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概要

ドラゴンクエストⅥ』で初登場した特技。

以後の作品では毎回登場しており、おなじみの技となっている。

ナンバリングシリーズでは正確には「まじんぎり」「まじん斬り」とひらがな表記されており、この部分が魔神なのか魔人なのかは装備の「まじんの◯◯」シリーズと同じく不明。一部のスピンオフ作品やモンスターズなどでは「魔神斬り」表記の時もあるが、「まじん斬り」と「魔神斬り」が別の技扱いの『ドラゴンクエストⅩ』のようなケースもある。

使用すると敵1体に「まじんの如き猛烈な勢い」で斬りかかり、当たればかいしんのいちげき級のダメージを与えるが、その反面ミスする事が非常に多いという博打技。

ドラゴンクエストⅥ』『ドラゴンクエストⅦ』では命中率は3/8(37.5%)。

ドラゴンクエストⅧ』では50%ミス・25%通常攻撃・25%「かいしんのいちげき」となったが、これは上位技が存在する都合で、スキルを上げ「大まじん斬り」になると、50%ミス・50%「かいしんのいちげき」と従来のバージョンより強化される。

以後の作品ではまじん斬り自体の命中率が50%になっている場合が多く、ドラゴンクエストモンスターズシリーズでも『ドラゴンクエストⅧ』と同様に「50%ミス、通常ダメージとかいしんのいちげきが25%ずつ」という割合。残念ながら「超まじん斬り」は登場せず。

ドラゴンクエストモンスターズシリーズでは、『ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵 ルカの旅立ち・イルの冒険』の対戦において、攻撃技と言えばほぼ物理攻撃一本の対戦環境となっているため、確率とはいえ当たれば即死が期待できるこの技が重宝されがち。

また『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』以降は通常攻撃がこの技の性質を持つ特性「魔神攻撃」も登場。暗黒の魔人ギガンテス怒りの魔人などが持つ。

この他、「きょうせんし(混乱時に「みなごろし」を使う)」という特性が『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』以降は「魔神斬り」になっている。

メタルスライム系への切り札

普通に使うとただ博打要素の強いだけの技だが、メタル系モンスター狩りに重宝する技。

「メタル系も真っ青!?」という売り文句で登場した「メタルぎり」ではメタル相手に1〜2程度のダメージしか与えられず、これだけでメタルキングを倒すのは非現実的なのに対し、こちらは当たりさえすれば「かいしんのいちげき」級のダメージを叩き込み一撃で倒せる。

特に『ドラゴンクエストⅦ』に登場するプラチナキングは守備力こそメタル系より少し低いとは言えHPが200もあり、まじん斬りに頼らず倒すのは非常に難しい。

メタルキングがメタル狩り用の場所に登場するモンスターズ作品においては、この技を覚えているかどうかがシナリオ上のパーティの強さに直結する。メタルキングを狩ってレベルをガンガン上げてスキルをズンズン育てれば、多少の育成論の粗や仕様モンスターの種族の弱さはカバーできるためである。

余談

元々は職業:戦士で習得する特技であり、他の◯◯斬り系の技と同じくMPを消費せず、更に覚えてさえいれば装備している武器には関係なく繰り出す事ができたが、『ドラゴンクエストⅧ』ではオノスキル=ヤンガスの専用技になった(主人公はヤリスキルの「(雷光)一閃突き」が同じ効果)。

また、特技偏重のゲームバランスになってしまう事を避けるためか、少ないとは言えMP消費が設けられており、MPが伸びない事が多いオノ持ちのキャラにとってはなかなか痛い。

このような変更が入った理由としては、元々公式イラスト等でも戦士=オノ装備で描かれる事が多かったり、モンスターのアックスドラゴンの得意技であった事などからであると思われ、以後の作品でもまじん斬り=オノスキル扱いとなっている。

しかしながら、ギュメイ将軍などはを持っているのにこの技を繰り出してきたりもする。

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魔人斬り
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