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唯我成幸

ゆいがなりゆき

『ぼくたちは勉強ができない』の登場人物(イラストの眼鏡を掛けた男子)
目次 [非表示]

「お前らのこと幸せにしてみせるから俺を信じてつきあってくれ!!」


概要編集

CV:逢坂良太


本作品の主人公。一ノ瀬学園3年B組所属。

学校負担で提携大学へ進学できる「特別VIP推薦」を受けるために、同じ学校に通う天才である古橋文乃緒方理珠武元うるからの教育係として奮闘することになる。


人物像編集

生真面目で面倒見の良い性格。教育係を引き受ける以前から友人達に対し苦手な個所を纏めて書いた写しのノートを渡していた。

努力型の秀才で、今でこそほぼ全教科で8割以上の成績をキープしているが、中学時代は要領の悪さからクラスでも平均以下の成績だった。


家は貧乏で、父親は5年前(中学校に入る直前)に他界しており、現在は母親の花枝と中学生の水希双子の姉弟・葉月と和樹との5人暮らしである。

特別VIP推薦を狙っているのも、家族に楽をさせてあげたい一心からである。


意外な特技は裁縫で、その腕前は姉弟たちの服を手縫いで作成できるほど。

片付け・掃除も得意としており、桐須真冬汚部屋全力を出せば30分で綺麗にできる。

反面、料理の腕は高くない(レシピを教わればそれなりにうまくできる様子)。また、デジタル機器の扱いが壊滅的に下手で、スマートフォンは弄り出して数分で挫折、デジタルカメラも手ブレをよく起こしている。

体育も不得手で、水泳は全く泳げない事から補講を受けており、マラソンも余裕で周回遅れとなった。


前述の家庭の経済状況のせいで金銭感覚は非常にシビアで、ドリンクバーでは元を取ろうとしてとにかく飲みまくる、停電の際には原因として真っ先に電気料金の未払いを疑う、とその手のネタには事欠かない。さらに好みの女性のタイプも「貧乏でも一緒に家計を支えてくれる子」とちょっと重め。


始めは文乃・理珠の不得意分野でのダメダメっぷりとそもそも勉強に対する苦手意識の強いうるかに苦労するが、独自の方法で教育法を導き出して徐々にだが成績を伸ばしていく。


一方で、恋愛面のほうでは非常に鈍感でいつも肝心な所で女心に気付けない。

それ故に文乃達と接する際、傍から見ると余計な誤解を招きかねない言動や行動を取る事も少なくなく、その自覚も無い。周囲からそれを指摘されても何が悪いのか理解できず、見当外れな解釈をして呆れられる事も多々ある。

ただ、異性意識が無い訳ではなく、理珠と事故でキスしてしまった件は延々と引っ張っており、うるかが自分の事を好きだという話を聞いた際はパンわさびを塗って食べるほど上の空になった。

理珠・うるかと関係が微妙になった際に「とりあえず距離を取ればいい」と考えるように対処策がイマイチのため、文乃から女心について度々レクチャーを受けており、「古橋師匠」と呼んでいる。

また、根が素直な為か、上記の様に彼女達の自分に対する気持ちに気付く機会に恵まれても、相手が遠慮や羞恥心から吐いた嘘の否定をあっさり信じてしまい、これも中々関係が進展しない一因となっている。


余談編集

  • 名前の由来は「家族のため、まわりの人のため、他人の幸せばかり考えてきた主人公が、最後に『(ただ)(自分)がせにる道を選ぶ』」から。
  • 第一話と最終話で比べて作画的にも、もっとも変わったキャラと言える
  • 作者の筒井は最終巻で「ラブコメの主人公であるからには、読者に分身として感情移入して読んでもらう必要があります。なので、人間として『このキャラを好きになれるか』を誰より意識したキャラだと思います。なので、僕は成幸が大好きです。」と語っている。
    • まあ作者はぼく勉キャラは箱推し、強いてあげるなら水泳部の池田推しなんだが…。

関連タグ編集

ぼくたちは勉強ができない

古橋文乃 緒方理珠武元うるか 桐須真冬 小美浪あすみ

眼鏡男子 秀才 朴念仁 一級フラグ建築士

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