概要
※3巻おまけより。
漫画『魔法少女にあこがれて』に登場するキャラクター。
魔法少女「トレスマジア」の一員で、イエローの魔法少女「マジアサルファ」に変身する。
京都風のはんなり言葉で話し、一見するとおっとりした大人しい少女であり本人も変身前後共にそう振舞ってはいるのだが実際は気が強く喧嘩っ早い。そのため、根っこは好戦的であり魔法少女入りのきっかけも魔物に襲われた際にキレてひたすらその辺の瓦礫で殴りつけて返り討ちにしたことであった。戦いが中途半端な結果で終わることが続くとストレスとなってしまう。
阿良河キウィ(レオパルト)の口の悪さと薫子の不機嫌なタイミングが合わさった結果、しばしば口喧嘩をする間柄になっているが口喧嘩では圧勝している。変身後のレオパルトとも険悪。
魔法少女として
非常にシビアな考え方の持ち主でもあり、「自分たちと戦っている以上、エノルミータの構成員は全て敵」と考えて譲らないほか、同組織で内部抗争が発生した際にも「潰し合ってくれた方が好都合」と言い放っている。
それゆえ、純粋なマジアマゼンタとドMのマジアアズールが敵になびかないためのストッパーの役割も担っているらしく、トレスマジアの仕切り役ともいえる立場。
ツッコミとしての活躍も目立つ。
魔法少女時に普段猫をかぶっているのは子どもやトレスマジアを応援してくれる人に応えたいという思いからであり、正義のヒロインは最後に勝つものとして折れない心を持つなど好戦的な面もいい方向に働いており、世間のイメージとは違った面を見せた彼女も、魔法少女オタクの柊うてなにとっては「推せる」材料となった。
マゼンタもとい花菱はるかには自分が裏切ったふりをした際に薫子を思ってあえて救援せずに信じるという形をとってもらったことから借りを感じている。
ベーゼの暴走時に互いに意図せずはるかも覚えていない形でキスされてしまい以降彼女が気になるように。
はるか絡みでは独占欲のような感情が芽生え、いつも通りに触れられたり色っぽい姿を見た際には激しく動揺する。
また、「ンミミィ」や「ミ゛ィ——ッ!!」といった鳴き声?を挙げることが増えた。
阿古屋真珠と姉母ネモの関係を知ってからは二人の仲をからかう建前で恋愛について聞き出そうという姿勢もあり二人にも気付かれてアドバイスされている。
アニメでは魔法少女になる以前から親しくなろうとして鬱陶しいともいえる彼女の姿や魔法少女入りを断った時に見せた根拠のない前向きさに友人として好感を持っている描写が増えている。
なお、タコが嫌いで触手攻めに異様に弱くアニメではたこ焼きもタコ抜きで頼むほど。