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もうひとつの道

己の不甲斐なさに

ひざを折っても

いつか立ち上がれ。

あの日の喜びが

遠く思えたなら

周囲に目をこらせ。

向こうに灯が見えないか。

若き人々よ。

道はひとつではない。

その証明が彼の歩みだ。

≪『名馬の肖像』2017年ホープフルステークス

概要

2002年4月10日生まれ。父エルコンドルパサー、母スカーレットレディ、母の父サンデーサイレンス

2004年10月10日、京都競馬場でデビュー。新馬戦を勝ち上がる。その後2戦して2着、2着、暮れのラジオたんぱ杯2歳ステークス優勝。

2005年スプリングステークス皐月賞京都新聞杯神戸新聞杯と2ケタ着順が続く。ここからダート路線に転向、エニフステークス、浦和記念と連勝。

2006年、ダイオライト記念名古屋グランプリに優勝(いずれもG2)。

2007年、川崎記念JBCクラシックジャパンカップダート東京大賞典優勝。

JRA賞最優秀ダートホースを受賞。

2008年、フェブラリーステークスJBCクラシック優勝。

2009年、帝王賞JBCクラシック優勝。史上3頭目の同一GI3連覇、さらに史上初のGI8勝も達成。

2010年、川崎記念優勝。史上初のGI9勝達成。ジャパンカップダート14着の結果を受けて引退、種牡馬となる。

2024年疝痛の為死去。享年22歳。

※優勝したG1レースを太字で記載

※2017年12月、コパノリッキーが東京大賞典優勝、G1レース11勝目となり単独1位。ヴァーミリアンは3位タイとなった。

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