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トウカイトリック

とうかいとりっく

日本中央競馬会(JRA)に所属していた競走馬。 幾多の名馬達と共に走り続けた名脇役であった。
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誕生

2002年2月26日三石で誕生。

父は凱旋門賞2着馬エルコンドルパサー、母はアメリカのGⅠ馬ズーナクア、母父は父の同期グラスワンダーの父シルヴァーホークという血統。

馬主はトウカイテイオー等「トウカイ」の冠名でお馴染み内村正則氏。

馬名の由来は冠名+策略(Trick)で、英語表記ではTokai Trickとなる。

現役時代

2004年8月と割と早い時期に小倉でデビュー、1番人気に応え勝利する。
その後4連敗の後翌年(2005年)ようやく2勝目を挙げる。

その後条件戦を1着2着となかなかの結果を残し神戸新聞杯に挑むも、ディープインパクトの圧勝ぶりを馬群の中で見ることしかできなかった。

その後福島記念で2着に入る等賞金を稼ぐと翌年(2006年)阪神大賞典に挑戦、長距離の先輩デルタブルースを4馬身千切って2着。あれ?
さらに3馬身ほどディープインパクトに千切られてしまう。

その後いまいちパッとしなかったものの、暮れのステイヤーズステークスで2着に入り、さらに翌年(2007年)ダイヤモンドステークスで念願の初重賞勝利。

ディープも引退したしいよいよGⅠ!
…と思ったら今度は二冠馬メイショウサムソンがいた。
捉えきれず3着。

その後はアルゼンチン共和国杯で2着、そして翌年(2008年)には万葉ステークスで約1年ぶりの勝利を挙げるが、この後2年もの間勝ち星から遠ざかってしまう。
しかしなんだかんだでちょくちょく掲示板に載ったりして賞金は稼いで来るからか、あるいは長距離しか実績が無い馬に種牡馬として需要は無いからか、現役を続けることになる。

2010年、万葉ステークスで2年ぶりに勝利を挙げ、更に阪神大賞典で8歳にして重賞2勝目を挙げる。
が、またまた長い間勝ち星から遠ざかってしまう。

2012年の阪神大賞典ではオルフェーヴルと対戦して、ディープインパクト以来6年ぶりに三冠馬と相まみえるが、オルフェーヴルの大暴走を後方から見ていることしかできなかった。

そして暮れのステイヤーズステークスで’’なんと10歳にして重賞を勝利する。’’
というかほぼ11歳である。人間でいえば40歳くらいか。爺さん呼ばわりはちょっと失礼だが、この年齢まで一線で活躍できるアスリートは早々いないだろう。

その後も掲示板に載ったりして馬主孝行ぶりを見せるが、2014年に調教中に重いコズミ(要は筋肉痛のこと)を発症。
とうとう引退することとなった。

引退後

引退後は誘導馬として調教が進められる。
天皇賞の舞台に誘導馬としての姿を見せてくれるのを期待されていたが、そんなファン達に飛び込んできたのは思いもよらない衝撃的なニュースであった。
「トリックトリック号が死亡」

4月16日(発表されたのは24日)に重度の骨折のため予後不良と診断、安楽死の措置が執られたという。
コズミで引退するまで故障も無く走り続けた彼の最期としてはあまりに意外で、早すぎるものであった。

彼の死から6日後、JRA顕彰馬に父エルコンドルパサーが選出されたと発表された。
今頃は親子で生前の思い出でも語り合ってるのだろうか。

京都競馬場の馬頭観音に彼の献花台が設置され、多くのファンが訪れている。
彼の活躍はこれからも競馬ファンの記憶に残り続けるものになるだろうと思う。

共に走った名馬達

9年半にも及ぶ現役生活の中で幾多もの名馬達と走り続けたトウカイトリック。
その中には世代を代表する馬や、後にダートや障害で活躍する馬等様々である。
彼と走ったことのある日本のGⅠ馬を時期の早い順にざっとまとめると。

メルシーエイタイム
ディープインパクト
ヴァーミリアン
ヤマニンシュクル
デルタブルース
メイショウサムソン
マツリダゴッホ
アドマイヤムーン
カワカミプリンセス
ウオッカ
コスモバルク
ダイワメジャー
シャドウゲイト
アサクサキングス
アドマイヤジュピタ
テイエムプリキュア
スクリーンヒーロー
ジャガーメイル
オウケンブルースリ
マイネルキッツ
ドリームジャーニー
アーネストリー
トーセンジョーダン
ヒルノダムール
ビートブラック
ローズキングダム
ビッグウィーク
サンテミリオン
オルフェーヴル
ゴールドシップ
フェノーメノ
トーセンラー

(2014年5月現在)

GⅡGⅢや海外馬まで書こうとするともう把握しきれなくなるのでここまでにさせてもらうが、これだけでもそうそうたる面子が揃っているのがお分かりいただけるだろうか。
上に書いただけでも32頭、つまり
「トウカイトリックと走ったことのある日本のGⅠ馬だけで16頭立てのレースが2回できる」
ということになる。すげぇ。
しかもまだ増える可能性がある。後輩達の活躍をこれからも見守り続けてほしいものである。

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