「てやんでい! 江戸っ子はな、宵越しの脚は残さねぇんでい!」
プロフィール
キャッチコピー | てやんでい!電光石火の自称・江戸っ子 |
---|---|
誕生日 | 5月7日 |
身長 | 139cm |
体重 | 増減なし |
スリーサイズ | B85(旧B87)・W50(旧W51)・H74 |
靴のサイズ | 左右ともに19.0cm |
学年 | 高等部 |
所属寮 | 美浦寮 |
得意なこと | 射的、型抜き、金魚すくい |
苦手なこと | 行列に並ぶこと、お世辞を言うこと |
耳のこと | 祭りばやしの音を聞くと、踊るように動く |
尻尾のこと | 真夏も熱いお湯で洗うのが粋なこだわり |
家族のこと | 風呂の順番はメンコで決めるのが家族ルール |
マイルール | 宵越しのにんじんは持たない |
スマホ壁紙 | 天に咲く、4尺玉花火 |
出走前は… | 前夜は1番風呂で気合を入れる |
得意科目 | - |
密かな自慢 | - |
よく買う物 | - |
ヒミツ | ①風呂上がりはフルーツ牛乳派 / ②畳職人に憧れている |
自己紹介 | てやんでい!あたしはイナリワンってんだ!見ての通りチャキチャキの江戸っ子でい!誰よりでっかいウマ娘になってやらぁっ! |
CV | 井上遥乃 |
いなせな江戸っ子ウマ娘。東京の下町で、おっちゃんたちと丁丁発止やりあい、駄菓子やベーゴマにまみれて育った。
小さくて腕白で曲がったことは大嫌い。
ハレのレースで粋な走りを見せるが、空回りすると豪快に檜舞台から転げ落ちる。
好物はおいなりさん。
(公式ポータルサイトより)
(リニューアル前)
自称、生粋の江戸っ子ウマ娘。
小柄だが底なしのパワーとスタミナをもっている。
人情家で面倒見がとても良い。
売られた喧嘩を買わずにいられない性格で、彼女へ「小さい」という言葉は禁句。
概要
イナリワンは、メディアミックス作品『ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘。実在の競走馬『イナリワン』をモチーフとする。
名前にちなんでか手を“狐”の手話または影絵の形にしているポーズが多い。
タマモクロスとはよく喧嘩になるなど何かにつけて張り合っている。大阪人と江戸っ子で共に何か相反するものがあるのだろうか…。
オグリキャップやスーパークリークと並んで、後に『永世三強』とまで称されることとなる実力者の一人。プライベートでは良き友人ではあるが、いざとなればレースでは共に鎬を削るライバル。
同期の中では一番のせっかちな性格で、早食いのスピードに関してはあのオグリにすら「流石に身体に悪いと思う…」と言われるレベルの速度。感謝祭イベントでは早食い対決でオグリに(気絶しながら)勝利するなど、早食いに関しては筋金入りのプライドがあるようだ。
尤も、この戦いに関してはオグリが途中で勝負そっちのけになった隙を突いての勝利だったりはするのだが。なお、横で力尽きたイナリをよそにオグリ自身は平然としていた。
容姿・デザイン
暗い鹿毛の髪をツインテールにし、右頭部に狐面を、左頭部には黄色のリボンを結びつけている。瞳は緑色。
身長は139cmとかなり小さい。実馬は450kg前後とかなり小柄だったことから、この小ささになっている模様(タマモクロスを「じゃりン子」呼ばわりしているが身長は大して変わらない……というかイナリの方が1cm低い。)。身長だけで言えば、現在登場している実馬をもとにしたウマ娘の中では最小のニシノフラワーの135cmに次ぐ小ささで、スイープトウショウと同着2位。
その小ささで初期はB87というとてつもないバ体の持ち主。同じようなバ体持ちにはゼンノロブロイ、マーベラスサンデーがいるが、ゼンノロブロイより身長が低くてマーベラスサンデーと同じサイズというとその凄さが分かるだろうか。(実馬のパワフルさが出ているのだろうか?)
リニューアル後はB85となっているが、身長は変わらず139cmなのでそれでも十分デカい。
- 勝負服(原案)
ブラウスタイプの制服に着物を腰に巻いたように見立てたデザイン。首元にはお守りをネックレスのように着用している。
- 勝負服(リニューアル版)
アプリゲーム版での名称は「稲荷所縁江戸紫」。
かねてより『ウマ娘シンデレラグレイ』1話の扉絵の服装が原案と違ったため、勝負服変更が予想されていたが、2021年12月22日のタマモクロスの育成ウマ娘実装によって全体像が明らかになった。
法被を史実勝負服である桃・紫鋸歯形を中心に大胆にアレンジしたミニスカドレスとなっており、靴も草履をはいている。
ストーリーイベント『おもいより、おもいかけ』内でウマ娘の神事の神馬に選ばれて着た巫女装束。髪をツーサイドアップにし、両耳に白の耳カバーを着けている。
史実では、馬主が穴守稲荷神社の熱心な崇拝者で、冠名の「イナリ」も神社が由来、「ワン」も禰宜の命名で、その縁からイナリワンのGⅠ優勝レイなど諸々が神社に奉納されている。
- 私服(アプリゲーム版)
マンガ版
ウマ娘シンデレラグレイ
『ウマ娘シンデレラグレイ』では1Rの見開きページで顔見せして以降、本編中では長らく出番がなかった。
第二章「白い稲妻篇 完」の後のページで久々に登場(実に第1Rのカラーページから現実時間で1年と9カ月20日振りの登場)。第三章「永世三強篇」が幕を上げる。
「ようやくあたしの出番か…。」
77R『大井の最終兵器』で本格的な登場をはじめる。全日本ウマ娘カップでフェイスノーモア(おそらくモデル馬はフェートノーザン)に負け2位で終わるがフェイスノーモアからは強くなると評価される。
ゲーム版と比べて血の気が多く喧嘩っ早い面が強調されており、そのあまりのイメージの変わり様から読者から「チンピラ」「ヤクザ娘」と称された程。
実際に後述するモチーフのイナリワン号は、その気性の荒さから武豊騎手でも手を焼いていた程で、漫画版での血の気の多さはある意味、史実に沿って反映されたと言える。その気象の粗さは担当トレーナーを務める檮原母子も手を焼いている。
また、アプリゲーム版と比べると幾分か体格もマッシブになっており、作画担当の久住氏はその事を担当から「イナリなんか太くないですか?」と指摘された際に「そうでもないでしょ」と返したが、入稿後改めて見返すと「確かに太いな」と思い直したとのエピソードを自身のアカウントでツイートしている。(なおその数分後には某ジャンプ作家よろしく「太くねえって!!」とツイートしていたが…。)
また明確なアレンジとして瞳孔が猫の目のように縦長になっており、より野性的な印象を与える顔付きとなっている。
トレーナーの部屋には畳を持ち込んでおり自分専用のスペースを作っている。
オグリキャップやスーパークリークに注目して自身がイマイチ目立たないことに苛立ちを感じている。
第四章では安田記念に出走するオグリをクリークと共に観戦。ファンから見つかり求めに応じファンサービスをしていた。
アニメ版
TVアニメシリーズ
Season1
第6レースにて初登場。
オグリキャップ・スーパークリーク・タマモクロスが出場した第33回大食いグランプリの司会者を務める。
EXTRA.Rにも登場し、タマモクロス・スーパークリークと共にボテ腹を披露した。
ドラマCDでは、なかなか話しかけないことに痺れを切らしたタマモクロスと口喧嘩になり、「インチキ江戸っ子」(タマモ曰く「大井は江戸ちゃうで」)呼ばわりされていた。なお、対するイナリも「うどんとご飯一緒に食べるくせに」と反論していた。
Season3
台詞はほぼないしないが、第10話の「バナナ大食い対決」の司会者として登場。
RTTTシリーズ
新時代の扉
台詞は一切ないが、冒頭に登場する歴代ウマ娘として一瞬だけ登場する。
ゲーム版
アプリゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』
サービス開始から長らくオグリキャップ・スーパークリークなどの育成シナリオやサポートカードその他イベントに出ているだけだったが、2021年12月14日にSR・Rサポートカードとして実装。
サポートカード実装と共にアオハル杯にてチームに組み込めるようになったが、オグリはおろかあのアグネスデジタルをも凌ぐ幅広い距離・馬場適性を持ち、新人からベテランまで多くのトレーナーの心強過ぎる助っ人として話題となった。(作戦に関してはどうしても戦績が不安定になりがちな追い込みのみAなのが気がかりだがこればかりは仕方がない)。
ただ、ダートレースの割合はマイルが高いため、因子での補強ができずマイルBで固定のアオハル杯の助っ人枠だとダート・マイル要因として扱うのは少々厳しい。
同年12月22日のタマモクロスの育成シナリオから本格的にレースにも登場。
2022年6月10日にチャンピオンズミーティング「ジェミニ杯」のリーグ選択開始とともに☆3の育成ウマ娘として実装がされた。
2024年9月24日にはゲーム版CMの一世風靡ウマ娘篇として一世風靡セピアのパロディも行っている(参加しているメンバーは全員『シンデレラグレイ』に登場しているウマ娘である)。イナリは画面から見て左端で踊っている。
ストーリーイベント第6弾『Make_up_in_Halloween!』では直接の登場はないものの、昨年度の寮合同ハロウィンパーティーの実行委員長として活動していたらしい。ただ、タマモ曰く「てんやわんやの大騒ぎ」だったようなので、中々の悪戦苦闘であったことは想像に難くない。
ちなみに、イベントの実行委員長の担当は毎年寮を交代して代表するらしく、昨年度は美浦寮出身のイナリに対してイベント本編では栗東寮出身のミホノブルボンが担当となる所から物語が始まる。
一周年に追加された育成シナリオ『Make_a_new_track!!』では何気にツインターボと同室であることが明かされた。ルームメイトと言うことで彼女の扱いにはかなり手慣れているらしく、もっぱらイナリが先輩のお姉さん役として世話を焼いている。
出番自体は流石に曲者揃いな同期の面々と比べるとやや少ないが、メジロアルダンやサクラチヨノオーなどの育成ストーリーでも度々登場している。
育成ウマ娘
- ☆3[稲荷所縁江戸紫]イナリワン
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
---|---|---|---|---|
88 | 100 | 109 | 74 | 79 |
+0% | +10% | +20% | +0% | +0% |
バ場適性 | 芝 | A | ダート | A |
距離適性 | 短距離 | マイル | 中距離 | 長距離 |
F | B | A | A | |
脚質適性 | 逃げ | 先行 | 差し | 追込 |
G | B | B | A |
- 快走かな、快走かな!
レース前半、中団以降に控え続けると追い比べをしたとき、江戸っ子の底力を見せつけて速度をすごく上げる
追込型を基本とするが、上記のアオハル杯での出走実装時と同じく幅広い適性を持っている。
東京大賞典を勝利している実績から芝・ダート共にA適性であり、因子次第では短距離以外の全てのレースに出走可能。
適性の広さにより育成シナリオのクライマックスシリーズとの相性が良く、多数のマイル~長距離G1に出走してステータスボーナス・スキルpt・ファン数を稼ぎやすい。
特にイナリワンと同じく幅広い適性を持つアグネスデジタルとは違い長距離適性がAであるため、因子補強無しでクラシック三冠や有馬記念に出走できることは大きなメリット。同じく広い適性を持つ永世三強のライバル・オグリキャップと比較すると長距離・ダートがA適性であるため、補強無しで長距離G1・ダートG1に気軽に出走できる点で差別化ができている。
そのため距離・バ場適性を集中的に強化しやすい点はチャンピオンズミーティングに対しても有利。
勿論オグリ同様に全冠チャレンジがしやすいので極めるのなら、この二人から挑んでみるといい。
一応先行・差し適性がBであるため因子補強でどちらの作戦も取れるが、固有スキルの発動条件や、初期保有の汎用スキルに追込型として強力な「直線一気」・「尻尾の滝登り」を持つため、そのまま追込で使用するのがベストか。成長率も追込に必要なパワーが20%、長距離向けのスタミナが10%と無駄がない。
反面追込を基本とする場合はステータスの低い育成序盤は事故が起こりやすいので注意。また固有スキルの発動条件も追い比べが絡むため不安定気味なのが欠点。
- ☆3[夢ノ金原]イナリワン
ストーリーイベント「おもいより、おもいかけ」の開催と同時に実装された☆3育成ウマ娘。
詳しくは該当記事を参照。
サポートカード
- SR[泥濘一笑、真っつぐに]イナリワン
2021年12月14日にイベント「トレーナー技能試験」の開催と同時に追加されたSRサポート。タイプはパワー。
カードイラスト・テキストの元ネタはイナリワンが重馬場を苦手としていた事。
イナリワンは走法的に水を含んだコースではバランスを崩し、重馬場ではまともに走れないという特徴があり、実際に重馬場では1度も勝利することができなかった。(特に9戦目となる第32回金盃では、当時デビューから8連勝と破竹の勢いだったが重馬場に苦しみ初敗北している。)
競走馬『イナリワン』
「ミルリーフの血。」
通算3勝は全てGⅠレースだった。
強い馬と戦うほど闘志を見せ、大きな舞台で走るほど底力を発揮する。
あのイナリワンの勇猛さは偉大な祖父ミルリーフから受けたものに違いない。
早死したミルリーフは短期間に多くの名馬を送り出し、イギリスの馬産を大きく復興させたが、産駒の多くは種牡馬として意外と不振だった。
下級レースを2勝しただけのミルジョージはそんなミルリーフが子孫の繁栄を託したかのように日本で大成功した。
小さな身体と強靭な筋力はミルジョージからイナリワンへ密かに伝えられ、ここにミルリーフ血脈健在なりと世界に向けて訴える。
-JRA「ヒーロー列伝」より
1984年生まれの鹿毛の牡馬(87世代)。1歳下のオグリキャップやスーパークリークと共に「平成三強」と呼ばれた競走馬の一頭。
一般的な競走馬の馬体重が480kg前後と言われる中で平均450kg前後という小柄な馬体ながら、「超ハイパワーエンジンを積んでいる」と評価を受ける凄まじい推進力、馬房の壁に畳が貼られるほどの蹴癖、レースで極めて強い掛かりを見せる気性の荒さを持ち、癖馬の騎乗技術に定評のある武豊騎手をして「全力で手綱を抑えてもレースでも御し切れないのではと心配した。一番パワーのあった馬」と評するパワフルサラブレッド。
父ミルジョージ、母ライトテシマ、母父ラークスパーという血統の持ち主。
ミルジョージは「ミルリーフ系」と呼ばれる父系を形成するなど、競走馬・種牡馬双方において成功を収めたミルリーフ(1971年ヨーロッパ年度代表馬)の産駒の一頭で、これがイナリワンのヒーロー列伝のキャッチコピーの元となっている。ちなみにウマ娘に馴染み深いミルリーフ系の馬としては、後に「坂路の申し子」ミホノブルボンを輩出したマグニテュードがいる。
ミルジョージ自身はアメリカでの現役時代は下級クラスで2勝に留まるなど競走馬としては成功しなかったが、種牡馬入り後は芝ダート両方で次々と活躍馬を輩出。1989年にはノーザンテーストを退け、中央競馬・地方競馬双方を合算した全国リーディングサイアーにまで輝くなど成功を収めている。
馬名は大井競馬場に近い穴守稲荷に由来し、穴守稲荷の熱心な崇敬者であった馬主が当時の禰宜に馬名について相談したところ「一番という意味でのワンというのはどうか」と助言を受けたことで「イナリ+ワン=イナリワン」という馬名になったという逸話がある
1986年に大井競馬場でデビュー。大井時代は宮浦正行(川田将雅の伯父)を主戦騎手として、1988年末の東京大賞典を勝利。
ちなみに大井時代の調教師であった福永二三雄は、福永洋一元騎手の兄で、福永祐一騎手の伯父である。
翌1989年にJRAに移籍し、小島太を騎手として迎えるが、2戦とも敗退。
第99回天皇賞で武豊に代わると、当時のレコードを樹立しGⅠ初勝利。天皇賞で合計14勝を挙げる武豊にとっても初の勝利となり、続く宝塚記念も武を背にGⅠ連勝を挙げた。
同年秋からは武がスーパークリークに騎乗するため、引退まで柴田政人が騎乗した。
春秋制覇を狙った第100回天皇賞で初めて平成三強が揃ったが、武の乗るスーパークリークに敗れて6着。
ジャパンカップは勝ったホーリックス(ニュージーランド生まれ)に1.6秒離された11着に惨敗。
雪辱を期した有馬記念ではスーパークリークをハナ差で抑え勝利。
1990年も現役を続行し、天皇賞春の連覇を狙ったがスーパークリークに敗れ2着。
続く宝塚記念も4着に終わり、これを最後に引退した。
JRAでの勝利は全てGⅠという生粋のGⅠハンターでもあった。
種牡馬としては、イナリコンコルドやシグナスヒーロー、東京王冠賞(かつての南関東クラシックの最終競走、現在はその役割をジャパンダートダービーに譲り休止)を親仔制覇したツキフクオーといった中央と地方で活躍馬を輩出し、サンデーサイレンス・トニービン・ブライアンズタイムの種牡馬御三家に苦戦するも、三強の中では最も優秀な産駒成績を残した。
オグリキャップとスーパークリークが2010年に相次いで亡くなってからも功労馬として余生を送っていたが、2016年に死去。32歳の天寿を全うした。
同世代にはサクラスターオー、メリーナイス、マティリアル、そしてタマモクロスがいるが、活躍時期の違いから一度も対戦することはなかった。
しかし、1987年にサクラスターオー、1988年はタマモクロス、そして1989年がイナリワンと、3年連続で同世代から年度代表馬が誕生した。
史実で対戦経験のあるウマ娘
※強調はイナリワンが先着したレース
(※)はウマ娘シンデレラグレイのオリジナルウマ娘。
(☆)はアニメ2期に登場するアニメオリジナルウマ娘。
・フェイスノーモア(※フェートノーザン)…88年全日本サラブレッドカップ
・タカラノホシ(※ダツシユホウシヨウ)…88年関東盃、東京記念、東京大賞典
・ロングリブフリー(※ランニングフリー)…89年天皇賞(春)、天皇賞(秋)、ジャパンカップ
・ロードロイヤル(※レジェンドテイオー)…89年毎日王冠、天皇賞(秋)
- 87世代(同期)
・フユノナカスミ(※アラナスモンタ)…88年東京記念、東京大賞典
◆第33R(88年毎日王冠)で「メシアオブマイン」、
第86R(89年毎日王冠)では「ミアミケラ」の名で登場。
・オベイユアマスター(※ペイザバトラー)…89年ジャパンカップ
・バンブーメモリー…89年宝塚記念、ジャパンカップ、90年宝塚記念
・ヤエノムテキ…89年宝塚記念、天皇賞(秋)、有馬記念、90年宝塚記念
・オグリキャップ…88年毎日王冠、天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念、90年宝塚記念
・スーパークリーク…89年天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念、90年天皇賞(春)
・ウィンディミオ(※ウインドミル)…89年毎日王冠、天皇賞(秋)
・???(※☆オースミシャダイ)…90年阪神大賞典、天皇賞(春)
※今後「ウマ娘シンデレラグレイ」に確実に登場するであろう馬(ホーリックス、オースミシャダイ)も掲載
※同期のタマモクロスとは中央所属時期が完全に入れ違いの為、対戦経験無し
余談
ヒミツの元ネタ
ヒミツ②では畳職人に憧れているとあるが、これは実馬のイナリワン号が気性の荒い馬で、蹴り癖対策に馬房の壁に畳が貼られていたことが元ネタ。
ダート長距離
イナリは初期状態でダートAかつ長距離Aだが、この条件のレースはゲーム中には存在しない。史実では東京大賞典(当時ダート3000m)と東京王冠賞(当時ダート2600m)が該当するが、東京大賞典は2000mに短縮、東京王冠賞も1800mに短縮の後廃止になった。
また、唯一の2500m戦だった名古屋競馬場のJpn2・名古屋グランプリは2100mに短縮され、ダート2500m以上の交流重賞は存在しなくなった。
また、条件戦クラスでは中山・中京・新潟でダート2500mの距離で行われることもあるが、走れる馬の少なさから滅多に行われることのないレア距離となっている。
関連イラスト
関連項目
同世代のウマ娘
※ゴールドシチーとは1989年の天皇賞(春)と宝塚記念の2度対戦し、どちらもイナリワンが1着。
※タマモクロスとは初GIが天皇賞(春)であった繋がりがある。
1歳下のウマ娘
オグリキャップ(ウマ娘):モデル馬が地方競馬からJRAに移籍した繋がり。
サクラチヨノオー(ウマ娘):JRAデビュー時の主戦である小島太騎手繋がり。
スーパークリーク(ウマ娘):武豊騎手を鞍上に天皇賞(春)を制した繋がり。
バンブーメモリー(ウマ娘):4代母が神正で牝系が同じ。更に遡ると下総御料牧場の基礎繁殖牝馬、種正に繋がる。
その他の縁があるウマ娘
ツインターボ(ウマ娘):寮のルームメイト。モデル馬の体格がサラブレッドとして小柄であった点のほかに様々な共通点・相違点がある。
ウイニングチケット(ウマ娘):主戦の柴田政人騎手繋がり。
サクラバクシンオー(ウマ娘)・サクラローレル(ウマ娘):小島太騎手繋がり。
メジロマックイーン(ウマ娘)・マーベラスサンデー(ウマ娘):武豊騎手を鞍上に宝塚記念を制した繋がり。
ユキノビジン(ウマ娘):モデル馬が地方競馬からJRA・美浦トレセンに移籍した繋がり。
ミホノブルボン(ウマ娘):モデル馬の父系がミルリーフ系同志。
セイウンスカイ(ウマ娘):モデル馬の母父がミルジョージ号(イナリワンの父)。
ヒシミラクル(ウマ娘):モデル馬の母父父父がミルリーフ。
キングヘイロー(ウマ娘):モデル馬のクラシック時代の主戦騎手・福永祐一がイナリワンの大井時代の管理調教師・福永二三雄の甥。
キタサンブラック(ウマ娘):お祭り娘コンビ。モデル馬が鞍上・武豊で天皇賞(春)をレコード勝ちしたもの同士。
サトミアマゾン:漫画「みどりのマキバオー」に登場するイナリワンと同じミルジョージ産駒である架空の競走馬(作中でも僅かながらイナリワンに言及される場面がある)。
シンデレラグレイ版、アプリ版共々形は違えど「大井競馬(地方競馬)」出身であることに強い誇りを持っているため、「これは実質ウマ娘版サトミアマゾン」等とたまにネタにされる