ふと目を覚ますと、そこは10年前の今日。
ここから始める、もう一つの人生<リメイク>
概要
原作・木緒なち、挿絵・えれっとによるライトノベル。KADOKAWAのライトノベルレーベルの一つであるMF文庫Jにて、2017年3月から2023年3月にかけてリリースされている。全12巻。
またスピンオフ作品として、『ぼくたちのリメイク ver.β』が存在する。こちらも木緒なちが執筆、MF文庫Jから刊行されている。全3巻。こちらは10年前に戻らなかった恭也の苦闘振りが描かれている。
あらすじ
※TVアニメ公式サイトの内容を引用・改変しています。
2016年。僕、橋場恭也はしがない28歳のゲームディレクター。会社は倒産し、当初の企画も頓挫して実家へ帰ることにした。
輝かしいクリエイターの活躍を横目にふて寝して目覚めると、なぜか10年前・2006年まで時間が戻り、「大中芸術大学進学ルートを選ぶ」世界線になっていた。
当時選ばなかった道を選んで、憧れの芸大ライフ、さらにはシェアハウスで男女四人の共同生活と突如、バラ色の毎日に!ここから僕の人生ルートを作り直すんだ―――
クセのあるクラスメイトたちと共に送る新生活がいま始まる!と、意気揚々と始めてみたものの、そんなにうまくはいかないみたいで……。
主要登場人物
1987年5月25日生まれ。28歳。奈良県で生まれ育ち、地方の私立大学・近来大学経済学科を進学し卒業、これとは別に受験し合格していた大中芸術大学映像学科へは進学しなかった。ゲーム開発者を志望するも就職できず、職を転々としてから26歳の時にエロゲメーカーのディレクターになったのだが…
1987年4月19日生まれ。通称「シノアキ」。(大学の)同級生で福岡県出身。小柄でおっとり気質でバブみを感じる。
1987年12月25日生まれ。同級生。目標を決めずに「自分探し」のために大学へ進学した。歌を歌うのが上手いが、人前に立つのが大の苦手。
1987年6月26日生まれ。同級生。ものづくりに対する強い思い入れがある。負けず嫌いで恭也をライバル視している。
1988年1月14日生まれ。同級生。見た目も中身も不真面目の塊。が、シナリオ制作の才能がある。
大学の映像学科の助教授。映画製作の実習(実技)を担当。
コミカライズ版
講談社が運営するWebコミック誌「水曜日のシリウス」にて2018年11月から2019年8月まで掲載。その後同年9月からは、同じ講談社が運営するWebコミック誌「マガジンポケット」に移籍した上で2022年4月まで連載された。作画を手掛けるのは閃凡人(pixivアカウントはこちら)。
単行本は全7巻。
TVアニメ
2021年夏アニメとしてTOKYOMX、サンテレビ、KBS京都、AT-Xに加えてBS日テレほかにて放送。
外伝のver.βの要素も若干組み込まれている。
なお、初回は1時間スペシャルで放送された。途中で総集編が挿入されたりする。
主題歌
OP曲『ここから先は歌にならない』
作詞:中村航 / 作曲:藤田淳平 / 編曲:日高勇輝 / 歌:Poppin'Party
ED曲『可能性』
作詞・作曲:北澤ゆうほ(the peggies) / 編曲:渡辺拓也 / 歌:Argonavis
スタッフ
原作・シリーズ構成 | 木緒なち「ぼくたちのリメイク」(MF文庫J刊) |
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キャラクター原案 | えれっと |
監督 | 小林智樹 |
キャラクターデザイン | 川村幸祐 |
音楽 | 竹田祐介、近藤世真(Elements Garden) |
プロデュース | フロントウイング |
アニメーション制作 | feel. |
関連イラスト
関連動画
関連タグ
- 大阪芸術大学:モデルとなった舞台かつ原作者である木緒の出身大学。コラボパンフレットが製作されている。
- にょろーんちゅるやさん:1巻オビに登場する物語の時代(2006年)に合わせたキャラ。キャラ原案のえれっとが関わっている。
- D_CIDETRAUMEREI:同時期に放送されたブシロード製作のアニメ作品。こちらは放送局の一部が共通されている。
- 探偵はもう、死んでいる。:同時期にアニメ放送の同じラノベレーベルの作品。初回放送が1時間SPだったのも共通。こちらもやはり放送局の一部が共通されている。
- 東京リベンジャーズ:同時期にアニメ放送のおよそ10年前にタイムリープする歴史改変を題材とした作品繋がり。こちらはコミック単行本の版元が同じ。
- ブルーピリオド:後時期にアニメ放送の芸術大学を舞台とした作品繋がり。こちらもやはりコミック単行本の版元が同じ。
- 16bitセンセーション:テレビアニメ版のALがタイムリープを題材としているなどの個所で類似個所がある。