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概要編集

桐須真冬先生の妹。

東景女子大学の現役女子大生で、エリジブル(アマチュア)のフィギュアスケーターとしても活躍している。

2文字の熟語を多用する真冬と同じように、「一日千秋」「画蛇添足」「観天喜地」などの漢字四文字の熟語を会話の途中に挟むという特徴的な話し方をする。


完璧主義で思い込みが激しく、融通が利かない性格。かなりのシスコンで真冬のことを敬愛し、完璧であると信じ切っているが、「部屋が片づけられないドジっ娘残念な美人」という彼女の素顔のことは知らない(真冬が実家にいた頃は両親が掃除をしていた)。

完璧主義の例を出すと、幼少期に可愛がっていた犬のペロに対してお手どころか将棋まで教え込み(しかも美春に勝てなければ飯抜き)、その無自覚なスパルタぶりからペロは脱走してしまった。

余談だが後に脱走して野良になったペロの子供が登場しているが、彼女の教育のせいか母と揃って人語を完全に理解している(脱走した際もギャグ描写ではあるが「探さないでくだワン」と日本語で書き置きを残している)。

後述の勘違いから成幸に「24時間付きっきりで勉強を教える」と言い出した時も本当に24時間きっちり一睡もさせずに教え込み、成幸を愕然とさせた(美春本人は全く疲れを見せていない)。


選手だった頃の真冬を「天才」「年齢のハンデも関係ない」と尊敬しており、フィギュアスケートの道に戻るべきと力説するも、その過去には触れられたくない彼女からは、きつく咎められている。


汚部屋を片付けるために真冬が呼び寄せた唯我成幸が、姉と交際していると早合点し、色仕掛けで自分に目を向けさせることで姉から引き離そうと企むも、当の自分自身が女子高女子大育ちで男性に免疫がなかったため、些細な事で逆に赤面したり色仕掛けで自爆するなど、姉同様の「残念な美人」ぶりを披露する羽目になった。


また、緒方理珠程ではないが理系科目が得意であり、真冬の家で成幸に教えたこともある。ただし、その教え方は「一晩で1冊問題集を解く」など詰め込み型の超スパルタ。


最終巻のおまけではギャグ調ながらも、初めて親しくなった異性である成幸のことを本当は意識していたと思わしき描写がある(「姉の身代わり」と称して成幸と付き合っているのを妄想し、満更でもない反応を見せていた)。


関連タグ編集

ぼくたちは勉強ができない 桐須真冬

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