概要
ルードヴィッヒ革命とは、『別冊花とゆめ』で2007年9月号まで連載された、グリム童話をモチーフにした由貴香織里の漫画。全4巻。
少女漫画であるがブラックコメディや暗い結末、グロイ描写も多く存在する。
容姿端麗で頭脳明晰だが性格がメチャクチャなルードヴィッヒ王子は、一癖も二癖もある様々な姫と出会いグリム童話の世界を滅茶苦茶にしながら理想の花嫁を探すため旅をする。
2012年に続編である、「人魚姫」や「かぐや姫」などグリム以外の童話の姫も登場するルードヴィッヒ幻想曲が連載された。
ストーリー
昔々ある国に「ルードヴィッヒ」という王子様がいました。
王子は大変美しく一昔前の「ゔぃじゅある系」をほうふつさせましたが
気位が高く大変女好きでした。
困った濃ゆい顔の王様は
「ちゃんとした花嫁となる姫君を連れて帰るまで帰ってくるな」
と王子を追い出したのです。
旅の最中、いろんな姫と会いますが
この王子とバチコーンとくる少女はそうそういません。
王子を憎む殺し屋「赤ずきん」と変態の魔女ドロテアから逃れ
ルーイ王子とお付きのヴィルヘルムの旅は続きます。
登場人物
※キャストはドラマCD版。
CV:杉田智和
通称ルーイ。
容姿端麗で頭脳明晰だが、我儘のサディストで超女好き(特に巨乳系美少女)な『王子』。
そのためよく従者のヴィルを困らせる。
「理想の花嫁を探す」旅をしてる。
当初、この作品は読切作品であったため、彼の立場は「白雪姫」の王子でありとある設定があったが、連載作品となってからはその設定がなくなり、立場も各童話の王子にシフトチェンジした。
CV:羽多野渉
通常ヴィル。
ルーイの従者。お人よしでいつも振り回されている苦労人で常識人。リゼッテに想いを寄せている。
王子のサディストな性格の裏側にある本性を理解し、何処までも着いて行くと決心している。
彼自身は童話における『従者』そして様々な登場人部の役割を、その話事に割り振られている。
CV:かかずゆみ
巨乳的ナイスボディーなドMな魔女。ドSなルードヴィッヒの仕打ちに惚れて付いてきた。
百年前に生まれたイーディケ(茨姫)の誕生式に呼ばれなかった13人目の魔女だったり、ラプンツェルの魔女だったりと年齢不肖な点が多々ある。
ヴィルヘルムの幼馴染。幼少期からヴィルヘルムに想いを寄せているが、幼い頃ルードヴィッヒに嵌められ両親を殺害してしまい、両親の血でずきんが赤く染めた少女。
その時の快感が忘れられずフリーの殺し屋になってしまった。ツンデレ
ルーイの母親違いの弟で王国の第二王子。
王位を得るためにルーイを殺そうとしている。
ヘンゼルとグレーテル/ヘンゼルとグレーテル
ユーリウスの雇った殺し屋で、自らを守るために殺し屋となった兄妹。
CV:矢島晶子
美しい外見とは逆に醜悪で腹黒い性格。
CV:沢城みゆき
通称イーディケ。荊の城で100年間の眠りについていた姫。
ルードヴィッヒと心を通わせ、相思相愛の関係になったが……