「全ては実験材料なのだよ、モルモット君。君も、ウマ娘も、私自身も!」
プロフィール
キャッチコピー | 禁断のマッド科学者。肉体研究こそすべて! |
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誕生日 | 4月13日 |
身長 | 159cm |
体重 | 計測拒否 |
スリーサイズ | B83・W55・H81 |
靴のサイズ | 左右ともに22.5cm |
学年 | 高等部 |
所属寮 | 栗東寮 |
得意なこと | 研究、甘いものと紅茶 |
苦手なこと | 研究の邪魔、苦いもの |
耳のこと | 耳やおでこを触れられることは断固拒否する |
尻尾のこと | なにか閃くと毛並みが逆立つ |
家族のこと | レース界での名声華々しい一家の、異端児 |
ヒミツ | ①海外からひんぱんに小包みが届いている / ②私服はネットで適当に買うので大体サイズが合わない |
自己紹介 | 君も興味ないかい。ウマ娘がどこまで速くなれるのか。もしあるのなら…この私、アグネスタキオンのモルモットになりたまえ |
CV | 上坂すみれ |
科学力を駆使し、速度の限界を追い求める研究者肌のウマ娘。
目的のためなら言語道断な生体実験をも辞さず、危うい行動を取る際にも誰の許可も取らない。しかしそれも全て純粋にスピードを追求するがゆえである。研究一筋ゆえ、誰かが支えないと生活が破綻する。
(公式ポータルサイトより)
(リニューアル前)
自らの肉体改造研究を成就させるため、トレセン学園へやってきたウマ娘。
トレーナーを研究のための実験体や助手として扱う。
性格は「理知的」で「変人」。しかし悪気はなく、お茶目なところもある。
ソロ曲
さあハイファイな世界の先へ
『 ライトレス 』
作詞・作曲・編曲:TAKU INOUE
概要
アグネスタキオンは、クロスメディアコンテンツ『ウマ娘プリティーダービー』に登場するウマ娘。実在の競走馬「アグネスタキオン」号をモチーフとする。
文字通りのマッドサイエンティストで、本人曰く放任主義の家庭で持ち前の探究心をのびのびと育んだらしい。
自身を含めた「ウマ娘の肉体」に強い関心を持っており、持続的に身体能力を向上させる研究を主軸に様々な薬品や機械を作り出しながら、他者を研究に躊躇なく巻き込むため、在籍中のトレセン学園からはマークされている気配がある。ゲーム内のプロフィールには「なにか閃くと毛並みが逆立つ」とある。どこのてぇんさい物理学者だ。
走者としての素質は疑いようもないのだが、実験で忙しいと称して授業や選抜レースを頻繁にサボっており、時に在籍すら危ぶまれることも。実際レースに対する意欲にはかなりムラがあり、何かの拍子にやる気満々でトラックに現れたりと、挙動が読めない。
マッドサイエンティストではあるが、ドーピングは嫌い(本人曰く「ドーピングほど白けるものはない」)らしく、永続的な身体能力の向上を求めているらしい。
実際、うまゆるでツルマルツヨシの肉体改造を手伝ったときも使ったのはあくまで睡眠薬だけで、改造内容はほぼプラシーボ効果を応用したものであった。
公式サイトの紹介文で「誰かが支えないと生活が破綻する」とある通り生活能力は低く、劇中ではトレーナーに弁当を作ってもらっていたり、同室のアグネスデジタルに衣類の洗濯をしてもらっている。ちなみに私服はウマ娘用のものではないらしく尻尾用の穴が開いてない。
実家はレースで結果を出してきた名門で(母が桜花賞、祖母がオークスを優勝しているのがゲーム中で語られている)、彼女はその中では異端児とされている。
容姿・デザイン
栗毛のふわふわウルフボブに、頭頂部から奔放すぎるアホ毛が伸びている。モチーフ馬が牡馬のウマ娘は共通する特徴として右耳に耳飾りを付けており、タキオンの場合は銀と水色を基調とする化学構造式を模したイヤリングが揺れている。
瞳にはハイライトがなく、代わりにテレビのブロックノイズのような横線が走っている特徴的なデザインをしている。その目のままライブでセンターに立った際のギャップは強烈というか衝撃的。
ちなみに結構細身の体だが、スタイルそのものは良い。
- 勝負服
勝負服は白衣を模した袖余りの白コート。腰周りには薬品らしき液体が入った無数の試験管を差し、上腕には腕章のような形で赤と水色の2本輪が取り入れられている。
黒シャツとショートタイに、ミニワンピース丈の黄色のセーター。黒色のストッキングがすらりとした美脚を際立たせており(脚を組んで座るなど、彼女の脚線美を強調したイラストは多い)、後二白(後肢の白斑)はヒール付きの白いショートブーツという出で立ちで表現されている。
アグネスタキオン号の特徴や騎手の勝負服(黄、赤袖、水色二本輪)は反映されているものの、赤と水色の両袖はかなり控えめにデザインされており、髪色も他の栗毛に比べるとミホノブルボンと同じくやや暗めに設定されているなど、デザイン公開時にはモデルの特定が難航したとかしないとか。
2023年7月31日に実装された、ゲーム版8月ストーリーイベント『夏の陽は、青く凪ぐ』で初登場の水着姿。髪を無造作に後ろで縛り、黒のホルターネックビキニの上からカーキのジャケットを胸の下で結んでダメージジーンズのホットパンツを履いている。腰につけたウマ娘用の尻尾通しベルトの右側には相変わらず試験管がぶら下がっているが、その中の一つには「キー君」と名付けて可愛がっている謎の生物が入っている。
- 私服
紫を基調とした数あるウマ娘たちの私服でも指折りのザ・シンプルな私服。私生活そのものに拘りを持たない彼女らしい。
ズボンの股下が微妙に短くなっており、恐らく上記の設定通りあまりサイズ感は考慮せず適当なものをネットで買ったものと思われる。現に、後ろ姿を見ると服に尻尾を通す穴がないため尻尾に服が被さってしまっているのが確認できる。ウマ娘用ではなく人間用の服を買ったのだろう。
「私服はこれだけでいいんだがなぁ」という台詞から、どうやら持っているはこれ一着のみとのこと。もっとも、実験の都合であまり外出の機会がない彼女の生活上そこまで困ってはいないようだ。
なお、襟ぐりが微妙に歪んでいるのは本人曰く「最初からこうだったか薬品で溶けたからかも」らしい。一体何をしていたのか…?
漫画版
うまよん
マンハッタンカフェとは友人関係にある。怪しい実験や薬を試そうとするため睨まれることも多いが、良く言えば気の置けない仲。ちなみに、マンハッタンカフェがコーヒー党であるのに対して、タキオンは紅茶党でコーヒーは苦手。
アニメ版
OVA『BNWの誓い』
2話・3話に登場。
ゲーム版や漫画版と違い、マンハッタンカフェとの絡みは無い。
ダイワスカーレットに、「おぉ、良い筋肉だ~」と背後から抱き着いて驚かせ、「なんだか君は他人のような気がしなくてねぇ」と史実での関係を思わせる発言をしている。
その後、ゴールドシップの掛け声で、変なオーラを纏いどこかで見た様なポーズで「第3区、全知全能、アグネスタキオン」と自己紹介し、ダイワスカーレットに「その煙なんで出てるの!?」とツッコまれていた。
肝心の駅伝では、自身の担当する3区の上り坂を「中山の坂に比べればこのくらい、大した事はない」とトップのまま走り抜き、テイエムオペラオーにタスキを繋ぐ。
このシーンのみ、マンハッタンカフェと同じ画面に収まっている。
うまよん
第8話に登場。
「黒の科学者Dr.マッドタキオン」という悪の科学者枠で、勝負服も悪っぽく若干のアレンジが施されている。自らの改造で生み出した「怪ウマ娘ダークマンハッタンC」を使役し、トレセン商店街で破壊活動をしていた。
駆けつけたヒーローチーム「ウマソルジャーV」を実験材料にしようとするが、とりあえず身内にツッコミを入れたいグリーンスズカから「待った」をかけられて素直に待つなど、妙に律儀(その際はマンハッタンCもこんなポーズでコーヒーを飲みながら暇をつぶしていた)。
その後はウマソルジャーVが繰り出す必殺武器「ウマソルジャーバズーカ」について敵なのに解説(ちなみにこのシーン、勝負服姿のタキオンとしては珍しく手元が露出している)。ダークマンハッタンCが撃破されると、特製の紅茶を飲ませてお約束の巨大化を目論むが、「紅茶は嫌」と拒否されてしまい、「おのれウマソルジャーファイブーッ!」と断末魔を叫びながら勝手に吹っ飛んだ。
ROAD TO THE TOP
4話でモブキャラとして登場。マンハッタンカフェと会話をしていた。
ゲーム版
「さぁて……実験開始だ!」
リリース当初より☆1の育成ウマ娘として実装。当時のアニメ版での出番はほぼ『BNWの誓い』だけ(ほとんどモブ扱い)であったのに対し、ゲーム版では後述のように他のウマ娘とは微妙に異なるトレーナー(プレーヤー)との奇妙で独特な関係が通して描かれる。
研究の傍らで紅茶を愛飲しており、お気に入りはサバラガムワ(セイロン紅茶)とキーマン紅茶、次いでアッサム紅茶。ただSRサポートカードのフレーバーテキストを読む限り、溶解度を超えかねない量の砂糖を投入したりもしているらしい。本人は味覚を楽しむとは言っているが、そこから更に砂糖を追加しようとしており、単純に糖分補給しているだけのようにも思える。
ストーリーにおいては「私の面倒を見るのは君の役目だろう!」となんだかんだでトレーナーを信用している場面や、一方的に絡んでいるように見えてマンハッタンカフェやジャングルポケット、エアシャカールともそれなりに仲良く接している場面もあったりと、友人関係が皆無という訳でもないようだ。
使われてない理科室をカフェと共に占領し自身の研究室として使っている(正確には部屋を丸ごと一つ問題児に貸し出すわけにはいかないためカフェがお目付役にされたという形)。
育成シナリオ「つなげ、照らせ、ひかれ。私たちのグランドライブ」ではシナリオリンク対象として登場。
特定の条件を満たすことで発生するイベントにおいて、彼女の選択肢を選ぶとレアスキル「決死の覚悟」(編成もしくは育成していない場合は下位スキルの「ありったけ」)のヒントがもらえる。
意外にも、イベントストーリーに登場したのは第23弾の『Leap into a New World』が初めてだったりする。
メインストーリー
5章「scenery」にて登場。
数々のレースで異例の大逃げでの勝利を飾ったサイレンススズカにウマ娘の可能性を感じ担当であるチームシリウスのトレーナーを拉致、拘束し研究室に連行した。可能性を追い求めるためなら割と手段を選ばないところは育成ストーリーにも共通している。
そこで彼女はこのままではスズカの脚に限界がくると予見し、トレーナーに注意を促した。その後、ウマ娘に託される「想い」の力を信じ、限界を超えた走りを天皇賞(秋)で見せたスズカに静かに拍手を送った。
また同時に追加された楽曲「tranceforming」のライブにはJRA公式CMの万華鏡のような演出が取り入れられている。
ウマ娘ストーリー
彼女のウマ娘ストーリーは、トレーナーを被検体として確保するところから始まる。マンハッタンカフェによりトレーナーは無事解放され、そこからタキオンとトレーナーの奇妙な関係が始まることとなる。
それなりに良好な身体能力を持ちながらも何かと理由をつけ選抜戦への参加拒否を繰り返すタキオンだったが、ついに退学勧告が出されてしまう。見かねたシンボリルドルフはタキオンに「レースをしないか」と提案し、併走することに。そこに居合わせたトレーナーは、タキオンの秘めた実力を目にする。
トレーナーを「被検体(モルモット)」と見なし、危険な研究を続けるタキオン。そして彼女の素質に目を付けたがためにズブズブと嵌まっていくトレーナー。果たして、その行く末とは……。
育成ストーリー
育成においては、当たり前のようにVR機材を持ち出してイメージトレーニングにトレーナーを巻き込んだり、お手製の薬剤で臨床試験(対象は自他問わず)をしてみたり、研究にかまけてトレーニングをすっぽかしたり、マンハッタンカフェに絡んで逃げられたりと、奔放な振る舞いで周囲を振り回すタキオン。そんな彼女もやがてデビューを迎えた。
レースとはどこか違う場所を見ている彼女が不意に口にした「プラン」という文言が、トレーナーを逃れようのない道へと引きずり込んでいくのは、もう少し先のことである。そしてそのプランが他のウマ娘にも強く影響しているのもまた事実である。
育成ウマ娘
- ☆1[tach-nology]アグネスタキオン
リリース当初から実装されている☆1育成ウマ娘。
詳細は該当項目で。
距離・脚質適性は中距離・先行型。史実で出走したレースはいずれも2000m以下だが、ウマ娘での長距離適性はBとそれなりで、因子でカバーすれば問題なく走ることは可能……どころか、後述するように各種スキルで補えば、対人戦での利用も十分可能な一線級のステイヤーになり得る。
一方、後述の固有スキルの確実な発動、および覚醒スキルの「独占力」を考えると、差し適性を上げての差し運用も一考に値する……ように見えるが、回復スキルの発動条件、および回復タイミングの問題から、実用性は微妙なところ(※)。
成長率の高いステータスはイメージ通りのスピードと、意外なことに根性。イメージに反して賢さに対しての補整は一切ないが、育成シナリオを一通りクリアすれば納得と言える。
育成シナリオを進める上で警戒すべき点として、3番目の目標レース・皐月賞をやる気「普通」以下で勝利すると次の目標レースがNHKマイルカップに変わってしまう、というルート分岐が存在する。マイル適性Dで挑むには難易度が非常に高く、致命的な落とし穴と言えるだろう。
育成中のイベントでやる気が下がりやすいのも彼女の特徴だが、皐月賞直前にやる気がアップする固定イベントが用意されている事もあり、平時から意識的に「好調」以上をキープしておけばそうそうトラップを踏む事はない。
更に、タキオンに限った話ではないが育成シナリオ『Make a new track!!』ではそもそもメインシナリオが全ウマ娘共通となる為、この罠イベントを気にしなくて済むようになる。
また、育成目標に長距離のGⅠが2回あるため、長距離適性を因子継承で上げるといった準備は必要。なお、他の7つの目標レースは全て中距離なので、URAファイナルズは余程のことをしなければ中距離レースになる。
固有スキルは回復&加速系。発動条件の「控えていると」が一見分かりづらいものの、実際には「3位以下かつ上位40%の順位」というものであるため、先行で走らせている場合であれば、逃げウマが全くいないといった状況でもなければほぼ確実に発動する。発動タイミングに指定されている「後半のコーナー」というのも、中~長距離であれば大抵スパート開始前に発動することになる(※)。
回復量に関しても☆3にまで上げれば、トレーナー御用達の「円弧のマエストロ」に並ぶかそれ以上の性能を発揮するため申し分なく、オマケ程度とはいえ速度アップもある為非常に強力なスキルと言える。
※ レースの仕様として、スタミナ残量が十分であれば終盤(レースで走る距離のうち最後の1/3)に入るあたりからスパートを開始し、不足する場合は最高速度が落ちる、あるいはスパート開始が遅れる。よって、レース終盤に入ってからスタミナが回復しても恩恵が少ない。差しで運用するのが推奨されないのはこのため。
以上から、事故率の低い先行脚質、かつ中~長距離育成でネックとなるスタミナ確保の問題をあまり考えずに育成することが可能であり、育成難易度はそこまで高くはない。
ただし、固有スキルでのスピードアップが他の固有スキルと比べて控えめである以上、スピードやパワーといったステータスの向上は他のウマ娘以上に重要。育成であればそこまで気にする必要はないが、他のウマ娘よりも気持ち高めを確保、もしくはスキルでカバーするよう心がけよう。
このように☆1の時点から初心者トレーナーには比較的優しい仕様なのだが、☆3まで重ねて覚醒Lvを上げていくと、対人戦でも強力なウマ娘となる。どういうことかというと、
- 中~長距離ウマ娘にもかかわらずスピードの成長補整に優れており、スピードカンストも容易。
- スタミナの成長補整が全く無いが、固有スキルが回復スキル+覚醒Lv5で有用な金回復スキルを自力で覚える。
- 上記の通りスタミナ面をスキルで補える上に根性にも成長補整があることから、根性賢さ育成とのシナジーが非常に高い。
といった特徴から、「長距離ウマ娘なのにスピードカンスト、根性育成のおまけと因子継承でパワーも高い。代わりに素のスタミナが明らかに足りておらず中距離~マイラーじみたステータスだが、高い根性と回復スキルでカバーしているため3200mでもマイル~中距離ばりの猛スパートを仕掛けてくる」という、他のウマ娘には真似できない走りを覚えさせることが可能。
サポートにイベント配布のSSRスペシャルウィークやSSRウオッカといった金回復スキルを授けてくれるものを組み込めば、スタミナ成長用のサポートを一切組み込まずにスキルだけで3200mを走り切るスタミナを確保という芸当すら視野に入る。
このため、競技場においても中距離どころか長距離を走るアグネスタキオンは有力な選択肢となり得る。中にはあえてマイル因子を継承させて適性を上げ、マイラーとして活躍させる変t…猛者もいるほど。
ただし、9人立てとなるチャンピオンオンズミーティングにおいては、固有スキルの発動条件となる順位が3位もしくは4位と限定されてしまうため、出走する他のウマ娘の脚質、すなわち環境に大きく左右される。
例えばタウラス杯であれば「ゴルシ(追込)」や「デバフ搭載のルドルフ・ネイチャ(差し)」だらけだったことから、前に出すぎて固有スキルが不発(+各種デバフをモロに食らう)と完全に逆風だった。
しかし、続くジェミニ杯においては逃げ・先行が比較的多い環境だったこともあって固有発動が比較的安定していたため、後ろに控えるゴルシ軍団より先にトップスピード(カンスト)に到達、そのまま逃げ切るといった勝ち方が成立していた。
彼女を運用する際の一番の欠点は、固有スキルに付属する速度アップの効果が低いこと、すなわち固有スキルによる暴力的な速度・加速度アップが無いということ。スピード・スタミナの両方をカンストさせるような育成上級者のウマ娘を相手にすると、ここがネックとなって負けるといった場面も少なくないので、そういった場合はサポートカードによるスキルでのカバーが必須となる。
- ☆3[Lunatic_Lab]アグネスタキオン
詳細は該当項目にて。
固有二つ名
超光速のプリンセス
育成ランクS以上のウマ娘から想いを継承し、無敗でホープフルステークス、弥生賞、皐月賞を勝利し、基礎能力スピードが1200以上になる。
- 所謂1200族と呼ばれるタイプの固有二つ名の中でも屈指の難易度だったが、最新シナリオであればSランク以上が出来やすい上に1200もそこまで過酷ではなくなった。
- ホープフルステークスに出るのを忘れずにこなせば手が届くようになったので、一人前のモルモットとなるべく挑戦してみては?
サポートカード
- SR[生体Aに関する実験的研究]アグネスタキオン
リリース初期よりサポートカードガチャにて入手可能なSRサポート。タイプは賢さ。
- SSR[Q≠0]アグネスタキオン
中距離先行に特化した性能…なのだが、あらゆる要素が同日追加の新シナリオ「つなげ、照らせ、ひかれ。私たちのグランドライブ」との相性が抜群であり実装初日から最強クラスの仲間入りを果たした。
汎用性という面ではキタサンブラックSSRのほうが優れているものの、ことスピードとスキルPt稼ぎにおいては現状トップクラスであり育成するウマ娘によっては中距離や先行に適性がなくとも選択肢に入るレベル。
ただし当たり前だが欠点もあり、レース関連のサポート効果は一切持ってない。
そのため多数のレースに出走する必要がある「Make a new track!!」とは相性が悪く、今後登場するシナリオの仕組み次第では評価が変わる可能性がある。
余談だが、このSSRの初ピックアップ時にはもう一枚新規SSRがピックアップされていたのだが、それがなんとライトハローSSR。
こちらも新シナリオにおいて必須級とまで言われるほどの性能を持っており、どちらが排出されても非常に美味しいという引き得すぎるガチャ内容となっていた。
外部出演
Shadowverse
『シャドウバース × ウマ娘 プリティーダービー』コラボにて「ウィッチ」クラスのリーダースキンとして登場。
また、想像の具現化というカードのイラスト違いプレミアムカードとしてアグネスタキオンの別イラストバージョンも登場した。
関連人物
史実では同期の菊花賞馬。ウマ娘では何だかんだで良き友人。
彼女の育成ストーリーでは、本人の育成ストーリーとは異なる選択をしたタキオンが登場する。育成に他のウマ娘が絡む際、普通はポイントごとに絡んでくる展開が多いのだが、カフェシナリオにおけるタキオンはほぼ出ずっぱりであり、終盤の展開も含めて「裏」タキオンシナリオとでも言うべき内容となっている。
シニア級宝塚記念後のタキオンは必見。
方向性は異なるものの、どちらも同じ理系ということもあり絡むことが多い相手。
彼女のウマ娘ストーリーや育成ストーリーでも度々登場しており、特にウマ娘ストーリーにおいてはなんとかして彼女の担当になろうと奮闘するトレーナーにアドバイスするなど重要な役回りを担っている。
史実ではタキオンの一世代上でタキオンの全兄アグネスフライトにダービーで敗れているが、フライトがウマ娘未登場のせいかタキオンが代役的立ち回りを担っている。
史実での馬主が同じ。
寮でのルームメイトで、方向性は異なるが「ウマ娘」そのものに並々ならぬ関心を持つという点ではタキオンと似ている。
タキオンによれば、タキオンですら見逃しそうなわずかな異変をも見逃さないとかで、実験への協力を望んでいるとか。ホーム画面では「(デジタルと一緒にいると)観察される側の気持ちが分かって新鮮」と評している。デジタルの育成ストーリーにもたびたび登場している。
同じアグネスだがメジロ家やシンボリ家の様に関係があるかについては不明。
一方で彼女の行動には引き気味な部分もありチーム戦の掛け声の際は「涎拭きたまえ」と少し低めの声で言っていた
史実のアグネスタキオン産駒。
ウマ娘ではタキオンを優しい先輩と慕っており、タキオンも彼女を「なかなか厄介な子」と評しながらも、満更でもない様子。
こちらの世界では気の良い先輩後輩として、良好な関係を築いている。スカーレットによれば、時々「美味しい茶葉やお役立ちグッズ」を分けてくれるとか。
…ちなみに、タキオン曰く実験の一環も兼ねているらしいが、基本的に安全なものしか渡さないとのこと(本人了承済み)。スカーレットが発光するようなことはないようだ。
史実では1歳下で対戦経験はないが、同じくクラシック一冠獲得後に故障で引退している。また、代表産駒同士が同世代のライバル。
ゲーム版では両者とも別ベクトルで問題児であり、あるイベントではこのコンビによってとんでもない事態が発生した。
- トレーナー(ゲーム版)
担当になる前からすでにタキオンに椅子に縛りつけられるなど危険な目にあっているが、それでもなお彼女の担当に志願し続けどんな副作用があるか定かではない怪しい薬を躊躇いもなく飲み込むということをやってみせた。それに感化されたタキオンもついに退学を取りやめ担当となりトゥインクルシリーズを共に駆けることとなった。
ゲーム版におけるオリジナルトレーナーではあるが屈指の存在感を(物理的にも)放っておりことpixivにおいても彼(女)に焦点を置いた創作は後をたたない。→発光するトレーナー
また前述の通りタキオンの食事などの面倒も見ているため他ウマ娘の育成ストーリーのトレーナーより生活力が高いことが窺える。
競走馬「アグネスタキオン」
2001年 皐月賞
その馬は、わずか4度の戦いで神話になった。
異次元から現れ、瞬く間に駆け抜けていった。
ライバル達を絶望させ、見る者の目を眩ませる「超光速の粒子」。
その馬の名は、「アグネスタキオン」。
「衝撃の伝説。」
デビューした瞬間から、計り知れない強さを見せつけた。
誰もが三冠馬の誕生に思いを馳せ、その衝撃の走りに夢を重ねた。
アグネスタキオン、君の凄さに魅了された者たちが、
名馬の歴史を超越した勇姿を永遠に語り継ぐだろう。
- JRA『ヒーロー列伝コレクション』No.51「アグネスタキオン」
光を超えて
容赦などしない
突き放してやる
置き去りにしてやる
それで終わりか
吠えかかってこい
意地を示せ
追いついてみろ
できないのなら下がれ
光を超えていく私の背中を
そこで見ているがいい
《「名馬の肖像」2019年ホープフルステークス》
1998年生まれ。父はサンデーサイレンス、母は1990年の桜花賞優勝のアグネスフローラ。両親を同じくする全兄は2000年の東京優駿(日本ダービー)優勝のアグネスフライト。祖母のアグネスレディーも優駿牝馬(オークス)優勝という、良血の持ち主。
主戦騎手は河内洋。祖母・母・兄・本馬と、3代4頭の手綱を握った。
2000年12月に開催された阪神競馬場のデビュー戦を勝利すると、続くGⅢ・ラジオたんぱ杯3歳ステークス(現GⅠ・ホープフルステークス)を連勝。
翌2001年には、単勝オッズ1.2倍の弥生賞(GⅡ)も無敗で勝利。
そして皐月賞では単勝オッズ1.3倍の圧倒的1番人気に応える圧勝を見せた。
4戦すべて危なげない勝利で、「三冠馬間違いなし!」とまで騒がれたが、皐月賞後に屈腱炎を発症し、早々に引退に追い込まれてしまった。
アグネスタキオンの評価を高めたのは、後の同期たちの活躍も大きい。
2000年のラジオたんぱ杯は
- 2着が2001年に日本ダービー・ジャパンカップを獲って年度代表馬に選出されたジャングルポケット
- 3着はNHKマイルカップ・ジャパンカップダートと芝・ダート両方のGⅠを獲り、特にダート界最強との意見もあるクロフネ
また、2001年の弥生賞で4着であったマンハッタンカフェは
- この年の有馬記念で、前年にすべてGⅠ・GⅡで8戦全勝を果たしたテイエムオペラオーと、その最大のライバルメイショウドトウを降して優勝
- 2001~02年にかけ、菊花賞⇒有馬記念⇒天皇賞(春)という、長距離GⅠを3連勝(これを果たしたのは他に「皇帝」シンボリルドルフしかいない)
またアグネスタキオンの最終戦となってしまった皐月賞では、
もおり、この世代のクラシック戦線はアグネスタキオンを含めたこれら強豪馬の5強体制と称され、後に01世代と呼ばれ最強世代候補にも挙がる名馬が揃っていた。
これらの名馬を危なげなく降していたアグネスタキオンはどれだけ強かったんだ、というのが、「幻の三冠馬」と呼ばれた所以である。
種牡馬としては、ダイワスカーレット(桜花賞などGⅠを4勝)やディープスカイ(自身が果たせなかった日本ダービー優勝)などを輩出し、2008年には1957年のクモハタ以来51年ぶりに内国産馬のJRAリーディングサイアーに輝いた。
産駒の活躍がますます期待されたが、その矢先の2009年6月22日、急性心不全により11歳の若さで死去した。
競走馬としても種牡馬としても底を見せないまま、「超光速の粒子」タキオンの如く、瞬く間に駆け抜けた生涯だった。
史実で対戦経験のあるウマ娘
※強調はアグネスタキオンが先着したレース
- 01世代(同世代)
・マンハッタンカフェ(ウマ娘)…01年弥生賞
上記の通り皐月賞後に引退したため、同期としか対戦経験がない。
余談
ファンからの扱い
先述したように、アプリ版では初心者でもある程度育成しやすい難易度(上記の点に注意する必要はあるが)なことや、他のウマ娘とは微妙に異なるトレーナー(プレーヤー)との独特な関係などが注目され、自由奔放に見えて史実を上手くフィーチャーしたストーリー展開も人気が高く、ゲーム版のリリース以降、キャラクター人気を大きく伸ばしたウマ娘の一人とされている。
一方で、こうしてモルモットとして彼女に魅入られた多くのトレーナー達が、その高ぶる愛を表現するために大量の怪文書が生み出される形となり、その後のウマ娘の二次創作界隈に少なくない影響を与えたことも間違いない。
ワケワカンナイヨー!
二次創作においては、実験好きという設定や習得可能スキル「独占力」の存在なども手伝ってか、トレーナーに対するヤバめな感情が強調されたイラストや小説が散見され、トウカイテイオーほどではないにしろ、そっち方面での創作界隈では一定以上の人気を獲得している。
マッドサイエンティストの性か、怪現象の原因として疑われたり、禁忌などと呼ばれたりして「困っている時の最終手段」として扱われている。
無論、本編とは異なるこういった非公式な話題を好まないプレイヤーの方も存在するので、こうした話題を取り上げる際にはマナーを守って節度ある行動を心がけよう。
投稿する前に必ず注意事項と利用規約をご確認ください。
ちなみに出会いのエピソードゆえか、二次創作でのタキオンのトレーナーは肌が発光しているケースも珍しくない。彼女を愛する彼ら曰く「タキオントレーナーは発光してナンボ」。
埋もれた要素
彼女自身の普段の立ち振る舞いや作中での言及の少なさからほとんど認知されていないが、実はやんごとなき家柄の出身である可能性が非常に高い。可能性を示す要素を羅列すると
- 家系がレース界での名声華々しい一家や栄誉ある一族と表現される
- 海外から頻繁に小包みが届いている(自費で薬の材料を調達していると推測できる)
- 現実と遜色ないVR空間を作り出す装置を個人で所有(一応元は市販のものらしいが)
- 行きつけの茶葉専門店がある(言及された際の状況から気軽に通えるような店ではない可能性がある)
なお、本人や他者からの何気ない言及でかなりの良家出身であることが暗に示された事例は他にもあったりする。
CVについて
アグネスタキオンのCVは上坂すみれが担当しているが、実は上坂すみれは2016年のウマ娘プロジェクト始動時点では史実における実の娘であるダイワスカーレット役としてクレジットされていた。
発表時と現在でCVの変わったウマ娘は他にもいるのだが、上坂すみれの配役が史実の実父に変わったというのは何の因果だろうか。
関連イラスト
関連項目
ウマ娘プリティーダービー
ウマ娘プリティーダービー(ゲーム)
ウマ娘 アグネスタキオン
マッドサイエンティスト 萌え袖 黒スト 美脚
アグネスのやべー方 発光するトレーナー
- ユリウス(グラブル):同じCygames製のゲームである『グランブルーファンタジー』に登場するキャラクター。研究者であり、常にニヒルな笑みを浮かべてやたらネットリとした話し方をする点や、アビリティ使用時を始めとする「研究の成果だぁ」という口癖がタキオンのそれと被っているため、後発であるタキオンを指して「女版ユリウス」と呼ぶ騎空士兼トレーナーもいるとか。
- サンダルフォン(グラブル):ユリウス同様『グランブルーファンタジー』に登場するキャラクター。癖のある茶髪にアホ毛、光が無い赤い目、ニヒルな笑み、両腕を広げるポーズ、黒タイツにハイヒールのショートブーツ等、多くの共通点が有る。しかし、タキオンが紅茶党なのに対し、サンダルフォンは大の珈琲党である。(ちなみにサンダルフォンという競走馬は実在し、サクラバクシンオー産駒である)
- カルミラ:中の人が同じキャラクター。言動自体はタキオン以上に暴力的な一面を持つ一方で、因縁の仇敵には並々ならぬ感情を抱いている。登場作の第1話で主人公が発光するという描写があったためか、一部の視聴者にはカルミラタキオンとネタにされていた。
- 一ノ瀬志希:『アイドルマスターシンデレラガールズ』に登場するマッドサイエンティストアイドル。怪しい薬品の開発や私生活ではだらしなげな点が共通している。ちなみにアグネスタキオンの中の人はアナスタシアを演じる一方で、志希の中の人はバンブーメモリーを演じている。
- No.107 銀河眼の時空竜(ナンバーズひゃくなな ギャラクシーアイズタキオンドラゴン):遊戯王ゼアルに登場するエクシーズモンスター。たまに“タキオン”繋がりでイラストでタキオンドラゴンを召喚するアグネスタキオンが散見される。