概要
| 生年月日 | 2007年1月30日 |
|---|---|
| 没年月日 | 2024年3月4日 |
| 英字表記 | Saint Emilion |
| 性別 | 牝 |
| 毛色 | 黒鹿毛 |
| 父 | ゼンノロブロイ |
| 母 | モテック |
| 母の父 | ラストタイクーン |
| 競走成績 | 18戦4勝 |
| 馬主 | 吉田照哉 |
| 管理調教師 | 古賀慎明(美浦) |
| 生産 | 社台ファーム |
2010年の中山新馬戦芝2000mでデビュー。1番人気の期待に答えて勝利を収め、2戦目の若竹賞でも勝利。しかし3戦目のフラワーカップでは3着となり、桜花賞ではなく優駿牝馬を目標としたローテを組む。そして4月のフローラステークスで重賞初勝利を収めた。
雨の降る中での開催となった5月の優駿牝馬。レース終盤ではアパパネと叩き合いになり、そのまま2頭並んでゴール。
2頭が同着という稀な事態から写真判定に15分近くを要し、結果アパパネと同着になった。JRA主催のGIレースで1着が2頭は史上初であり、10年以上経つ2020年代に入っても2頭1着は起きていない。
秋は秋華賞を目指すこととなったが、主戦騎手の横山典弘が怪我で離脱したために藤岡佑介への乗り替わりが発生。レースではゲート内で扉に顔をぶつけて出遅れ、口を切って出血したのもあって実力を発揮できず、18着に大敗。エリザベス女王杯では鞍上にミルコ・デムーロを迎えるも9着に敗れる。
2011年シーズンも調子は伸び切らず、2012年はアメリカジョッキークラブカップで4着となったのをピークに精彩を欠く結果が続き、2013年1月のアメリカジョッキークラブカップを最後に引退。生まれ故郷の社台ファームで繁殖入りした。
2024年3月4日死去。享年17歳。
