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「うどん食べますか」


概要編集

CV:富田美憂


一ノ瀬学園3年F組所属。数学物理においては敵う者がいないと言われる通称「機械仕掛けの親指姫」


古橋文乃と共に進路志望を叶えるために唯我成幸の教育を受ける事になる。


容姿編集

薄いピンクのショートヘア眼鏡を掛けており、低身長(143cm)の割に胸はグラマラス(後日談でも胸の成長が続いており、最終的にどこまでいくのか未知数)。低身長は本人も気にしているのか、うるかに指摘された際には「ちんまくありません!」と言い返している。


人物像編集

理系では無類の強さを誇るが、それが逆に数値化出来ない、理論によって理解することのできない分野においては足枷になってしまっており、文系、特に国語の成績は壊滅的。それ故に相手の感情を読み取る事も苦手である(皮肉にも言葉通りに解釈する)。


他人に興味を持たず、また周囲からも浮いているぼっちであるために息抜きは大抵一人遊びで、趣味のアナログゲームに興じている。しかし一人でプレイする分には問題なくとも、上述の通り相手の感情を読むのが苦手なために、対人戦ではすこぶる弱い。そんな自分に対する悔しさから、「人の感情を理解できればゲームで勝てるようになるのでは」という想いを抱いたのをきっかけに、心理学を学ぶ道を志すようになり、文系の大学を志望している。


素の性格はかなり負けず嫌いで、淡々と振る舞っているように見えて意外と感情的になりやすい。

暗闇が苦手、カナヅチである等、文系以外にも弱点は多いが、負けず嫌い故に指摘されるとだいたい強がって否定してくる。


実家はうどん屋を経営しており、決まった時間になると店の手伝い(金銭に疎い父親に代わって金の管理や金勘定も行っている)のために下校したり、夜にはうどんの出前も行っている孝行娘。昼食の弁当もうどんを持ってきてる。また、うどんをよく勉強仲間への差し出しなどに持ってき、ことあるごとに「うどん食べますか」と言ってるのでうどんキャラが定着しつつ…つーかうどんの妖精みたいになってる。

父親はいるが、兄弟姉妹はいない。母親はいるようだが作中では一切登場しない。その父親は娘を「理珠たま」と呼んで溺愛し、成幸には過剰なまでの敵意を向けているが、当の理珠には辟易しており、辛辣に扱っている。なお昔うさぎを飼っていた模様。


当初は隣の席の成幸の名前も認識していなかったが、独自の方法で教育に心血を注ぐ成幸の行動に関心を示し、以降は彼の名前を憶えて「唯我さん」と呼ぶようになり、同時に彼に心惹かれていくようになるが、恋心を自覚していないため自分の感情が理解できずに戸惑っている。


よくふんすふんすしてる。


注意!14巻以降のネタバレを含みます編集

センターまで一ヶ月のクリスマス、自分の実家でみんなと勉強会。しかし理珠が着ていたサンタコスの糸がほどけてしまうハプニングがあり、成幸が修繕することに。しかもかなり年季が入っており、そのコスチュームは今は亡き祖母の手作りであった。小学生の頃、彼女には祖母がいた。とても祖母の事が好きだった彼女は小学生になっても同学年の生徒とは遊ぼうとせず祖母がいればいいという考えだった。祖母が毎年クリスマスに作ってくれたボードゲームを成幸といつかすることを約束。理珠はなぜみんなは自分に良くしてくれることに疑問を持つ。みんな良くしてくれるのはみんな理珠のことが好きだからと成幸は言う。しかし、


「でも私は…私が嫌いです」



過去編集

数年前、高校生になった理珠は古橋文乃と共に教育係をつけられる。当初は文乃の事を同じ穴のムジナ程度にしか思っていなかったが、文乃が実家のうどん屋に来店しバイトとして働いてもらう中で文乃の人の気持ちを読み取る能力を感じる。自作ボドゲを文乃に見せ、文乃の夢を聞く中で文乃は自分のなりたい人だと感じ、文乃と自分を比べコンプレックスをもってしまう。しかし現在割り切っており人の気持ちを昔より聡くなっていると言う。ところが次の日には勉強会に3日間来なくなってしまう。保健室で仮眠を取ろうとしてると、怒らせていると勘違いしてしまい、フラフラになっていた成幸が仮眠を取っていた。目覚めた成幸は怒らせてしまったと謝罪するが、理珠は自分を見るなと言う。途中意識してしまったと勘違いして、フラフラした文乃が来て、ハプニングになるが、理珠は本心は自分が好きになるどころかだんだん嫌いになってしまい、このままだとみんな祖母みたいに嫌いになると思い、遠ざけてきた。しばらく一人でいてほしいと言う。

実はある時、祖母は突然理珠を突き放す態度で、「理珠ちゃんと一緒にゲームだって?やだね、ばーばに勝てるくらい強くなってから出直しといで」と言う。当然理珠は戸惑ってしまい、「ばーばは私がきらいになったのですか!?」と言う。祖母は「そうだよ」と言う。当然理珠は思わず「じゃあ私もばーばなんてしりませんっ!だいきらいですっ!!!」と言ってしまう。結局理珠とは仲直りが出来ないまま祖母は他界してしまった。理珠は当時の祖母の本心が分からないため「自分が嫌な子だから嫌われてしまった」と考えてしまった。そしてボードゲームに強くなれば、祖母の気持ちが理解出来るのではと思うようになる。


文乃「…りっちゃんは大馬鹿者、だよ」


真実編集

数日後、理珠が家に帰るとサンタ姿の唯我成幸が出迎え、テストを渡してくる。

「これを解き終わった時自分を好きでいたら成幸の勝ち。好きじゃなかったら自分の勝ち」という説明を受け混乱した理珠だったが問題に取り掛かる。

問題文を読む内に自分の事が書かれているように思っていたが「私はずっとりっちゃんになりたかった」という文でこれは文乃の話ということを知る。

実は文乃も理珠の真っ直ぐさに対して憧れを持っていたのだった。そして皆とボードゲームを遊ぶ内に祖母が皆と遊べるボードゲームを作れば孫も友達と遊ぶようになるのではないかと、大人数で遊んでもらうために作っていた事、実は祖母は孫の事を愛してると同時に自分がいなくなったら、と不安に思っていた。そこで本心とは裏腹にわざと孫を突き放し、嫌われようとしていた事を理解する。(小学生の頃の理珠は同級生などとは遊ばず祖母と遊ぼうとしていため)

そしてボドゲを終えて文乃の「まだ自分の事が嫌いか」という問いに対して

「大好き」と答える。

その視線は教育係である唯我成幸に向けていた…。


個別ルート『機械仕掛けの親指姫』編集

並行世界では文化祭の花火で偶然手を繋ぎ、上記の騒動の後に文化祭のジンクスが本当か確かめるためにジンクスが迷信なら成幸のかち、好きになったら理珠の勝ちという「ゲーム」を申し立てた。このクリスマスでの出来事をうるかと文乃に見られており、2人が身を引くきっかけになっている。大学1年生となり真冬と成幸が以前訪れた事故物件で紗和子とルームシェアしている。高校の時よりも積極的となっており成幸には自らを「理珠」と呼ぶように要求する場面も見られる。また成幸が「寂しくないフリ」をしていることを見抜くなど以前と比べ人の気持ちにも聡くなっている。最終的には2人の母校である一ノ瀬学園で成幸から告白を受け交際することになる。

最初はみさお(cv石見舞菜香)のことは紗和子と同様認識しておらず、みさおの行動には度々恐怖させられていたが最終的には目視できるようになっている。



余談編集

  • 構想時に当時の担当編集からの「筒井先生のメガネ女子はイケる気がします」という意見を信じて(真に受けて)爆誕した。
    • 構想段階では文乃ではなく理殊が黒髪ロングだったらしい。
  • 実家がうどん屋な理由は作者がバイトしたことがあるうどん屋、焼き肉屋中華料理屋の中から消去法で選んだから。
  • 理珠の祖母の話の回想で出てくる背景は実際の作者の祖父母の家の近所がモデルになっている(らしい)


関連タグ編集

ぼくたちは勉強ができない 爆乳

マジカルパティシエ小咲ちゃん!!:作者繋がり。作中に出てくる変身ヒロインの大半が変身前はメガネ女子

公式コラボで共演したキャラ

雨野狭霧

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