概要
かつてプレイヤー達を恐怖のどん底に叩き落としたあのキラーマジンガの上位モンスターである。
意外ではあるが『ドラゴンクエストⅩ』でのインパクトが強すぎた為、初登場が『ドラゴンクエストⅩ』と勘違いされやすいのだが、実際の初登場は『ドラゴンクエストモンスターパレード』である。
登場作品
ドラゴンクエストモンスターパレード
上記の通りキラークリムゾンのデビュー作。
登場はストーリーの中盤、中央の大陸のニエバの森でマスター・ラドゥガのしもべとして登場。
同時期で直前に戦うユリヌス(あくまのきし系のモンスター)よりLvとランクはやや劣るものの、その火力はユリヌス以上という厄介な相手で、お供にスライムベホマズン等回復や補助に優れたモンスターを連れているので、戦闘が長引きやすく危険である。
ただし、マヒが有効なので「やけつくいき」やマヒ攻撃などで足止めができる。
ボスキャラとしての登場なので、プレイヤーには入手できない……と思われたが、イベントの『異界の門』でクリア報酬の異界の福引きの特等で入手可能となっている。
特等というだけあって、手に入れ難さはかなりのもので、中々手に入らないプレイヤーは多々いるだろう。
スマートフォン対応の『どこでもモンスターパレード』でもイベント報酬となる。こちらは討伐イベントでの報酬なので、PC版に比べたら入手しやすい環境ではある。
ドラゴンクエストⅩ
キラークリムゾンの知名度を飛躍的に上げた上に新たなトラウマを作り上げた作品で、ナンバリング初登場。
『モンスターパレード』から初めて逆輸入されたモンスターでもある。
Ver3.1のアップデート以降、烈火の渓谷のマティルの村付近にシンボルとして徘徊しており、必ず2体同時に出現する。
シンボルエンカウントで徘徊していて、うっかり接触すると必ず2体で現れ尚且つ逃走不可とどこぞの海底宝物庫でのトラウマを彷彿とさせる。
それを知らなくても、アップデート直後には事前情報が何もなかったと言われていた為、同系統のキラーマジンガ様のいらっしゃる海底宝物庫の再来と言わんばかりに、何も知らずに峡谷に来た数多のプレイヤーを切り刻んでいった。
そして、『ドラゴンクエストⅩ国勢調査』にてアップデート初日に誰も倒すことができなかったモンスターという快挙を成し遂げた。これは史上初。翌日には10組がようやく撃破したとの報告が出たが、それでも僅か10組というとその恐ろしさは知られているだろう。
攻略方法としては、パラディンのパラディンガード、戦士の真・やいばくだき、スーパースターのボディガード呼びなどを利用してPT全体の生存時間をなるべく伸ばすことが第一とされた。
また、片方だけ先に落としても「リモートリペア」で蘇生させてくるためなるべく二体を同時に攻撃したい。
当時は槍パラディンが四人でPTを組み、必殺チャージ率を高める「おうえん」ができるレンジャーやどうぐ使いを外部に配置し、パラディンガードを回しつつジゴスパークで責めるというユニークな戦法が編み出された。
現在はアップデートによりプレイヤー側が大幅に強化されたこともあり、サポート仲間で倒すことも比較的簡単になった。
フィールドをうろついている超強敵モンスターには他にダークネビュラス、大魔獣イーギュアがいる。
ドラゴンクエストⅪ
ネルセンの迷宮に登場。PlayStation 4版では勇者の試練に、ニンテンドー3DS版では導師の試練に登場する。
2回行動をしなくなったほか、3DS版では呪文の反射もしないためかなり楽に倒せる。
唯一通常ドロップで竜のひせきを落とすため、カミュの「ぬすむ」で狙うといいだろう。
ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3
発売予定のPVで先行的に姿を見せた。
ゲーム上では通常プレイでの入手はできず、2016年4月1日から5月31日までの間に「7SPOTでDS」で配信されていたディスクのMAPをクリアすることで入手可能。現在は配信終了しているため正規の入手方法は無かったが、後に他の配信限定モンスター共々一般回線で再配信された。
ドラゴンクエストヒーローズⅡ 双子の王と予言の終わり
クリア後に戦える強豪モンスターの一体。…なのだが中盤辺りでなんと一体だけ徘徊している。これが理由で初見のプレイヤーをたくさん血祭りに上げた。あれ、デジャブ?
しかし警告が出るし、攻撃しなければ戦闘にはならない。つまり、戦うかどうかはプレイヤー次第とこれまた海底宝物庫でのアイツを彷彿とさせている。
中盤辺りのレベルでは文字通りの地獄を見るハメになるゼッタイ。倒したければレベルを上げて挑もう。
戦闘力は前述の通りあらゆるモンスターとは一線を画する実力を持つ。即死級の攻撃力を持つ近距離攻撃と、遠距離によるビーム攻撃で猛攻を仕掛けてくる。
クリア後のレベル帯では一発で瀕死にされる一撃の重さ、そしてマシン系故にデイン系が有効なのだがこれまでのマシン系モンスター達と違い電力を吸収しパワーアップする。一部の攻撃速度が上昇し、更には攻撃判定にデイン系の属性までついてしまう非常に危険な状態になる。なにそれどっかのスタンド?
デイン系の攻撃はできるだけ自重しよう。
だが、おバカなCPUの仲間がデイン系の攻撃をしてしまう事故もあるので、デイン系の攻撃を違う特技などに変えておくとこうした事故は防げる。
しかし、本当に怖いのは二つの問題点。一つは今作ではやんちゃ個体が出現する事、もう一つはクリア後2、3体で徘徊している事。
やんちゃ個体の攻撃力はレベル次第では一言で言うならまるでハンマーで潰したトマトのようになると言う事。決して冗談では無いし、レベル99でも普通にHPが削られる。と言うか気をつけてなければあっという間に瀕死になる。しかも怯まない。
ただしやんちゃ個体はデイン系の攻撃をしてもパワーアップはしないのである意味安心………と油断していると複数出現で稀にやんちゃ個体が2体同時に出てきたり3体出現時に1体やんちゃ個体が紛れていたりという有り様。
下手すればレベル99でも死人が出る強さで、こうした要素が重なり再びプレイヤーを恐怖に陥れた。
しかし赤の悪夢は終わらないのであった。
なぜならキラークリムゾンが出現するエリアにはタイプGと言う赤のキラーマシンがいるのだ。コイツ自身超火力の怪物と言われ、暴走回転斬りを筆頭に高い火力でプレイヤーを潰しにくる危険なモンスターなのだ。
コイツらが組んでプレイヤーを狩りにくる暴挙に出ることも問題。もはやトラウマではすまされないレベル。
ちなみにある裏技を使うとものすごく素敵な事になってしまうので、その裏技を使う時は要注意。
仲間モンスターとしては
コイツのモンスターコインを拾うと仲間として召喚できる。
強敵ではあるが仲間になったときはとても心強い味方となってくれる……と言うか、あらゆる敵を一撃の元に葬り去る殺戮マシンである。
これ等の理由のおかげで経験値、素材、ゴールドがガンガン貯まっていく。
余談
『ドラゴンクエストヒーローズⅡ 双子の王と予言の終わり』のクリア後はあのアトラスとかギガデーモン等その他のボス級モンスターが徘徊する恐ろしい世界で、その光景はもはや地獄絵図である。
さらに余談なのだが、このキラークリムゾンはメギドロイドの後継機として試作されたものらしい。
あまりの性能の凄まじさに量産はされなかったとか豆知識では出ているが普通に量産されてます、ハイ。
関連タグ
最下位種:キラーマシン2
下位種:キラーマジンガ