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概要編集

日本の競走馬誘導馬

主な勝ち鞍は天皇賞(春)(2012年)。

本馬の活躍により一時種牡馬を引退していた父・ミスキャストが再度供用された。


プロフィール編集


略歴編集

2007年

5月23日、オーナーブリーダーのノースヒルズ(北海道新冠町)の牧場で誕生。

父・ミスキャストは凡庸な競走成績だったが父・サンデーサイレンス、母・ノースフライトという良血のため種牡馬入りした。

母・アラームコールはブライアンズタイムの仔ながら、現役時代は条件馬どまりであった。

大柄で見栄えのする仔馬であった。


2009年

栗東の中村均厩舎に入厩。

10月18日、京都競馬場新馬戦ダート1800m)でデビューし、ピサロナイトの4着に敗れた。ズブい馬と評価される。

11月22日、京都競馬場の2歳未勝利戦(ダート1800m)に出走し、ブルーライトニングの11着に敗れた。

12月5日、阪神競馬場の2歳未勝利戦(ダート1400m)に出走し、ドビュッシーの2着に敗れた。

12月19日、阪神競馬場の2歳未勝利戦(ダート1400m)に出走し、シゲルケンシンの2着に敗れた。


2010年

1月9日、京都競馬場の3歳未勝利戦(ダート1400m)に出走し、エリモエポナの5着に敗れた。

1月24日、中京競馬場の3歳未勝利戦(ダート1700m)に出走し、ウインブシドウの3着に敗れた。

2月27日、阪神競馬場の2歳未勝利戦(ダート1400m)に出走し1着。7戦目でようやく勝ち上がる事ができた。

3月14日、阪神競馬場の3歳500万下(ダート1400m)に出走し、ケイアイブリザードの11着に敗れた。

4月4日、阪神競馬場の3歳500万下(2200m)に出走し、トゥザグローリーの3着に敗れた。初めての芝レースで好走したため、この後は芝の中長距離を中心に使われていく事となる。

4月24日、東京競馬場新緑賞(500万下)に出走し、ブレイクアセオリーの2着に敗れた。

5月15日、東京競馬場の夏木立賞(500万下)に出走し1着。

5月29日、京都競馬場の白百合ステークスオープン)に出走し、ワイルドラズベリーの5着に敗れた。秋まで休養に入る。

9月4日、新潟競馬場弥彦特別(1000万下)に出走し、マッハヴェロシティの7着に敗れた。

10月3日、阪神競馬場の兵庫特別(1000万下)に出走し1着。

10月24日、京都競馬場の菊花賞GⅠ)に出走し、ビッグウィークの3着に敗れた。ビートブラックの好走により父・ミスキャストは種牡馬復帰。

12月12日、阪神競馬場のオリオンステークス(1600万下)に出走し1着。オープン馬となる。


2011年

1月16日、京都競馬場の日経新春杯GⅡ)に出走し、ルーラーシップの10着に敗れた。

2月19日、東京競馬場のダイヤモンドステークスGⅢ)に出走し、コスモメドウの4着に敗れた。

4月4日、阪神競馬場の大阪-ハンブルクカップ(オープン)に出走し1着。

5月1日、京都競馬場の天皇賞(春)(GⅠ)に出走し、ヒルノダムールの7着に敗れた。

6月26日、阪神競馬場の宝塚記念(GⅠ)に出走し、アーネストリーの11着に敗れた。秋まで休養に入る。

10月9日、京都競馬場の京都大賞典(GⅡ)に出走し、ローズキングダムの2着に敗れた。

11月6日、東京競馬場のアルゼンチン共和国杯(GⅡ)に出走し、トレイルブレイザーの5着に敗れた。

12月3日、中山競馬場ステイヤーズステークス(GⅡ)に出走し、マイネルキッツの11着に敗れた。


2012年

1月15日、日経新春杯に出走し、トゥザグローリーの4着に敗れた。

2月18日、ダイヤモンドステークスに出走し、ケイアイドウソジンの6着に敗れた。

3月18日、阪神競馬場の阪神大賞典(GⅡ)に出走し、ギュスターヴクライの10着に敗れた。

4月29日、単勝159倍の14番人気で天皇賞(春)に出走。ゴールデンハインドと共に大逃げを打ち、競り落とすと、トーセンジョーダンに4馬身差で1着。重賞初勝利となった。

6月24日、宝塚記念に出走し、オルフェーヴルの9着に敗れた。秋まで休養に入る。

10月8日、京都大賞典に出走予定だったが、右前挫跖のため出走取り消し。

11月4日、アルゼンチン共和国杯に出走し、ルルーシュの4着に敗れた。

11月25日、東京競馬場のジャパンカップ(GⅠ)に出走し、ジェンティルドンナの7着に敗れた。

12月23日、中山競馬場の有馬記念(GⅠ)に出走し、ゴールドシップの9着に敗れた。


2013年

2月10日、京都競馬場の京都記念(GⅡ)に出走し、トーセンラーの4着に敗れた。屈腱炎を発症。


2014年

4月6日、14ヶ月ぶりに復帰。阪神競馬場の産経大阪杯(GⅡ)に出走し、キズナの8着に敗れた。屈腱炎が再発。

4月11日、JRA競走馬登録を抹消し、現役引退。

6月、京都競馬場で乗馬となり、誘導馬の訓練を積む。


2015年

京都競馬場で誘導馬となる。


2023年

誘導馬を引退。馬事公苑宇都宮事業所(栃木県)で乗馬や装蹄師用の練習馬を務める。


2024年

2月13日、乗馬中に転倒し、骨盤を骨折し死亡(17歳)。


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10世代 競走馬 誘導馬

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