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「みんな大丈夫ですか?」

本名は大城 ガクト。長い間、神威楽斗(かむいがくと)が本名だと思われていた。ファンからの愛称は『がっくん』『がくちゃん』と様々。

自身が生み出したVOCALOIDがくっぽいど/神威がくぽを知る人からは中の人という意味で『父上』とも呼ばれる。

本人の一人称は『僕』『がくちん』など。ちなみに意外にも出身は沖縄県

概要

1973年生。生年に関しては以前は「450歳」とかネタ設定もあったのだが、現在は実年齢を公表している。幼少期に沖縄で暮らし、その後は関西に移住(ごく稀にTVのトークでも関西弁の片鱗が出ることがある)。

もともとはドラムを習っており、基礎から教室に通ってやっていたため、後にMALICEMIZER時代に本職のドラマーであるkamiに基礎練を教えたこともある。ピアノも嗜んでいた。

京都を中心に活動したCAINS:FEELというインディーズバンドでドラムをやっていたが、CAINS:FEELの最初のヴォーカリストが脱退したのを機にヴォーカルに転向。1995年にMALICEMIZERの2代目ヴォーカルとなる。MALICEMIZERではヴォーカルとピアノを担当。

1999年にMALICEMIZERを脱退。理由については当時音楽誌で所属事務所などとの軋轢を語っている。その後はソロ活動に転向し、俳優やタレント業にも進出。

ライブでのこだわりがすごいことで有名で、安全面からぶら下がれない舞台でも交渉を重ねて無理やりぶら下がったり、東京ドームで乗馬して大赤字を出すなどの逸話を持っている。

(ちなみにその時の乗馬っぷりを認められ、大河ドラマ風林火山』のオファーがきたらしい)

バイトの係員にさえライブの世界観に合わせた衣装を着用させたり、対バンライブでのゲスト出演でさえ大量のダンサーを引き連れるなど、とにかく徹底している。

以前から様々なCMに出演しているが、味覚糖などのCMでは美形が台無しな面白役を演じることが多く、本人がガンダムを筆頭にかなりのアニメ・漫画好きな事、及びバラエティ番組などでかますトンデモ言動などから残念な美形」「美しき馬鹿」と呼ばれることも。

その上裸族

そんな彼だが、2021年9月7日重度の発声障がい等のため、芸能活動を無期限休止すると所属事務所が発表された。

その後、2022年5月16日に日常生活に支障がない程度に回復し、活動再開を果たした。

格付けチェック

この様に常になにかしらの「伝説」を作ることでも有名で、特に正月特番の『芸能人格付けチェック』にて09年・10年・12年~15年と出場し、合計36問連続正解かつ六連覇達成記録を打ち立てた逸話が一番有名である。ちなみに初登場となった2009年では最後牛肉チェックでまさかの一人勝ちを果たし、ガッツポーズを見せた。(以降は正解するたびにガッツポーズを見せている。)また、この回のみGackt名義で出演していた。

しかし、そんなスゴすぎる記録故か、彼とチームを組んだ相手はGACKTの連続正解更新をストップかつ一流の椅子からふるい落としてはならないというある意味ランク落ちよりも恐ろしいプレッシャーがかかってくるため、一緒に出てくれる相手が見つからなくなりそうなのが本人 (と番組スタッフ) の悩みだそうな。(実際、2017年では彼自らオファーを何人かに入れた所全部断られたらしい)

当人にとってもプレッシャーになっているらしく、収録時期になると胃が痛くなる、10円ハゲが出来るなどの症状。更にはやらせ出来レース疑惑浮上による誹謗中傷が多発する…と言った問題にも頭を痛めている。(なお、これについては本人がSNSなどでキッパリ否定しており、番組でチェック対象となる一級品を用意している専門家の方々もGACKTの慧眼は間違いなく本物だと賞賛している)

2016年の格付けチェックは若手ジャニーズと参戦。(格付け史上初となるジャニーズタレントからの参戦者であった。)この年からは「GACKT様が部屋へ来れば勝ったも同然になる現象」を避けるため、彼専用のGACKT部屋を用意し、入室後は完全モザイクをかけ、格付けマスターが入るまでは視聴者にも出演者にも結果が分からないという演出が施された。ところが、GACKT様の解答権のない問題でこの二人が不正解を選択し、「チームとしての」連勝記録が39で止まり、自身初の普通芸能人に落ちてしまうという異常事態が起こってしまった。(しかも当の本人はちゃんと正解していた)。このまさかの展開にGACKT様も一時的メンタルズタボロ状態に陥ってしまったが、次の問題をものの見事に正解し一気にメンタル回復、そして最終的には「個人としての」連続42連勝記録を打ち立てた。やはりGACKT様はGACKT様であった。

(しかもその次の問題がGACKT様が二番目に苦手な盆栽で、これには出演者が総立ちして見守る事態が起きた)

2017年のペアの相手はホリエモンこと堀江貴文「個人としての」連続連勝記録は48に伸ばしたが、2016年の時と同様、GACKT様の解答権のない問題でホリエモンが1問不正解を選択したため、最終結果は2年連続の普通芸能人となった。なお、この回からGACKT部屋の内装は金色に統一された。

同年4月4日に放送の「常識チェック」にも途中から参加し、答えた3問とも正解して連勝記録を51に伸ばしたが、団体戦・連帯責任による出演者全員格下げを食らって画面から消えちゃった

これには流石のGACKT様も憤慨したのか「何しに来たんだボク…」とボヤいている。

2018年は本人が尊敬してやまないX JAPANYOSHIKI氏と参戦(本人曰く「5年前から出演をお願いしていた」との事でYOSHIKI側も興味を持っていたがレコーディングのために断っていた。なお、今回はレコーディングより優先した。この年はYOSHIKI氏にも専用部屋ルールが適用された。そして結果は二人揃って全勝、彼自身は個人連勝記録を55に更新。例の苦手な盆栽問題もなんとかクリアしている。

2019年格付けもYOSHIKI氏と参戦。この年は前半まで余裕があったのか、専用部屋でYOSHIKI氏と自撮り大会を繰り広げるというなんとも可愛らしい光景が見られた。(ちなみにこの時撮った写真と動画は、実際に両者のTwitterおよびInstagramに投稿されている) その後最終の牛肉問題で若干迷いはあったもののやはり二人とも安定の全問正解。GACKT様は個人連勝記録を58に更新した。

余談だが、GACKT様は盆栽問題と並んで甘いものが大の苦手という事実が当番組で発覚しており、毎回挑戦する前に「おもてなし」として出されるお菓子 (当然一流芸能人用なので恐らくはそれなりの銘店のもの)に手をつける事が全くない。

スタッフはそろそろ気づくべきではないだろうか…(因みに2021年格付けにおいてはミックスナッツとおかきの組み合わせになった)

2020年格付けは2015年にもコンビを組んだゴールデンボンバー鬼龍院翔と再びペアを組み、第2問『吹奏楽』にて鬼龍院が解答権を持った。

ここで事件が発生する。

多くの解答者がBと答える中、ただ1人Aを選択した鬼龍院。答えはBだった。

他の問題で間違えるならまだしも、自分が本職としている音楽の分野で不正解という歌手としてあるまじき行為をやらかしてしまった。

当のGACKT様は、鬼龍院が解答を考えている最中から「嫌な予感がする」とスタジオから一時退室。答えが発表された瞬間スタジオの外で 「クソっ!!!!」 と大声をあげた。(ちなみにGACKTは正解のAを選択していた。)

こうして2人は普通芸能人へと格下げされ、正解者が喜んで正解者用の扉から帰ってくる中、鬼龍院は1人不正解者用の扉から小走りで出てきてGACKT様の前にスライディング土下座をした。

その後一時撮影の休憩時間となったのだが、2人はスタジオのセットに残りGACKT様のお説教が始まった。

「ここで間違う?」「ミュージシャンだぜ お前」

などなどたっぷりお説教をくらった鬼龍院はすっかり縮こまってしまった。

※この時に限らず、自チーム他チーム問わずGACKTは音楽問題でミュージシャンが間違う事には非常に厳しい。過去には他チームのDAIGOも音楽問題を間違えた(上に蘊蓄たれた)のを見て「あいつミュージシャンやめた方がいい」と批判している(ちなみに鬼龍院にも言っている)。

その後は2人で解答する問題が続き、昨年同様専用部屋で2人で自撮りをする様子が見られた(当然昨年のような和やかさはない)。

そして最終問題。解答権は鬼龍院翔にあった。

今回の問題は【肉】で選択肢は3択。そのうち1つは外したら絶対にありえへんな肉で、その肉を選んだら即『映す価値なし』に格下げされてしまう。

先程の失敗で緊張する鬼龍院にGACKT様は「もし『絶対ありえへん』を選んだら、僕がこいつを消します」と追い討ちをかけた。

当の鬼龍院翔はパニックのあまり番組のシステムをド忘れするほど追い込まれていたが、一流を獲得した事がある大御所二人が見抜けなかった『絶対ありえへん』肉を見抜くことは成功した。

残された2つの選択肢で、鬼龍院は過去の格付けでGACKT様が牛肉を正解した時の判断基準を思い出し、それを頼りに選択肢をひとつに絞った

しかし、再び誰もいない部屋へと行ってしまい不正解。

2人は三流芸能人へ格下げされてしまった。(しかもGACKTに至っては初である。)

番組冒頭ではGACKTへのインタビューがあったのだが、この時GACKTは「知識はアップデートしなければならない」と語っており、皮肉にもその発言の通りになってしまった。

格付け部屋から恐る恐る戻ってきた鬼龍院に対し、「まぁ人生色々あるわな」「いや大丈夫 何が悔しいってお前のことじゃない。あまりの桐谷の嬉しそうな顔がムカつく」と責めるようなことは言わなかった。

この年でGACKT様は個人連勝記録を62に更新した。

2021年格付けでは一緒にチームを組む相手に初の女性アーティストとして倖田來未を指名。結果は2年ぶりに一流へと返り咲き、連勝記録を65に更新。

2022年の格付けは上記の通り休業中の為欠席、代わりにYOSHIKI氏が単独で参戦して一流の座を連勝で守り抜いた。

活動再開後の2023年は格付けチェックへの復帰を果たし、昨年のYOSHIKI氏と同様相手を組まずに参戦。(番組によるとパートナーが用意できなかったとのこと。)ブランクがあったとは感じさせないほど復帰前と変わらない実力を見せつけ、見事連勝記録を71にまで伸ばした。

2024年の格付けチェックではDAIGOと共に挑戦。1、2問目は単独で連勝。

続く3問目では海鮮チャーハンがお題であったが、ここで米は25年間食べていないし、食べたくないと衝撃の事実が発覚(誤解のないように言うと、米を食さないのは好き嫌いではなく、体力作り並びに健康重視が目的による炭水化物摂取を避けるための一環によるもの、寧ろお米は大好物で、ソロ活動から自分のポリシーでやめたと度々バラエティ番組で語っていた)。そこで彼は2粒だけコメを食べてそれで判断するという前代未聞の挑戦。問題は不正解と絶対アカンを含めた3択で、相方のDAIGOが絶対アカンを選ぶ中正解を選ぶ。(結果は唯一正解を選んだチームGACKTと町チャーハンを選んだチーム芸人以外の5チームが絶対アカンの浜田チャーハンを選ぶという大事件が起こった。)

その後の弦楽八重奏やダンスでも正解を繰り返した(ただし、弦楽八重奏の問題でDAIGOが不正解を選んでしまったため普通芸能人に格下げ)。

なお、弦楽八重奏でBを選んで間違えたDAIGOがスタジオに戻ってGACKTに謝った際、GACKTは

ボクに謝らなくていいから」「カメラに向かってhydeに謝れ。」「そしてお前を選んだ景子ちゃんに謝れ!!」 とDAIGOが慕っているhydeと妻の景子に対しての謝罪をさせた。

休憩に入るとDAIGOが「Bの方が若さを感じましたね……」と振り返ると「だから言ったじゃん!!」「そうじゃないって」とややご立腹であった。

……といった具合に本年もノーミスを継続していたGACKT。しかし、最終問題で大事件が起こる。

一流の漬けマグロを選ぶ問題において、(単独で答えた)DAIGOがまさかの絶対ありえへんであるカツオを選択。巻き添えを食らう形で数年前の「常識チェック」以来の映す価値なしとなってしまった。

GACKT「ポンコツかよッ!!!!」 

この際、スタジオにいた全員が驚愕し、浜田は大喜びで両手を上げてGACKTに近づき、アシスタントのヒロド歩美は驚きながらも「史上初!GACKT様が消えました!!」と発言。その後GACKTがザコシにされてナレーションから「大事件勃発!!」と言われた。

浜田「敗因は?」

GACKT「DAIGOです」

…ちなみに、後日談としてDAIGOから謝罪の連絡を受けたGACKTは「お前は稀に見る天才だよ。ポンコツでも極めればすごいんだ」と返信したそうな。

2025年は2人のタレントと組むのだが、これは2016年以来2回目である。その2人が誰かと言うと…、まさかの鬼龍院とDAIGO

大方の予想通り、2人は最終問題で絶対アカンカンガルー肉を選んでしまいまたしても映す価値なし

GACKT「バカ舌か!」

とはいえ、個人の連勝記録は81となりさらに記録を伸ばした。

なお、GACKTが一流芸能人になった回は全て全問正解となっており、ランクアップルール適応での一流芸能人になったことは現時点で1度も無い。

俳優・声優活動

本業はミュージシャンだが近年では俳優・声優としても活躍。

特に俳優業は音楽同様徹底した役作りを行い、準主役上杉謙信を務めた大河ドラマ『風林火山』では、従来の剃髪に白頭巾というイメージを覆した、長髪に狩衣という今までにはない上杉謙信を見せた。

この時のプロデューサー繋がりで、アニメ『殿といっしょ』でも上杉謙信役を演じている(ただしこちらは生粋のギャグだが…)。

本人曰く「(以前音楽番組に出演した際に)楽屋で暴れてモノを壊したことがあったから出禁だった」らしいが、スタッフ曰く「それとこれとは別なので」とのこと。

声優として一番有名なのは機動戦士ガンダム エクストリームバーサス

ラスボスエクストリームガンダムを駆るex-役を演じている。

さらに、ゲームDIRGE of CERBERUS -FINAL FANTASY VII-に関しては実写で出演した(Gと呼ばれるその人物の正体は、CCFF7で明らかになる。)

頭文字Dを原作としたセガのアーケードゲーム『頭文字D ARCADE STAGE』のファンでもあり、2012年に「筐体ごとくれ」とセガに言ったがセガ側から「なにか見返りになるものを」と言われたため頭文字D ARCADE STAGE 7 AAXにて「情熱のイナズマ」(白露-HAKURO-(ドラマ版戦国BASARA主題歌で、氏も織田信長役で出演している。)のカップリング)が提供された。

hydeとの関係

GACKTを語る際に最も欠かせない存在がL'Arc-en-Cielのヴォーカリスト、hydeである。

彼とは自身が監督、主演を務めた映画『MOONCHILD』での共演をきっかけに交友関係となる。

しかしGACKT本人がある雑誌の取材で彼との関係を「キス仲間」と称するなどただの友人なのかどうかはかなりうやむやである。

またガンダム繋がりでT.M.Revolution/西川貴教とも仲が良い。→西ガク

2014年正月スペシャル格付けチェックでは「チームアーティスト」として出演し、正解した時には抱き合って喜ぶなどの仲の良さが見られた。またGACKT様自身がつけたあだ名『毒キノコちゃん』はファンの間では有名。

またゴールデンボンバー鬼龍院翔DAIGO舎弟と称している。特にDAIGOの方は共演を通じて奥さんとも仲良し。

主な出演

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