概要
『ドラゴンクエストⅥ』が初登場。地獄のいかずちを剣または槍に集めて解き放ち、敵全体をデイン属性で攻撃する特技。MPを25も消費するものの、240前後の大ダメージを与えられる上、特技扱いなので「マホトーン」で封じられず、「マホカンタ」を貫通するのが強み。そのような特徴から実質ギガデインの上位のような扱いだったが、デイン系の上位呪文であるジゴデインが登場したことで明確に区別された。
かつてLOTTEよりシドーが描かれたジゴスパーク味のガムが発売されたことがある。シドー自身がラスボスとして登場する『ドラゴンクエストⅡ』でジゴスパークを使うことはないのだが、『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』では破壊の扉にて派手にぶっ放していたこともあってか、ジゴスパーク=シドーのイメージを持つファンも一部に存在する。
余談だが、『テリーのワンダーランド』では「ギガデイン」と「いなずま」を覚えていれば、「ジゴスパーク」を思いつくことができたのだが、「デイン」を覚える魔物が最初から「ジゴスパーク」を覚えるなどのケースもあって、わざわざこの組み合わせで覚えさせることは少なかった。
作品別
ドラゴンクエストⅣ
リメイク版で仲間になるピサロがレベル53で習得する。消費MP25で相手モンスター全体に210~290ダメージを与える。本作では特技が無いため呪文扱いだが、仕様はPlay Station版『ドラゴンクエストⅦ』と一緒。
ドラゴンクエストⅥ
全ての仲間キャラクターが勇者(★4)で習得できる。普通にプレイすれば、基本的には主人公が最初に覚える。消費MP25で相手モンスター全体に210~290のデイン系ダメージを与える。しかし勇者が地獄の雷を呼び寄せるのはどうなんだろうか。ちなみに遊び人のテリーが「デュランに教えて貰った遊び」として発動することがある。一体何を教えているんだ。
ドラゴンクエストⅦ
天地雷鳴士★7かデスマシーン★8で習得できるようになった。ダメージやMPは据え置き。さすがに勇者が地獄の雷はおかしいと思ったのだろうかと思いきや、神さまが使ってきたりする。
リメイク版では天地雷鳴士の習得は★5と早くなったが、人間の上級職は特技・魔法を持ち越せない仕様に変わったため素直に喜んでもいいのかは悩みどころ。
ドラゴンクエストⅧ
主人公が(ヤリスキル100)、ククールは(剣スキル100)で習得する。スキルを極振りしても、最速でレベル38。消費MP25は据え置きだが、ダメージは190~220ダメージとかなり減少した。
ドラゴンクエストⅨ
ヤリスキルをマスターし、特定のクエストを攻略することで入手できるヤリの秘伝書を所持していると使用可能になる。秘伝書は一品物なので、使える味方はマルチプレイじゃない限りは一人のみとなる。今作はデイン系が登場しないこともあり、「雷・爆発属性」となっている。何故か消費MP26と1上昇した。ダメージは190~220だが、力と攻撃魔力の合計が高いと威力が上がり、最終的には390~420まで上昇する。
ドラゴンクエストⅩ
初期の頃は敵専用の特技だったが、ヤリスキル140ポイントで習得出来るようになった。
オフライン版では主人公とラグアス王子がヤリスキルで習得できる。
ドラゴンクエストヒーローズ
テリーの奥義となっている。