概要
正式名称は「見えざる魔神の地図Lv87」(ダンジョン名は「見えざる魔神の道」)。
公式攻略本にも掲載され、かのwikipediaでも単独項目で建てられるほどの知名度をもつ、本作を代表する地図。発見者の名前「まさゆき」をとって「まさゆきの地図」と呼ばれている。またファミ通でもまさゆきはインタビュー記事になった。
何よりの特徴は15階がメタルキングオンリーであることで、これにより今作における経験値稼ぎの概念が一変したと言って良い。ただし、効率的にはこれより優秀な地図が発見されるなどして、相対的地位が低くなっている。
発見当初はあまりのチート地図ぶりに「改造地図ではないか?」という疑いの声もあったが、開発者が否定のコメントをわざわざ公式の場で出して沈静化している。
すれちがい通信でまたたく間に全国に広がり、未だにリクエストされることが多い地図でもあり、おそらく日本で一番流通してるであろう地図なので、メタルキングオンリーの地図の入手のしやすさで言えば随一であろう。
反面、繁華街などで不特定多数のプレーヤーとすれ違いをすると、かなりの確率で入手できるので、その点では面倒である(基本的に魔王の地図は除いて、同じ地図は一枚あれば良い)。リクエストが無い限り、秋葉原などですれ違い通信をする際、この地図を使うのは止めておいたほうが良いだろう。
まさかの再登場
ニンテンドー3DS版『ドラゴンクエストⅪ』と『ドラゴンクエストⅪ S』では過去作の舞台の一部が冒険の書の世界として訪れることができるのだが、星空の祭壇から入る『ドラゴンクエストⅨ』の世界では、なぜか「この見えざる魔神の道」が舞台の一つになっている。ダンジョンは全7フロアと短くなっている。
ここでは入口に立っている冒険者から、自分の持っていた地図を受け取った人が怒り出した原因を知るため、洞窟で何が起きているか調査するよう頼まれる。
そして奥へ奥へと調査していくと、最深部のB7Fに巨大なメタルキング「ウルトラメタキン」がいる。こいつはこの洞窟の地図が冒険者たちに広まったせいで仲間が次々と追い回されたため、冒険者を返り討ちにするべく何者かによって生み出された最強のメタルキングであり、復讐心に駆られて襲いかかってくる。このウルトラメタキンを討伐すると正体はメタルキング3匹が何者かの術により合体したものだったことが判明し、正体がばれたメタルキングたちは逃走し、洞窟が正常に戻る。
その後、最深部の一つ手前B6Fはメタルキングのシンボルのみが出現するようになり、3DS版での終盤の稼ぎ場所になる。ただし、メタルキングはフロア中をくまなく探してやっと程度にしか見つからず、更にデスカイザーなど強力なモンスターも一緒に現れるため注意が必要。
また、天使界で受注する別のクエストでも消えた女神の果実の行方の手掛かりがこの洞窟にあるのではないかということで訪れる。異変解決後にメタルキングが出るB6Fの下り階段脇の目に付く場所にキングリザードがいるのだが、こいつはただのキングリザードではなく終焉竜エンドラゴン。倒すと、スライムが女神の果実の力で自分の考える最強の竜に変身していたものだったと判明し、女神の果実を返してくれる。
更に、あるクエストでアバキ草を探す時にもこの場所を指定される。洞窟内にいる人からもらうのだが、これは『ドラゴンクエストⅨ』でアバキ草を使うイベントがあったカルバドがこの洞窟のある場所から近くである事にも由来している。
その他有名地図
- 川崎ロッカーの地図
貴重なアイテムが大量に出ることで有名。名前の由来は川崎駅ラゾーナ側のコインロッカーにデータの入ったDSが入ってたことから。上記の冒険の書の世界でも匂わせるセリフがある。
関連タグ
杉田智和のアニゲラ!ディドゥーーン:コーナーの一つに『よしまさの地図』というものがある。本アイテム名が元ネタと思われる。『タイトルコールされた後に杉田智和が細谷佳正の声真似をする』というのがお決まりのパターンになっている。