概要
1981年創設のジャパンカップ(芝2,400m)の存在やその後の日本馬の海外ダート競走での活躍などの影響を受けて、2000年に東京競馬場開催のGⅠ国際招待競走として創設。創設当時はJRA平地GⅠで唯一の土曜日施行だった(2007年まで)。
2014年に通常の国際競走チャンピオンズカップとして再整備された。
2007年までは11月下旬、以降は12月上旬に開催。
コースは創設から2001年、改修後の2003年から2007年まで東京競馬場ダート2,100m、2002年のみ中山競馬場ダート1,800m、2008年から2013年まで阪神競馬場ダート1,800mで施行。
改称後の現在は中京競馬場ダート1,800mで行われる。
2013年までの優勝馬
馬の太字は同年の最優秀ダートホース受賞馬。
※以降はチャンピオンズカップを参照。
回次 | 開催年 | 優勝馬 | 騎手 | 備考 |
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創設・東京ダート2100mで施行。 | ||||
第1回 | 2000年 | ウイングアロー | 岡部幸雄 | 基準タイム2.07.2 1998年スーパーダートダービー、同年フェブラリーS優勝。 |
第2回 | 2001年 | クロフネ | 武豊 | レコード2.05.9 同年を最後に馬場改修工事によりダート2100mレコードがリセットされたため、現在も参考記録ながら最速レコードタイムとなっている。同年NHKマイルカップ優勝。ラストラン。 |
第3回 | 2002年 | イーグルカフェ | L・デットーリ<イタリア> | 中山競馬場1800mで施行。鞍上のデットーリは翌日のジャパンカップでもファルブラヴで優勝を果たす大活躍。2000年NHKマイルカップ優勝。 |
第4回 | 2003年 | フリートストリートダンサー | J・コート<USA> | 馬場改修後の基準タイム2.09.2 現在まで唯一の外国馬(USA)勝利。2着アドマイヤドン。 |
第5回 | 2004年 | タイムパラドックス | 武豊 | レコード2.08.7。初GⅠ制覇。この後2005年川崎記念・帝王賞・JBCクラシックを勝利する。 |
第6回 | 2005年 | カネヒキリ | 武豊 | レコード2.08.0 鞍上の武豊は史上初の騎手連覇。同年JDダービー・ダービーグランプリ優勝。砂のディープインパクトと称された。 |
第7回 | 2006年 | アロンダイト | 後藤浩輝 | |
第8回 | 2007年 | ヴァーミリアン | 武豊 | 東京大賞典を勝利し、翌年以後引退までにダートGⅠ級を5勝挙げた。 | レコード2.06.7 同年川崎記念・JBCクラシック・
施行場を阪神ダート1800mに変更 | ||||
第9回 | 2008年 | カネヒキリ | C・ルメール<フランス> | 基準タイム1.49.2 史上唯一の隔年制覇。同年東京大賞典勝利。 |
第10回 | 2009年 | エスポワールシチー | 佐藤哲三 | 翌年以後もダート1400mから2000mのGⅠ級競走を8勝挙げた。 |
第11回 | 2010年 | トランセンド | 藤田伸二 | レコード1.48.9 |
第12回 | 2011年 | トランセンド | 藤田伸二 | 南部杯勝利、ドバイWCでも2着。 | 史上初の連覇。同年フェブラリーS・
第13回 | 2012年 | ニホンピロアワーズ | 酒井学 | レコード1.48.8 鞍上の酒井初GⅠ制覇。 |
第14回 | 2013年 | ベルシャザール | C・ルメール |