概要
『ドラゴンクエストⅣ』で初登場した、さまようよろいの色違い。
こちらは緑色となっている。
作品別の解説
- ドラゴンクエストⅣ
戦闘面では打撃のみだが攻撃力、守備力が高いためシンプルながら強い相手。初期の作品には珍しい、マホトーン効果を使ってくるボスキャラクターである。
通常攻撃→静寂の玉→アイスコンドル呼び→通常攻撃→通常攻撃→アイスコンドル呼び→最初に戻る、のローテーション行動。
小説版では、かつてピサロと戦い敗れた騎士「アドン」という設定になっており「一対一で勝負しろ!」と言われて受け入れるなど、騎士の誇りを持つ。絶死の覚悟で振るわれる剣は勇者ユーリル(主人公)を追い詰めが、咄嗟に放ったライデインによって敗北、死亡する。皮肉にもピサロに敗北した時と同じ形となったが、全力で斬り結んだ結果散りゆく彼は満足げに微笑んでいた。
ピサロと共に出現する他、クリア後にも出現する。
さまようよろい系統の最上位種であり高い攻撃力を持つ強敵。姿を消してから瞬間移動しこちらを斬りつける攻撃に加え高い体力を持つためしぶとい。
前からの攻撃は盾で弾いて来るため後ろに回り込むかバトルチョーカーを装備すると良い。
クリア後に出現し、前作よりも行動パターンが多彩になり、より強くなっている。
ダッシュによる斬撃、ジャンプ斬り、挙げ句には斬撃を飛ばしたりする為、遠距離でも攻撃できる手段も持っている。更に前作からあった「姿を消してから瞬間移動しこちらを斬りつける攻撃」が「つうこんのいちげき」扱いとなり、ピサロナイトの視界内に入っているならどんなに離れようとプレイヤーを追撃し、これを仕掛けてくるためもはや何でもアリの状態。本作屈指の実力を持つサタンジェネラルやキラークリムゾンとはまた違った危険性を持つモンスターに変貌した。……が意外な裏技(バグ)でプレイヤーから乱獲の対象にされてしまう。『ドラゴンクエストヒーローズⅡ』にはモンスター増殖バグがあり、これを利用した「ピサロナイト狩り」が、大変流行った。
なお、ピサロの部下の筈なのに本作では何故かそのピサロを差し置いて単独出演する(一応ピサロも限定的ではあるが出演自体はしている)という変な事になっている。その上、豆知識には「ピサロの部下であったことすら忘れ、たださまよい剣を振るっている」という記述がある。何かがおかしい。
ドラゴンクエストモンスターズシリーズ
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』から参戦。魔王の部下に恥じない高い能力を持っている。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』では特性「AI2回行動」を持ち、ザキ系と魔封じ系に無効耐性がある。しにがみきぞく×キラーアーマーの特殊配合で生まれるが、しにがみきぞく自体それほど複雑な配合チャートをしていない上にキラーアーマーも普通に位階配合で生まれるため、ランクA特殊配合限定モンスターの中では比較的作成しやすい。
『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』では主君であるピサロが主人公となっている為か『NPCとして登場し育てられないのではないか』と言われていたが、ボーンナイトとさまようよろいの特殊配合で生み出せるのでご安心を。
作中ではヘルバトラーに仕えるパーシヴァル(CV:竹内良太)という名のモンスターとして登場。
主君であるヘルバトラーに忠を尽くしていたが暴政を敷くヘルバトラーと対立することになる。鉄鋼砦の魔界初級をクリアすると、ピサロに仕えることを誓い、ロザリーヒルの塔でロザリーの護衛をするようになる。鉄鋼砦の魔界では、パーシヴァルを中心としたストーリーが展開され、「ピサロナイト」というモンスターの掘り下げが行われる。
中盤にて原作同様、ロザリーヒルにやってきた勇者ソロと戦って敗れるが、今作では生存しており(同様に原作1章のボスであるピサロのてさきとお供のおおめだまも生存している)、この時負傷していたのが原因でロザリーヒルのピサロの家で療養していた(そのせいで後にロザリーが欲深い人間達に攫われたが)。
そして終盤にて完治し、ピサロの部下達と共に最終決戦に挑もうとするピサロの元へ駆けつけた。