概要
ミューラス→アトミックモンキーを経て、2019年10月11日に株式会社AGRSを設立し、2020年4月1日より所属(代表取締役社長も兼任)となる。
高校時代に学校行事で舞台脚本を考え、自身の声を録音したものに効果音やBGMをつけてみたところ、それを聞いた兄に「声や喋りを生かした仕事に就いてみたらどうか」と勧められたのが声優を志したきっかけ。
低めで厚みのある声質、独特のゆるいテンションとテンポが特徴的で、一度聞くと耳に残りやすい印象的な声をしている。そのため兄貴分や堅物キャラに声を当てることが多い。
また「どこまでが冗談でどこまでが本気なのか全然わからない」(某ラジオにて、沢城みゆき談)性格であるためか、王道燃え展開とギャグのどちらもいけるキャラ(坂田銀時、ジョセフ・ジョースターなど)や真面目な顔で変なことを言う天然キャラ(田中眼蛇夢、喜多川祐介など)が回ってくることが少なくない。
芸達者な声優として知られており、トークの上手さを買われてラジオのパーソナリティを務めることが多いほか、他の声優のモノマネも得意とする(若本規夫氏のモノマネで有名だが、若本氏に限らずレパートリーは幅広い)。
アニメ・特撮に声を当てる際にアドリブを加えることもしばしば。東映の武部直美プロデューサーからはこのアドリブを評価されており、特撮でレギュラー出演する際には、事前に必ずアドリブ枠が用意されている。特に『仮面ライダー鎧武』のデェムシュを演じた際には、彼が使う架空の言語を理解し、その言語で台詞を考えてアドリブを行うという場面もあった。
またクリエイターとしての顔も持ち、平成25年には杉田自身が脚本やキャスト選びを始めとする全ての行程に関わったゲーム『月英学園-kou-』が発売。幼い頃からの夢の一つだったゲーム制作をやる願いを叶えた。
ちなみにこのゲームのヒロインのキャラデザは女装した杉田がモデルである。
度々コスプレをすることもあり、女装(杉子)、猫耳、山多先生など様々な姿を見せる。『ペルソナストーカー倶楽部』第7回に、『ペルソナ4』の天城雪子のコスプレでゲスト出演した。
ロボットアニメ作品にも多く出演しているが、意外にもガンダムシリーズへの出演は少なく、しかもモビルスーツを操縦するパイロットを演じた経験すらなかったりする。
ダンスが苦手。『涼宮ハルヒの憂鬱』EDテーマ「ハレ晴レユカイ」の踊ってみた動画が平野綾を発端に始まった際には拙いながらも必死に踊る姿がファンの間で話題に。
どうやら本人曰く「1ヶ月半でやれは無理がある。」「隣に居た小野D(小野大輔)が上手くて羨ましかった」とのこと。
趣味
趣味はアニメ・ゲーム全般。守備範囲が非常に広く、メジャーなものからマイナーなものまでよく知っている。
オタ芸も熟知しており、水樹奈々の楽曲「恋の抑止力」では非常にフリーダムなオタ芸を見せ、他にも様々なフリーダムっぷりで知られる。参照⇒フリーダム杉田
また、水樹奈々の楽曲、POP MASTERのMVはファンクラブ限定のライブの映像が使われているがちょくちょく杉田が映り込み独特なペンライトの振り方などかなり目立っているため、MVの概要ではスペシャルゲストの杉田智和と書かれたり、そのMVのコメントは「杉田を見に来た」などのコメントが多くあり、完全に主役の水樹奈々をくう勢いである。参照⇒
の2:42、5:24、5:38
淫夢ネタにも精通しているようで、トークショーやラジオなど、アドリブの幅が広い現場では淫夢語録を乱発する。特に『ナショナルジオグラフィック』の番組『旅するシェフの仰天レシピ』の吹き替えにおいては、「ご立派ァ!」という新たな淫夢語録を作り出すという偉業を成し遂げた。
当初は淫夢営業として叩かれていたが、吹き替えに淫夢語録を自然に紛れ込ませるという無駄に高等な技術に、とうとうホモガキも兜を脱ぎ、「イキ杉田ホモ和」なる尊称(蔑称?)まで頂戴することになった。
ギャルゲーにも精通しており、『ラブプラス』では高嶺愛花、『アイドルマスターシンデレラガールズ』では三村かな子がお気に入り。
ホラーゲーム『コープスパーティー』の推進者でもあり、自身も出演し、ラジオを始め様々な方面で協賛している。
他には『腐界に眠る王女のアバドーン』を推していたり、『ファミコン探偵倶楽部』への出演を希望したりしていたこともあり後者はSwitchリメイク版にて実現した。
『ライブアライブ』のリメイク版においては、ジャッキー・イヤウケア役のみでオファーされたが、「空いている役があれば全編に登場したい」と要望したところ、それが受け入れられ、全編を通して登場することとなった。
発売前の公式Twitterでは、「#LAL杉田智和を探せ」なるハッシュタグも使われ、ファンの間で担当するキャラの予想もされた。
カードゲームではアニメで主人公を演じた中村悠一を通してバトルスピリッツにハマっており、今ではバトスピ大好き声優の一人にも数えられるほど実力を備えるようになり、バトスピ大好き声優の重鎮である諏訪部順一氏に代わって「バトスピ大好き声優の生放送!」の司会を務めるようになった。こちらでもフリーダムさは相変わらずである。
また、特撮作品では自身がレギュラー出演した仮面ライダーキバに並々ならぬ思い入れがあり、コラボが決定した際には大喜びしていた。
対人関係
女性声優
女性を見るポイントはまず「良い声かどうか」であり、桑島法子、早見沙織の大ファン。特に桑島法子が演じるキャラは無条件で好きになるらしく、「CV:桑島キャラへの執着心なら最強を誇れる」と宣っている。
但し当の本人の桑島の前では下ネタが言えなくなるどころか、近寄ったり話しかけたりするのにも非常に勇気が要るとの事。
･･･が、その一方で第2次OGで彼女がリムを演じる事が決まると、スパロボDでのリムの乗機に「すぎたくんだいすき」と武装に名前をつけていたことを公言している。
早見沙織を『ラブプラス』以降あちこちで「好き」と公言し、前述の『月英学園-kou-』のヒロイン役に指名した。また早見がパーソナリティーを務めるラジオのヘビーリスナーでもある。
その上高垣楓のファンでもあるため尚更タチが悪い。
ちなみに余談だが、ある日杉田がスタジオ行った時にスタッフから「はやみさん来てますよ」と言われ、ニッコニコで「は〜やみん♪おっは〜♪」とブースに入ったら早見沙織ではなく速水奨だったという話も記しておく。
男性声優
銀魂で共演している阪口大助と誕生日が同じで、一緒に祝うことも多い様である。
2021年からは誕生日にYouTubeチャンネルにゲストとして呼んでいる。
※ちなみに自身が演じる坂田銀時とは1日違いである。
堀秀行を尊敬しており、「声優界のアイドル・ほっちゃん」と讃えている。
この件が縁になったのかは定かではないが、『聖闘士星矢Ω』では、かつて彼の演じた役・フェニックス一輝を引き継ぐことになった。
中村悠一とは平成13年(2001年)に20歳で出会って以来の大親友で、本人曰く好敵手、かつ「僕の感性に浸透して、すべてを奪ってゆく声」「あいつの芝居が好き」「誰よりも優しくて誠実」「いい男でしょう？」等と評するファンでもある。
安元洋貴によると中村の出る作品は全てチェックしており、前述の『月英学園-kou-』では「作品一カッコいい声」として真っ先に彼をヒロインの憧れの兄兼ラスボス役に指名した。
ちなみに、『第2次スパロボOG』で彼が主人公のジョッシュを、桑島女史がヒロインのリムを演じる事が決まると、本人曰くショックのあまり無意識に紙を食べていたらしい(紙に付いてはストローの包装だった様子)。『マクロスF』でも同様の事態が起こった模様〈中村⇒アルト役、桑島⇒カナリア役〉。
また、中村が杉田への冷やかしのために桑島女史とメアドを交換したり2ショット写メを撮影して見せびらかした際も、爪楊枝を食べたとの事。
しかし、後に特撮『魔進戦隊キラメイジャー』では桑島女史と夫婦(オラディン・マバユイネ)という設定で共演。ちなみに中村は杉田の弟で裏切りの敵幹部(ガルザ)というポジション。
中村がまだ無名だった平成15年(2003年)頃から長らく彼の動向をラジオや日記で報告していた事が発端となり、2人の仲は声優界で広く知れ渡り、公認される事となった。
武内駿輔には彼と出会ってすぐに「若くて声が低いと大変だろう。困ったら相談して」と連絡先を渡している。この出来事は武内にとって心の支えになり続けているらしく、杉田には非常に深い恩義を感じている模様。その事もあってか、武内は自身の結婚を発表した際には「業界の兄」杉田に格別の感謝を伝えている。
また、武内の結婚式ではその記念写真において、杉田はその左隣りで満面の笑みで写っており、気にかけていた後輩を盛大に祝福していた。
松岡禎丞には、仮面ライダーギーツが特撮初出演だった松岡から特撮常連である杉田にLINEで助けを求められた際に戦闘時の声の入れ方等をみっちりとしたマニュアルでアドバイスを送っており雑誌のインタビューや自身のラジオで松岡はとても助かったと話している。
出演作
テレビアニメ
イラスト無し
※1 梅原裕一郎の病気療養に伴う代役。
※2 または謎の男、前世の男名義。少年期は内山夕実が担当。
劇場版
| レモ＠ドラゴンボール超 ブロリー | [[]]＠[[]] | [[]]＠[[]] |
 | [pixivimage::s] | [pixivimage::s] |
ゲーム
以下＠ライブアライブ(リメイク版)
イラスト無し
※1 元々は東方香霖堂のキャラクター
ドラマCD
![由井忍生誕祭[2013]](https://i.pximg.net/c/150x150/img-master/img/2013/12/24/00/00/07/40458390_p0_master1200.jpg)
イラスト無し
小田桐勤＠“B.A.D.”BeyondAnotherDarkness
OVA
※1 アニメ版では平田広明が担当
特撮
| ウルトラマンギンガ＠ウルトラマンギンガ | ダークルギエル＠ウルトラマンギンガ | キアイドー＠海賊戦隊ゴーカイジャー |
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| キバットバットⅢ世＠仮面ライダーキバ | キバットバットⅡ世＠仮面ライダーキバ | デェムシュ＠仮面ライダー鎧武 |
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| 仮面ライダーギンガ＠仮面ライダージオウ | オラディン＠魔進戦隊キラメイジャー | 宇宙恐魔人ゼット(大いなる陰謀) |
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イラスト無し
シャドウイマジン＠劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン
吹き替え
| ローリー・ベケット＠パシフィック・リム | ジェームズ・トレードモア/仮面ライダーストライク＠KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT | ドリフト＠トランスフォーマーアドベンチャー |
 |  |  |
| 敖烈(ゴウレツ)＠フェ〜レンザイ -神様の日常- | コムラムビーム＠RRR | |
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イラスト無し
ラジオ
- 杉田智和のデュクシwアイテテww
- 杉田智和のアニゲラ!ディドゥーーン
- 4Gamer TV～突然！ブッピGAN！～
- ぶるらじ（ぶるらじ、続・ぶるらじ、ぶるらじW、ぶるらじH、ぶるらじA、ぶるらじQ、ぶるらじD、ぶるらじNEO）
その他
- 白樺きしりと（ガム彼!）
- クマ丸（HoneyWorks）
- ライチ（ライチ☆光クラブ）
ナレーション
TV番組
- 東京エンカウント＆東京エンカウント弐（本人出演、中村悠一との長期放送番組）
関連イラスト
関連タグ
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外部リンク
公式プロフィール(AGRS公式サイト)
杉田智和/AGRSチャンネル(YouTubeチャンネル)
