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概要
講談社の漫画雑誌「アフタヌーン」において2017年8月号から連載中。既刊15巻(2023年11月時点)。作者は山口つばさ。
ふとしたことで芸術、特に絵画に目覚めてしまった、成績優秀な不良少年・矢口八虎が、早稲田大学や慶應義塾大学、下手したら東京大学よりも入学しにくいのではないかと言われる東京藝術大学の受験に挑むべく、絵画の道に邁進していく様子を描く。
アニメ化されたことがある(詳細後述)ほか、2022年3月末から4月初頭にかけて、東京都内の劇場で舞台演劇版が上演された。
さらに実写映画化もなされており、2024年8月9日から公開される予定。萩原健太郎が監督を務める。脚本はアニメでシリーズ構成を務めた吉田玲子が担当。
主な登場人物
※キャストは「アニメ/舞台・映画」で記載
絵画に目覚めてしまったヤンキーにして要領のいい天才少年な主人公。
日本画家を目指す、八虎の悪友にして男の娘(あるいはニューハーフ)。声優が女性なのはそのためか。
八虎たちの通う高校の美術講師で、美術部顧問。いつも笑みを絶やさない。経験と知識に裏打ちされた鋭いアドバイスを部員に贈る。
八虎にとって厚い壁になる存在。
絵画の技術は相当のものだがコミュ障。
八虎が東京美術学院という美術系大学を目指す人たちの通う予備校で知り合った少年。
お下げ髪に結っているくらい、男性にしては髪が長い。
本作のヒロイン的存在。
両親は東京藝術大学卒業生、姉も東京藝術大学の学生と言うとんでもない家系だが、それが彼女の人生に影を落としていた。
その影を振り払うべく、本来得意だったはずの絵画の道を捨て、彫刻家を目指す。
アニメ
2021年1月19日に作者のTwitterにてアニメ化決定が発表された。その後同年4月27日には放送時期の発表もなされている。
2021年秋アニメとしてAT-XおよびBS朝日に加えて毎日放送ほかにて放送された。また、Netflixによる配信も実施された。
制作会社はセブン・アークス。
なお、アニメ終了の際、一部キャラクターを演じた声優に対し、作者の山口つばさから、声優ご本人と演じたキャラクターが描かれた色紙が贈られたそうである。
スタッフ
主題歌
OP:Omoinotake「EVERBLUE」
ED:mol-74「Replica」
受賞歴
みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2018 | ネクストブレイク部門 | 大賞 |
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このマンガがすごい!2019 | オトコ編 | 4位 |
マンガ大賞2019 | 3位 | |
このマンガがすごい!2020 | オトコ編 | 14位 |
マンガ大賞2020 | 大賞 | |
第44回講談社漫画賞 | 一般部門 | 受賞 |
関連動画
関連イラスト
関連タグ
腐向けタグ:腐ルーピリオド
群青(YOASOBI):本作にインスパイアされた楽曲。
ブルーロック:タイトルに「ブルー」が付いた同じ出版会社の漫画作品。こちらもアニメ化された事があるうえ、AT-XとBS朝日で放送された。
ぼくたちのリメイク:前時期にアニメが放送された、芸術大学での活動を描いた作品。こちらの漫画版では出版会社が同じ。
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