「みんな可愛いくて強いから……」
「可愛いから……」
「めちゃくちゃにしたいだけなんです」
概要
小野中彰大氏による漫画作品。
竹書房のウェブ漫画配信サイト「ストーリアダッシュ」で2019年3月30日から連載中であり、単行本は既刊11巻(2024年1月時点)。
なお、元々は竹書房の漫画雑誌のひとつであった「まんがライフSTORIA」において34号(2019年1月30日発売)から連載されていたもの(ただし34号掲載分は読み切り扱いであり、本格的連載開始は同年3月30日に発売された35号から)だが、件の雑誌が同年7月30日に発売された37号限りで事実上廃刊に追い込まれたため「ストーリアダッシュ」に引き取られたもの。
2020年・2021年度の【次にくるマンガ大賞】ノミネート作品。
ジャンルは「サディスティックマジカルコメディ」(2巻帯や3巻あらすじから)。
意図せず悪の女幹部となってしまった主人公と魔法少女との戦いが話の主軸になっているのだが、悪の組織の構成員同士の小競り合いや内部抗争も描かれる。
全体的にコメディがベースだが、流血描写も見られるバトル展開やラブコメ的なエピソード、魔法少女の矜持や互いの関係の確認といったシリアス寄りのエピソードなど幅広い。
逆に魔法少女ものということで意識されがちな最近の新日常系などにありがちなショッキングかつシリアスな展開は(今のところは)無い。
昨今の魔法少女は多少黒い部分が見られる中で本作では本当に正義のために戦っているため逆に特徴と言えるかもしれない。
そして何よりメイン画像で察することが出来る通り、肌色の多い「セクシーSM(悪の)魔法少女モノ」である。時折百合描写がある。
作品名の公式略称は「まほあこ」。一部ファンには作中であるキャラが主人公を呼んだ「クソヤバ女」が主人公のみならず本作の代名詞として使われることもある。
単行本に書かれた英題は "I admire magical girls, and..." だが、英語版の単行本(電子書籍のみ)表題は "Gushing over Magical Girls" 、フランス語版の単行本(ペーパーバック)表題は "Looking up to Magical Girls" とされている。
あらすじ
今巷で話題の魔法少女「トレスマジア」に憧れる中学生柊うてなはある日、魔法少女のマスコットっぽい生き物から勧誘を受け、返答をする間もなく無理矢理変身をさせられてしまう。
こうしてうてなは晴れて魔法少女……ではなくその敵である悪の秘密結社「エノルミータ」の女幹部になってしまい、魔法少女(と自分の異常性癖)との熾烈な(?)戦いの日々が幕を開けたのであった。
登場人物
悪の組織「エノルミータ」
【ナハトベース】を根城に活動を行う悪の組織、初期は本気で世界征服を目論んでたがマジアベーゼが総帥に就任後は魔法少女にセクハラする為のサークル活動と化してる。
メンバーは初期構成員4人(離反し「ロード団」を名乗る)と、うてなたち新入りの3人。紆余曲折あって現在は6人。
幹部は肌に刻まれた黒星の数でランク付けされ、現時点でのカウント可能な形での最大数は4。
なのだが感情の昂りと共に異常な数に分裂して増えることがあり、真化の獲得などもあって強さの指標としてはロード団との対決以降はあまり役に立っていない。
柊うてな / マジアベーゼ
CV:和泉風花
本作の主人公。
3人組の魔法少女「トレスマジア」に憧れる平凡な14歳の女子中学生であったが、ひょんなことからヴェナリータに力を与えられて魔法少女……に仇なす悪の組織「エノルミータ」の女幹部になってしまう。
普段は大人しく優しい性格で魔法少女を愛しながらも、心の奥底で抱く「めちゃくちゃにしたい」欲求がヒシヒシと溢れ出る激ヤバJC(女子中学生)。ファンからの愛称も「クソヤバ女」。
打ったものを魔物に変える【支配の鞭(フルスタ・ドミネイト)】を用いてそのサディストめいた渇望を(無自覚ながらも)遺憾無く発揮する。
魔法少女のみならず自身に楯突く他の構成員たちすら射程圏内。魔法少女に限らず強くて可愛い変身ヒロイン全般が調教対象になるが、魔法少女にはさらに格別の拘りがある。
第20話にてロードエノルメを蹴落としついに総帥となった。
阿良河キウィ / レオパルト
CV:古賀葵
エノルミータの一員でベーゼ一味の仲間で、ヤンデレの素質を持つ承認欲求強めのロリ巨乳。お団子頭。出会い頭に点火した爆弾を手渡すヤバイ気性の持ち主。世間では自分よりも魔法少女がちやほやされることが許せず、彼女たちを倒すためエノルミータに加わった。
当初「魔法少女に負けたのにヘラヘラしていた」うてなを敵視していたが、彼女に高圧電流による快楽拷問を行われた姿を「世界一可愛い」と褒められたことで、以降はストックホルム症候群的な心理作用からか好感度MAXに。うてなの通称「クソヤバ女」の名付け親。
前述の承認欲求も薄れてうてなに関しては意外と尽くすタイプとなっている。5巻にてうてなとの約束もありついにホテルに挑むがうてなの気持ちを確認してしまい…。
レオパルトとしての姿は軍服をモチーフにした衣装で、うてなの採点では「100億万点満点」。下半身はほとんど紐なパンツとブーツくらいで露出は高め。
銃砲火器や爆弾を自由に召喚し行使出来る能力を持ち、召喚可能な武器も銃や手榴弾から閃光弾まで多種多様。真化形態【クソつよステイト】では、黒いはネコミミ軍帽、左半身が露出した萌え袖軍服風の姿に。ビームや鉤爪も出せる。
杜乃こりす / ネロアリス
CV:杉浦しおり
エノルミータの一員でありベーゼ一味の仲間。ヴェナリータを見つけ尻尾を引っ張ったことから勧誘された。
無口で一見感情の起伏に乏しい大人しい気性の女子小学生。意思の疎通は可能。連載が進み表情は豊かになっている。
ネロアリスとしての姿は『不思議の国のアリス』モチーフのコスチュームで、うてなは「女の子の憧れ」として大興奮。
おもちゃを意のままに操る能力を持ち、おもちゃを使役するのみならず対象をドールハウスに閉じ込め認識を改変する魔法が使用可能。この能力は敵の捕縛のみならず、傷病の治療も行えるという、汎用性の高い攻防に優れた能力で内からの脱出は困難。ただしまだ幼いため長続きしない。
阿古屋真珠 / ロコムジカ
CV:相坂優歌
エノルミータの初期構成員のひとりで、「ロード団」のメンバー。
水兵服と学生のセーラー服をミックスしたような服で何故か胸部はビキニ水着風。
アイドルを自称しており声を使った音波攻撃を行う、なお歌の実力は「絶妙にいじりにくい程度にヘタ、そして作詞はくそダサい」(レオパルト談)とのこと。ちなみに星3。
姉母ネモとは幼稚園からの仲。
うてなからの調教で露出に目覚めたが、信頼しているネモに見られるのが自発的に行える範囲でもある。以降エノルミータでは主にツッコミ役となっている。
姉母ネモ / ルベルブルーメ
CV:津田美波
エノルミータの初期構成員のひとりで、「ロード団」のメンバー。
アサシンのような服装でぱっと見は意外と露出が少ないように見えるが前と後ろの布を紐で結んだような格好で横は丸出し。影を使い相手を操る某忍者漫画の中忍のような能力で星3。
男勝りな口調で、真珠とは幼稚園からの付き合いで喧嘩するほど仲が良い。
それを暴かれたうえ真珠との強制的に仲直り(上述の【マジアベーゼが満足するまで出られない部屋】)をさせられキスされたり服を脱がされたりと前進することになった。
エノルミータでは真珠同様ツッコミ役な一面もあるがうてなとキウィの関係にエモさを感じ単行本の4コマでたとえ話をして真珠から引かれている。
ヴェナリータ
CV:福圓美里
うてなたちをサポートするマスコットキャラクター。
星の意匠がある黒い猫のような見た目をしており、うてなたちをエノルミータに引き込んだ元凶。
シスタギガント
CV:井上喜久子
エノルミータの初期構成員のひとりで、「ロード団」のメンバー。
シスタという名の通りシスター服風の衣装を着ている。間延びした口調が特徴で語尾に小文字が入る。
一見、悲観的な性格のようで目に涙を浮かべていることも多いが、レオパルトにはウソ泣きであることを看破されている。
巨大化能力とそれによる肉弾戦がメインだが小さくなることもできる。星は3つ。
ロードに服従を装いヴェナに陰から協力してはいるが、その実ヴェナをも欺いている。レオパルトに敗北した後は表舞台からは姿を消した。行動指針や平時の姿、本名など謎は多い。
ロードエノルメ / ???
CV:日笠陽子
エノルミータの初期構成員のひとりで、「ロード団」のリーダー。
着物にエポーレットの着いたマントを羽織っている。
ヴェナリータが慎重派であるのに対してこちらは過激路線を標榜し、幾度も魔法少女狩りを実行している。
星4の魔力と無尽蔵の魔物の創造能力でマジアベーゼを圧倒するが、貶めがいのある姿(ロリ)へとフィルタをかけられ、モチベーション激増したうてなに敗北する。
その後、ヴェナに使い捨ての噛ませ犬に仕立て上げられていたことを明かされた後、用済みとしてシスタに襲われ消息を断つ。
威圧的な見た目に反し、世界征服の野望や特典での「ロード団」命名の経緯など子供っぽい一面が見られる。その性格をヴェナに付け込まれ、大学を中退してエノルミータに入った過去を持っている。
魔法少女「トレスマジア」
その名の通り、巷で話題の魔法少女たち。全員うてなとクラスメイトで14歳。
主な3人以外にも魔法少女はいるようだが、現在進行中の「魔法少女狩り」によりその数を減らしているらしい。
花菱はるか / マジアマゼンタ
CV:前田佳織里
槍を武器に戦うピンク系魔法少女。
実はうてなのクラスメイトだが、変身時に作用する認識阻害魔法の効果により、お互いの正体は知らない。
明るく活発な性格で何故かなめ茸等のキノコ類に異常な執念を燃やす女子中学生。陰キャ気味なうてなにも積極的に交流を図ろうとする。
良くも悪くも純粋な心の持ち主でもあるため時折エノルミータに言いくるめられそうになることもある一方、打倒マジアベーゼのためにとんでもない奇策を思いつくこともある。
水神小夜 / マジアアズール
CV:風間万裕子
大気中の水分を操り戦う青/グリーン系魔法少女。
神社での戦いでマジアベーゼに視界を奪われた上で体を滅茶苦茶にされて以来ドMと化してしまい、自分から敵に捕まりに行ったり、ベーゼとの戦闘後に倒れていたはるかにどんなことをされたのか非常に興奮しながら尋ねたりと、当初のクールなイメージとはかけ離れたポンコツっぷりを晒してしまう。
終いには快楽落ちしかけベーゼに降りかけるが、筋金入り魔法少女オタクである彼女には許しがたいことで「解釈違い」と断じて蹴り戻された。
その後、魔法少女の矜持で覆う再起を果たし新たな姿を獲得。
以降は前以上に持ち前の正義感を発揮することになったが同時に何事も『愛』と絡めたM発言によってはるかたちからも共感を得られなくもなっている。
天川薫子 / マジアサルファ
CV:池田海咲
京都風のはんなり言葉で話す黄色系魔法少女。
うてなのクラスメイトだが、はるか同様彼女の正体は知らない。
一見するとおっとりした大人しい少女に見えるのだが、実際は血の気が多く過激な性格。トレスマジアの仕切り役ともいえる立場。番外編の4コママンガでは不思議ちゃん的な面も見せる。
普段は防御タイプの魔法少女だが、実際は殺傷能力の高そうな巨大ナックルを振るうステゴロ上等な戦闘スタイル。魔力と体力の消耗が激しい形態だが隠している理由は子供とスポンサーの関係の様子。
この戦闘スタイルの方が彼女の好みでストレス解消にもなっている。
ヴァーツ
CV:阿澄佳奈
はるかたちをサポートするマスコットキャラクター。
ハートの意匠が見られる白い猫のような見た目をしており、はるかたちを魔法少女に勧誘した。
小夜の勇敢さに目をつけ勧誘し、彼女の不調(というかドM化)には過酷なことを頼んでいることから休養を提案するなど善良なマスコット。
トレスマジアのメディア活動の際も結界を張って対策している。
ヴェナリータとは外観が酷似しており面識もあるようでその目を覚まさせようとしているが…。
もし序盤でうてなに接触したのが彼(?)だったならどれだけ良かったのやら……。
魔法少女「シオちゃんズ」
エノルミータ壊滅を目的に集まった魔法少女。魔法少女狩りでトランスアイテムを奪われなかった元マジアブランの蘭朶を含めて突如現れた。
全員が真化の維持が可能で真化した姿を保ち続けている。
忌田シオン / イミタシオ
「シオちゃんズ」の中心人物。顔の左半面を覆う仮面が特徴のロリ体型魔法少女。
複数の薬毒を操る能力と大剣が武器で敵対姿勢を明確にしているエノルミータのみならずほかの魔法少女チームにも攻撃を加える危険人物。自身や他者の臀部とケツドラムに異様な執念を燃やす。いかなる理由によるものかマジアベーゼには強い敵意を見せるが、これにはある理由があった…
魔法少女の共通衣装の色は黒。
多田蘭朶 / ベルゼルガ
包帯や襤褸布のような衣装が特徴の魔法少女。血液を操る能力を行使している関係上栄養補給が欠かせない体質らしく、大規模に能力を使う前後では肉を食べている。シオンとは何らかの信頼関係を築いているようにも見える。極度にヤンデレ気味。
感情の起伏が希薄でマジアベーゼの嗜好もとい得意技の「羞恥責め」には耐性を持つ。
かつてはロード団による魔法少女狩りの生き残りで元の名前はマジアブラン。
桃森百花 / パンタノペスカ
理知的な見た目に反して魔法少女やエノルミータ幹部を含めた少女たちのセンシティブな画像や映像の収集に並々ならぬ熱意を見せる、「マジアベーゼ2号」のようなド変態魔法少女。しかし当のマジアベーゼですら「あなたのエロにはストーリーがない」と言い捨てられるほどに無節操。
衣装は縦リブニットと片眼鏡に角帽が特徴。土を操り人形を作る能力を持ち、一見して判別は困難なほど精密に動かすことも可能。これにより自カプの捏造エロ動画をSNSに投稿する「創作活動」が趣味。ちなみにベーゼ×レオパルトは「地雷」としてNG。
魔法少女共通の衣装に変身したことはあるが色は不明。
TVアニメ
2023年3月にアニメ化が発表された。2024年冬アニメとしてTOKYOMX、サンテレビ、AT-X、KBS京都、BS11で放送された。また、dアニメストアやU-NEXTなどでの配信も実施している。
制作は旭プロダクション。
2024月10月5日に開催された本作のイベントにて2期制作が発表された。
単行本のおまけや特典の内容が反映された以外にも話数のシャッフルを始めアニオリによる再構成やエピソード追加も見られる。
これらのアニオリはインタビューによると原作側からの設定提供が加えられたり、アニメ側での作ったキャラクターを深彫りするアニオリエピソードとのこと。
そのため、原作にはなかった設定や描写が出たり、後のエピソードや再構成の影響か原作とやや違う描写になっているシーンもある。
こりすの家庭事情(原作では40話ほど後になる第10巻第49話で明らかになるほか、アニメ側で先に明かされて原作にも後から出た設定もある)、薫子の魔法少女に入るまで(7巻で語られたエピソードが肉付けされはるかとの関係も踏まえたものになっている)、うてなが子供のころから好きな『魔法少女ミラクル★みみる』(劇中描写から恐らく作中作のアニメ作品。みみるCV:丹下桜、ミプルンCV:久川綾でありメタ的には恐らくCCさくら)などは本作で明らかになった。
また、原作以上の性的描写が増えている。こうした原作側からの協力もあり原作から深彫りされた設定と増した性的描写の結果、原作では出ていない乳首が原作者設定でアニオリで出た。
なお、監督が最初の打ち合わせでプロデューサーに乳首を出すか尋ねたところプロデューサーによって出す方針が決まったので原作者に打診して新たに設定されたという。
本作はストーリー上、性的描写が多く含まれるため、テレビ放送や配信など媒体によって異なる3つのバージョンで展開され、本編の映像と音声に規制や修正(謎の光、ボイスミュートなど)が施される。
- TV放送Ver.:映像の規制、音声の修正がある。
- あこがれVer.:一部映像の規制が解除されている。AT-Xとdアニメストアのみで視聴出来た。
- 超あこがれVer.:映像・音声ともに修正がない。2023年12月時点で、対象媒体はBDとDVDのみとなっている。
主題歌
オープニング
- 歌:NACHERRY
- 作詞・作曲・編曲:Motokiyo
エンディング
歌:マジアベーゼ(和泉風花)※、レオパルト(古賀葵)、ネロアリス(杉浦しおり)、
- 作詞・作曲・編曲:烏屋茶房
※第1話のみ「悪の女幹部」とクレジットされている。
「とげとげサディスティック(5人Ver.)」
歌:マジアベーゼ(和泉風花)、レオパルト(古賀葵)、ネロアリス(杉浦しおり)、ロコムジカ(相坂優歌)※、ルベルブルーメ(津田美波)※
※第10話から追加されたアレンジバージョンで、ロコムジカとルベルブルーメの2人が新たに加入した仕様になり、アニメーションも2人が追加されている。
ASMR
【魔法少女にあこがれて】【ASMR】マジアベーゼにいたずらされて【耳ふー・咀嚼音・耳かき】
2期制作決定特報映像
用語
魔法少女
作中に登場しているのはトレスマジア3人+シオちゃんズ3人の計6人。
作中キャラのセリフからするとほかにもいるらしいがロード団の魔法少女狩りで数を減らした。
メディアを通じて支持を集めており様々なタイアップグッズも商業展開している。うてなはこれを集めている。
名前だけ出たマジアシアンを含めてマジア(色)で統一の様子。
変身衣装は共通で色のみ変わっている。
悪の組織の女幹部
作中に登場する組織構成員は「エノルミータ」とそこから離反した「ロード団」の計7人、離脱や加入を経て現在は6人。
組織名か女幹部としての名前で呼ばれるので彼女たちを指す具体的な役職名はない。
露出が激しい傾向にありニプレスやビキニ、確実にはいてない衣装が多い。
うてなから見れば魔法少女ではないものの変身ヒロインであることからストライクゾーンには位置しており敵対すれば彼女らの調教も行う。
魔物もいるようだが女幹部が能力で使役する魔物以外はそんなに強くないのか、あまり登場しない。
変身(トランスマジア)
魔法少女と女幹部双方に共通する言葉でこれをそれぞれのマスコットの意匠に似たトランスアイテム(ハートと星)を持ち唱えることで変身できる(トレスマジアは2話でトレスマジアと言って変身したシーンもあり単行本でもそのままだったが重版やアニメ化でトランスマジアになっているのでミスと思われる)。
認識阻害の魔法が働くため目の前で変身しない限り世間や互いに正体が露見することはない。
他人が唱えたり欲望に呼応して魔力が溢れ出すことで勝手に変身することもある。
真化(ラ・ヴェリタ)
力の源である想いがオーバーフローしたときに起きるヒロインの強化現象。いわゆるフォームチェンジで魔法少女とエノルミータともに同様の現象が起こる。
余談
SMネタを中心にやっていることから同時期に放送されたアニメと合わせて「汚いニチアサ」と呼ばれている。
そして、ネット流行語100にも上述のバーンブレイバーンと共にノミネート。そこで、何とトップ10内に入っただけでなく、6位にランクイン。2024年に放送されたアニメ作品では2位に入ったのである。これには、まさか……と思った人もいるかもしれない。
(テレビアニメに限れば、1位は上述言及しているバーンブレイバーンである)
公式サイト
関連項目
アクロトリップ、魔法使いになれなかった女の子の話。︰共に2024年秋アニメで、いわば“きれいなまほあこ”とも言える内容。