プラチナキング
ぷらちなきんぐ
ドラゴンクエストシリーズでお馴染みのメタル系モンスターの一種であり『ドラゴンクエストⅦ』で初登場した。
メタルキングの上位にあたるモンスターであり、『ドラゴンクエストⅨ』までで、メタル系でプラチナキングを越える経験値の持ち主は存在しない。
パラメーター的強さは下位種のメタルキングより上だが、倒す方法はどちらも「かいしんのいちげき」を狙うのが常道で、戦い方的にはメタルキングとの差は無いと言える。
ただし、出現するのが裏ダンジョンである事が多い上、その時期になるともうカンスト以外やる事が無い場合がほとんどなうえに、わざわざコイツを狙わなくても、他のやり込み要素に手を出していればほぼほぼカンストしてしまうので、やり込みに関わらず経験値しか得がないコイツは逆にあまり経験値稼ぎで活用されているとは言い難い存在である(まあ、沢山狩られる事が無いという点ではこいつにとっては幸運なのかもしれないが)。
ドラゴンクエストⅦ
隠しダンジョンで登場。経験値は65000とメタルキングのおよそ2倍であり、落とすゴールドも700と結構高い。しかしながらHPはメタル系では破格の200であるため、「メタル斬り」や「どくばり」で撃破するのはまず不可能であり、必然的に「まじん斬り」などで「かいしんのいちげき」を狙う事になる。
素早さが高く逃げる事も多いのは他のメタル系と同じであるが、攻撃してくる場合には全体攻撃を行ってきたり、「マヌーサ」を使ってくるなど厄介である。
だが、意外にも眠り耐性のみ100%になっておらず、それが理由で「おたけび」や「ねむりのつえ」が稀に効く事がある。
運良くあんこくまどうと一緒に登場すると「ザオリク」を使ってプラチナキングを復活させる場合がありこの場合1体のプラチナキングから何倍もの経験値が得られる可能性がある。
職業
モンスター職のひとつとしても登場。
「ドラゴスライム」と「エビルエスターク」をマスターすることで転職できるようになるが、まずこの前提条件を満たすのが大変なうえ、マスターまでに必要な戦闘回数も多い。
アイテム「プラチナキングの心」を所持していればすぐに転職できるが、これはゲーム中ひとつしか入手できないアイテムである。
リメイク版ではすれちがい石版/モンスター石版を利用することにより「プラチナキングの心」を複数入手することも可能になり、転職するのはかなり楽になった。
能力としては身の守りが非常に高くなるが、最大HPがかなり低くなる。また多くの耐性を得られるため防御能力は非常に高いが、固定ダメージ攻撃には弱い。
「ビッグバン」や「ベホマズン」などの強力な特技も習得できる。
ドラゴンクエストⅣ(リメイク版)
隠しダンジョンで登場。基本的に『ドラゴンクエストⅦ』のそれと同じである。ただし、馬車の入れない場所で、戦闘キャラ以外の4人以外に経験値が入らないので経験値稼ぎにはあまり向かない(一方のメタルキングは馬車の通れる地でも登場する)。
ドラゴンクエストⅨ
宝の地図の最上位のランクで登場する。HPは『ドラゴンクエストⅦ』から大幅に減って20となっている(それでも他のメタル系よりは高い)。経験値は240000(但し『ドラゴンクエストⅨ』では分配なので一人当たりの経験値でいうと60000)。しかしながらメタル系の割には攻撃力も比較的高いため、生半可な強さで挑むと返り討ちに遭うこともある。『ドラゴンクエストⅦ』と同様に「マヌーサ」も使うため要注意である。
こちらも経験値が一番高いモンスターであるが、いわゆる「まさゆきの地図」(メタルキングオンリー地図)のようなのような、プラチナキングオンリー地図が存在しないため、結果としてプラチナキングよりもメタルキングの方が討伐された数が圧倒的に多く、こちらも経験値稼ぎで活用とはなってない模様である。
ナンバリングタイトル以外では、『ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険3 不思議のダンジョン』『ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン』『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード』といった作品に登場している。
ドラゴンクエストモンスターズシリーズでは中々出番が無かったが、色違いが沢山参戦した『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』においてようやく登場出来た。