曖昧さ回避
概要
魔族の騎士モンスター。
漆黒の鎧に身を包み、バトルアックスを持って攻撃してくる。
初代『ドラゴンクエスト』や『ドラゴンクエストⅩ』、ドラゴンクエストモンスターズシリーズなどに登場している。
作品別の解説
ドラゴンクエストⅠ
高い攻撃力に加え「ラリホー」を唱えてくる強敵(『ドラゴンクエストⅠ』は勇者の一人旅なので眠らされるとプレイヤー側は起きるまで完全に行動不能となる上、ファミリーコンピュータ版は敵の「ラリホー」が100パーセント効くという極悪仕様であるため)。
終盤のりゅうおうの城でも雑魚敵として登場する。
スーパーファミコン版の状況再現ありのRTAでは主人公が防具無しで通常攻撃とラリホーを避け続け、素手で会心を出し続けて倒す。
ドラゴンクエストⅩ
ナンバリングタイトルでは久々の登場。「魔法の迷宮」の3階にしか登場しないレアモンスターだった。
Ver.6.5でついにフィールドに配置される通常モンスターとなり、グレン領西に出現するようになった。
ドラゴンクエストモンスターズシリーズ
悪魔系モンスターとして登場。配合は悪魔系×さまようよろい。
『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』では「バザーのとびら」の奥、『ドラゴンクエストⅠ』のドムドーラに似た廃墟でボスとして登場する。倒すと仲間にすることが可能。デフォルトネームは「パシバル」。この個体の性別は♂で固定。予め「たびだちのとびら」でドラキー♀を勧誘しておけば、強力なシナリオ攻略要員であるデッドペッカーを作れる。
他にもモンスター牧場でリップスに愛を叫ぶ個体が登場している。
ドラゴンクエスト モンスターバトルロード
『レジェンドクエストⅠ』に登場。
使用技は単体を2回攻撃する「ヘッドブレイク」と全体攻撃する「トマホーク」。
『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード ビクトリー』では「トマホーク」が「ビッグトマホーク」になり、2回攻撃になった。代わりに「ヘッドブレイク」は1回攻撃になった。
条件を満たすことでこちらも使用できる。
武闘家と組むと「ヘッドブレイク」が第3の技「真さいごのキリフダ」に変化。
これは何故か足元に埋まっていた「ロトのよろい」を敵単体にぶん投げるというかなりぶっ飛んだ攻撃。
剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣
裏ボスとして登場。復活の呪文で「ブキヤユキノフ」と入力すると戦える。
倒すと「ライデインのオーブ」を習得できる。
派生種
- よろいのきし
あくまのきしの下位種。
初期設定ではりゅうおうの魔力によって動かされるがらんどうの鎧という設定だったがさまようよろいと設定が被ることから中に魔物が入ってる設定に変更された。
- しにがみのきし
上位種のモンスター。小説版ドラゴンクエストでは竜王軍の幹部として登場。
- しろバラのきし
しにがみのきしの転生モンスター。
ボスモンスター
- 魔兵タナト&魔兵ヒプノス
『ドラゴンクエストⅩ』に登場するボス。
『星のドラゴンクエスト』では更にブレイク系のような結晶に覆われた「ヒプトル&タナツキ」がいる。
ゲーム以外の媒体
小説 ドラゴンクエストⅠ
竜王配下の幹部モンスター「竜王六魔将」の一体として登場。
生まれたばかりの勇者アレフを抹殺するためにドムドーラを滅ぼした。沼地の洞窟でドラゴンと共にアレフと戦い倒される。
CDシアター ドラゴンクエストⅠ
こちらも竜王配下の幹部として登場。郷里大輔氏が演じる。
ドムドーラの町でアレフと交戦しラリホーでアレフを苦しめるがマホトーンで魔法を封じられ敗北。
アニメ ドラゴンクエスト(勇者アベル伝説)
ドムドーラ(ゲームとは同名の別の町)を占領して渇きの壷を隠し、マーニャとミネア(ゲームとは同名かつ同じ姿の別人)に眠りと老化の呪いをかける。
ドラゴンクエストモンスターズ+
『ドラゴンクエストⅠ』のあくまのきしと同一人物。
「りゅうおう≒」の作り出した偽のアレフガルドで主人公のクリオ一行と交戦。連係プレーやレベルアップで強くなるスライムなど自分の知らない戦い方をするクリオたちに心引かれるが、りゅうおう(正確にはりゅうおう≒)を倒すという目的を知り彼らを追い払う。
アニメ ドラゴンクエスト ダイの大冒険(2020年版)
魔王軍の移動要塞である鬼岩城に配備されたモンスターとして登場。
本作においては魔影軍団に所属するさまようよろいと同系列のモンスターである。