト
- 『魔法少女まどか☆マギカシリーズ』巴マミ
- 『ラブライブ!』小泉花陽
- 『ラブライブ!サンシャイン!!』国木田花丸
- 『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』優木せつ菜
- 『WORKING!!』種島ぽぷら
- 『ワッチャプリマジ!』甘瓜みるき
実在のトランジスタグラマーな人物
- 天木じゅん(グラビアアイドル、タレント) 148cm、Iカップ
- 雨宮留菜(グラビアアイドル) 143cm、Jカップ
- 石原夏織(声優、元Stylips→元ゆいかおり) 153cm、Dカップ
- 小倉唯(〃) 150cm、Dカップ
- RaMu(グラビアアイドル) 143cm、Hカップ
- 大久保桜子(女優、グラビアアイドル) 152cm、Fカップ
- 田中美久(HKT48) 151cm、Eカップ
- 谷澤恵里香(元アイドリング!!!) 150cm、Gカップ
- 十味(グラビアアイドル、#2i2) 149cm、Dカップ
- 長澤茉里奈(グラビアアイドル) 153cm、Fカップ
- 葉月あやさん(グラビアアイドル) 152cm、Hカップ
- 花井美理さん(グラビアアイドル) 147cm、Hカップ
関連タグ
白石晴香(アーティスト声優) - 本来ならBカップの数値だが、低身長かつ軽量のため、現在はCカップ判定らしい。
現実では?
俗に言われている巨乳の定義では、存在そのものが非常に珍しい。
低身長は体格全体が小さい場合が多く、体格に対して胸の比率が大きくなっても土台となる胴体が小さい為、胸そのものは巨乳とされる大きさには基本的に到達しないからである。
…だが、フィクションは自由であり「巨乳」の定義もかなり曖昧なため、あまり気にする必要はない。