概要
ジェミニ杯とは、6月に行われるウマ娘チャンピオンズミーティングである。
正式名称は『チャンピオンズミーティング ジェミニ杯』。
2021
日程
リーグ選択 | 6/10(木)12:00~6/18(金)11:59 |
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ラウンド1 | 6/14(月)12:00~6/16(水)11:59 |
ラウンド2 | 6/16(水)12:00~6/18(金)11:59 |
決勝登録 | 6/18(金)12:00~6/18(金)23:59 |
決勝レース | 6/19(土)12:00~6/20(日)11:59 |
コース、天候、季節
場所 | 距離 | バ場 |
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京都 | 3200m(長距離) | 芝・良 |
コース | 天候 | 季節 |
右・外 | 晴れ | 春 |
環境
前回のタウラス杯が最終的に「デバフによるスタミナの削り合い」「それによる逃げ・先行脚質の全滅」で差し・追込だらけの環境になったこともあり、さらに距離の伸びるジェミニ杯も当初は後方策でスタミナをいかに温存するかというゲームになるかと思われていた。
が、蓋を開けてみると、
- 長距離で使えるスタミナデバフの種類が限られること
- 先行脚質はスタミナ回復スキルが豊富なこと
- 逃げ同士の競り合いが続くと展開が縦長になり、差し・追込では追いつけなくなるほど距離が開くという仕様の発見
といった要素から、前回の差し・追込優遇環境からの脱却を果たした。
環境で比較的見られたウマ娘として特に挙げられるのは以下の通り。
- ゴールドシップ
- ま た お 前 か 。スタミナ勝負ということでやはり大量発生。前回同様ゴルシ3連星によるトップ争いが多発……したかというとそうでもなく、逃げ・先行が大きく逃げる展開や、ステの振り方が悪く撃沈することも多く見られた(パワー不足で淀の坂で伸びないetc)。逆に言えば、きっちり育てられた個体は普通に猛威を奮ったのだが。
- メジロマックイーン
- スタミナに成長補正があること、自前で上位回復スキルを覚えること、緩い発動条件の固有スキルによる終盤の突き放し等が噛み合い、最強ステイヤーの名に恥じることなく活躍。難点は無課金トレーナーの友であるSSRマックイーンを育成に使えないことだが、必然的に完凸サポートを揃えた重課金勢が出走させていることが多く、スピード・スタミナSS(最高ランク)といった暴力的なステータスで史実通りの横綱相撲を度々展開した。
- ナリタタイシン
- ゴルシに続いて実装された追込適性Aのウマ娘。今回のレースでは固有スキルの発動が絶望的だったが、彼女の真骨頂は覚醒スキル。上位回復スキル『眠れる獅子』でスタミナを確保しつつ、『迫る影』によってゴルシ以上の暴力的な末脚で差し切ることが可能。数は少ないながらもゴルシ以上に追込の強さを見せつけた。
- アグネスタキオン
- 長距離ということで殆どのウマ娘がいかに素のスタミナを確保するかということに執心する中、全く別のアプローチでそれを解決したウマ娘。「固有スキルが回復スキル」「成長補正があるのがスピード、ついで根性」「覚醒スキルで回復スキルを覚える」といった特徴が噛み合った結果、「スタミナは固有含めた回復スキルを複数取って確保、根性を伸ばす育成で必要スタミナ量を低減+ついでにパワーも伸ばすことで、長距離にあるまじきスピードパワーを確保」というのを実現。固有の発動が3位か4位という条件の厳しさも、環境に逃げ~先行が一定数いたということもあって達成しやすかったため、地雷的に結果を残した。本人は元々☆1な上に必要となるサポート(主に配布SSRスペシャルウィークと配布SSRマチカネタンホイザ)の関係から重課金でなくて狙いやすく、根性が高いためスタミナデバフに強いのもメリット。ただし終盤の速度アップが厳しく素ステでの戦いになるため、極まったマックイーン等には相性が悪い。
2022
日程
リーグ選択 | 6/10(金)12:00~6/18(土)11:59 |
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ラウンド1 | 6/14(火)12:00~6/16(木)11:59 |
ラウンド2 | 6/16(木)12:00~6/18(土)11:59 |
決勝登録 | 6/18(土)12:00~6/18(土)23:59 |
決勝レース | 6/19(日)12:00~6/20(月)11:59 |
コース、天候、季節
場所 | 距離 | バ場 |
---|---|---|
東京 | 1600m(マイル) | 芝・良 |
コース | 天候 | 季節 |
左 | 晴れ | 春 |
環境
昨年が天皇賞(春)の条件だったのに対し、2022年度は安田記念、つまりキャンサー杯と同じ条件となる(馬場状態が稍重→良、季節が夏→春へ変更)。
採用の多かった金スキルとしてはSSRナリタトップロードの「良バ場の鬼」、SSRバンブーメモリーの「破竹の勢い」だろうか。
特に「破竹の勢い」はマイル専用であり後方脚質のウマ娘に多く採用された。あげません!族ではあるが、根性育成であれば獲得確率は高いため、差し追込の必須スキルとなった。
環境として活躍したウマ娘は以下の通り。
やはりべらぼうに強い逃げ勢。特にセイウンスカイの固有スキルは最終直線に入った所で発動するので効果が高く、本人以外にも逃げウマに採用するパターンは今回も健在であった。
また、マイル専用の「スピードイーター」を組み込んで後方のウマ娘達にデバフを食らわせ差を広げる戦法も度々見られた。
どのチャンミでも強いオグリ。今回はマイルであるため固有の発動のしやすさから通常版がよく採用されていたが、クリスマス版もそれなりにいた。
今回のチャンミにおける追込ウマ娘の最強の一角。
「迫る影」は勿論のこと、今回は固有スキルが奇跡的にかみ合い、逃げ勢を捉えてそのまま差し切るレースも多く見られた。
掛からず道中5番手以上にならなければ発動し最後方からカッ飛んでくる固有スキルと自前金スキルの「春一番」「昇り龍」が強力。さらにサポカで「良バ場の鬼」「破竹の勢い」「乗り換え上手」「豪脚」を組み合わせたキングが猛威を振るった。
固有の発動条件に順位が絡むため、一部ではわざと後ろに下げるために追込改造やゲート難を所持させるなどの個体も見られた。
本チャンミの直前実装枠。
元々マイル中心の自前スキルが多く、さらに固有スキルの発動条件に「ゴールまで遠い場合最高の走りでさらに加速力をちょっと上げる」とあり、直線の長い府中のコースにピッタリ。
最終直線で伸びてくる差し追込勢に食らいつき1着を手に入れるパターンが多かった。
関連タグ
ウマ娘プリティーダービー ウマ娘プリティーダービー(ゲーム) ウマ娘 双子座
…もしかして?
モンスターファーム2:5月4週に同名の大会が存在するが、本項目におけるジェミニ杯とは全く関係ない。