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ヴィジュアル系

ゔぃじゅあるけい

ヴィジュアル系とは、日本のロックバンド及びミュージシャンの様式の一つである。
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概要

ヴィジュアル系とは

日本のロックバンド及びミュージシャンの様式の一つである。ビジュアル系またはV系とも呼ばれる。
XBUCK-TICKZI:KILLなどを祖とし主にメディアによってカテゴライズされていったもので、それらの影響を強く受けた後の世代のバンドをも指す。
ヴィジュアル系の語源はXのメンバーのhideが同バンドに掲げたキャッチコピー「PSYCEDELIC VIOLENCE CRIME OF VISUAL SHOCK」が由来と言われている。
80〜90年代のバンドブームと重なり大規模なブームを起こし、一旦沈静化したが00年代中期に「ネオ・ヴィジュアル系」などと呼ばれる若手バンドが盛り返していた。更に後期には90年代に解散した大御所の復活も相次ぎ、今は非常に多くのヴィジュアル系(元も含め)アーティストが活動している。

化粧をしていればヴィジュアル系と呼ばれてしまうが、昔はバンドマンが化粧をするなどごく自然なことでもあり、「ヴィジュアル系」というカテゴライズに差別的な意味(音楽ではなく見た目重視)を感じそう言われる事を嫌うバンドもいた。
あるいは明らかにそのジャンルの中で育ちながら、後にその枠組みが邪魔になり脱ヴィジュアル系を図るバンドも少なくない。
今はジャンルの歴史の確立・安定もあり、最近は自ら「V系」と名乗る者も多い。
近年は海外での知名度と人気も一定しており、新人バンドでも海外ツアーをこなしていたり、
日本より海外の方が人気のあるバンドも珍しくない。

音楽

基本はロックメタル寄りのハードロックからかなりポップなものまでその音楽性は様々。さらにテクノミクスチャー系まで何でもあり。エアバンドもいる。それ故「V系=音楽のジャンルではない」という議論は終わっていない。
主流としてはハードロックを基本としたヘヴィメタル及びポップロックである。全体的に暗く激しい曲調にマイナー調の流麗なメロディーを乗せたものを好む傾向が強い。それゆえバンドメンバーにもキーボード担当がいる例は滅多にない(メジャーシーンではSOPHIAJanneDaArc摩天楼オペラくらい)。

XLUNASEA、ZI:KILLなど、ヘヴィメタルハードロックを基礎にゴスやニューロマンティックに多い耽美で退廃的な歌詞を載せて歌っているバンドや、(初期)BUCK-TICKやD'ERLANGERのようなビート・ロック的な物、フリーウィル系レーベルを中心とした反抗的で反社会的な歌詞を含むパンク系などを基本としつつ、時代の中で様々な音楽が生まれていった。

スタイリング、その他

初期は非常にバンドメンバー側、ファンともヤンキー文化が色濃く、特攻服を着たファンがぞろぞろなどという光景もあった。
エナメル系の衣装に身を包み青や赤い髪、濃い化粧といった伝統的なスタイルから、アングラな白塗り系、カラフルでアイドルに化粧をプラスしたようなポップ系、ごくシンプルなロック系ファッション、コンセプト毎に作り込むようなものまで色々。最近はホストと見紛う感じが多い。
独自の文化があり、「女形」と呼ばれる女装するメンバーがいるのが普通だったり、LIVEでのノリも色々と独特。ファンは年功序列的な意識が強く、新参者は身が狭いことも。

ファン、メンバー側とも非常に「ライブ重視」の意識が強いジャンルのため、人気はほぼライブ動員でわかりやすく計れる。
そのためステージングもかなり重用視される傾向があり、ヴォーカル、弦楽器担当者が定位置にずっと突っ立ったままということは滅多に無く、器材はワイヤレス(マイクおよびトランスミッター)の使用率も高い。
ヴォーカルは振り付けを先導してみたり、煽ったりと結構忙しいことも多い。
中には寸劇を組み込むバンドや、曲の決まった部分でメンバーが踊ったり、コントめいたパフォーマンスを行うネタ系のバンドもある。

「V系は男性がやってなんぼ」という偏見もファンの間で根強かった事もあり、女性のV系バンドメンバーはかなり少なく、いても紅一点バンドなどでなかなか長続きするケースはなかったが、現役では紅一点バンド犬神サーカス団が息の長い活動をしており、近年では女性メンバーのみのバンドexist†traceもある。
業界的にはバンドマン本人が事務所を立ち上げて自バンドや後輩バンドのマネージメントを行うケースが多く、セルフプロデュース指向も意外に強いジャンルである。

ファン

ファンは10代から20代前半の女性が大半を占めている。しかしヴィジュアル系の歴史の長期化もあり、妙齢の女性も結構いる。
バンドの雰囲気に沿った独特の服装、パンクゴシックロリィタゴスロリコスをする者が多いが最近はかなりカジュアルダウンの傾向が見られる。
基本的にこのジャンルが好きな女の子はバンギャル/バンギャと呼ばれる。もちろん男性ファンもいるがこちらはギャ男と呼ばれる。
HR/HM色が強い音楽性のバンドだと、洋楽系などと兼業の男性ファンも増える傾向にある。
動画サイトなどの普及も手伝い海外でもファンが多く、アジア圏や欧米でもファンが多いが、ヨーロッパではダーク系のヴィジュアルやヘヴィなサウンドのバンドがウケる傾向が強く日本国内と人気の傾倒がやや異なっている。

アニメとの親和性

90年代はやたら楽曲にアニメタイアップを付けられたバンドも多く、バンドは知らなくても曲は知ってるという人も少なくない。もちろんそこからバンドのファンになったという人もいる。
有名な例がSIAM SHADEの1/3の純情な感情(「るろうに剣心」EDテーマ)、PENICILLINの「ロマンス」(「すごいよ!!マサルさん」OPテーマ)だろう。その他Dir en greyの「-I'll-」(浦安鉄筋家族)、La'cryma Christiの「未来航路」(Night Walker -真夜中の探偵-)、Pierrotの「ハルカ…」(神風怪盗ジャンヌ)、Λuciferの「堕天使BLUE」(KAIKANフレーズ)などがある。
2000年代に入ってアニメとの関わりは一度鎮静化するも、2000年代後半から再びヴィジュアル系+アニメタイアップの図式は復活しつつある。
代表例はナイトメアの「the WORLD」(DEATHNOTE)、シドの「嘘」(鋼の錬金術師)など。
また、バンドマン側にもかなりオタク率が高くガンダムヱヴァンゲリヲンのファンは当たり前のようにおり、同人誌活動歴があったり地方の同人誌即売会に参加するのさえいる。

日本国外のヴィジュアル系

動画サイトやSNSの普及に伴い、日本のヴィジュアル系も海外に広く知られるようになり、諸外国にもその影響を受けたバンドが結成されるようになってきている。
北欧諸国やタイインドネシアなどのアジア圏がやや多い。

主なバンド(メジャーデビュー順)

80年代

90年代
00年代

e.mu/cali≠gari/LuLu/Kagrra,/Kra/えんそく
ムック/MERRY/the GazettE/AliceNine/DELUHI
シド/宇宙戦隊NOIZ/しゃるろっと/摩天楼オペラ/DaizyStripper/ギルド
NoGoD/シリアル⇔NUMBER/サウイフモノ/vistlip/Wizard
ゴールデンボンバー/Jin-Machine/DEATHGAZE/Lynch./
SuG/リルト/Girugamesh/R指定/ViViD/SCAPEGOAT
Sadie/SCREW/アヲイ/ドレミ團/heidi./12012/NOCTURNAL BLOODLUST/ラッド/姫苺/キス&ネイト/Kαin/Anli Policcino
10年代

Royz/Blu-BiLLioN/LIPILICH/アルルカン/コドモドラゴン/MEJIBRAY
DIAURA/グリーヴァ/the Raid./ペンタゴン/VRZEL/ギャロ/ソニックデスモンキー
ゴシップ/Purple Stone/MORRIGAN/0.1gの誤算/てんさい。/ザアザア/まみれた/VRZEL/リベリオ/DIMLIM/ラヴェーゼ

関連イラスト

Log 08/02/16
When The Saints Go Marching In



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ヴィジュアル系のサブジャンル

名古屋系 白塗り

  • ナマケルダ ヴィジュアル系バンドマンだった設定のあるキャラ。

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