エクストリームガンダム
えくすとりーむがんだむ
「…ふんす!」
「わあああああああ!!」
「極限の絶望をくれてやる…」
エクストリームガンダムとは、ゲーム「機動戦士ガンダム EXTREME VS.」「機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST」「機動戦士ガンダム EXTREME VS. MAXI BOOST」、漫画「ガンダムEXA」に登場するガンダム(モビルスーツ)である。デザインは大河原邦男。
「機動戦士ガンダム EXTREME VS.」「機動戦士ガンダム EXTREME VS. FULL BOOST」のブランチバトルコースのラスボス。CPU専用。
ガンダムVS.シリーズ初のオリジナル機体。
「ex-」(イクス)(CV:GACKT)という中核意識(人工知能)(実体無き意識体)が操っている。
その名の通り究極のガンダムであり、対峙する相手に極限の絶望を与えるために創られた。
プレイヤーからの通称はエクガン、ガクストリーム、ガクト、エガなど。
本体は歴代ガンダムシリーズの主役機体を融合させた様なシンプルな見た目(顔はガンダムエクシア、胴や脚はストライクガンダム、フェイス展開はシャイニングガンダム等)だが、戦闘開始時にそれぞれの戦局に極度に特化した各種巨大補助兵装(パワードスーツのような大型支援兵装)を装着。その攻撃は苛烈にして規格外。
しかも取り巻きを2機体連れてくるので、2対3の状態で戦うことになるためさらに厳しくなる。
(FULL BOOSTではAコースは取り巻きなしに変更された)
EXTREME VS. FULL BOOSTではルートにより登場するフェイズがある程度決まっており、
最初はAはイグニス、Bはタキオン、Cはカルネージ、D以降はランダム、
2012年12月にミスティック・フェイズが解禁した後は全ルートでミスティック、
2013年6月からはAにタキオン、Bにミスティック、Cにカルネージ、Dにイグニス、あとはランダム(ミスティックを除く)、となっている。
EXTREME VS. MAXI BOOSTではラスボスはエクストリームガンダムRとなり、ex-のエクストリームガンダムは隠しボスとして登場。
エクストリームガンダムRを倒した時に合計スコアが60万点を越えていると出現する。
こちらでもルートにより登場するフェイズが決まっており、
Aはミスティック、Bはタキオン、Cはイグニス、Dはカルネージとなっている。
但し2015年8月に追加されたEルートではエクストリームを除いたボス機体2体と連戦する事になる為、エクストリーム(ex-機、リフェイザー)は登場しない。
ONからはAにイグニス、Bにカルネージ、Cにミスティック、Dにタキオン、Eにディストピアとなっている。
長らくFORCE以外のEXVSシリーズにおいてラストボス(隠しボス)を務めていたが、EXVS2ではアーケードモードの仕様変更もあって、リフェイザーやAXE共々ラスボスの座から降りるようになった(なおType-レオスやVS、エクセリアといったプレイアブル機は続投)。
ボス全般に言えるが、格闘機(モビルファイターなど)でのエクガンの撃破は極めて困難。
攻撃を受けてもよろけない「スーパーアーマー」持ちで、プレイアブル機の4倍のダウン値(攻撃を受けるたびに蓄積し、一定の数まで達するとダウンする。プレイヤー機は5でボス機体は20)を持っている。
EXVSの巨大MAはどれもこれもNEXT時代と比べてサイズ感を感じさせないほど無暗に高機動化・攻撃前兆の削減がなされており、カプコンらしい緻密なアクション調整が施されていたのと比べるとどの行動も派手だが悪い意味で大味で攻撃も回避も理不尽になっている。
特に特にカルネージは射程外への高飛び連打、タキオンは近距離での圧倒的な強さから辛い。
エクガンは、全般的にボスとしての評判は悪かったと総括できる。
特殊武装としてギター型ビームライフルとこれを収納可能なギターケース型シールド、固定武装としてビームサーベルが設定されているが、ゲームでの戦闘では後述する各種兵装を装備するため、本体と戦うことはなくこれらの武器を目にする機会もない。
なお、本体はガンプラが発売されているが、戦力的にも質量的にも大部分を占める武装ユニット部分は立体化されていない。
漫画「ガンダムEXA」にもイクスの開発した機体として登場している。
こちらもEXVS同様、イクスが望む『完全で理想的な世界を調停する為』に設計されているが、本当は何の目的で作られたかは不明。
セシア・アウェアもこの機体の開発に関わっており、他のGダイバーが手に入れたGAデータを反映させている。
データ不足の状態でも十分強く、AC時代のガンダムを何体か撃破する程。
装備
カルネージ・フェイズ
「何故わからない…この先にあるのは、絶望の未来だけだという事を!!」
「全ての結末を知るこの私に、未来に縋る等という希望は無い!!」
戦闘開始時に装着する装備のひとつ。EXVS稼働初期から登場したエクストリームガンダム第1の形態。
HPは1750で、4形態の中では最小の耐久値を持つ。
青(もしくは紫)と黒を基調としており、最初の形態らしくシンプルな姿をしている。
射撃武器が豊富なのが特徴で、格闘機だとまず近付くのが大変。
主な武器は、大型ビームライフル、火炎のムチとしても放てる火炎弾「ファイヤーバンカー」、コンテナミサイル、捕縛ビームボール「投射ジャミング」等。特に、火柱を発生させる強力な破壊光線「カルネージ・ストライカー」は、かなりの威力を誇る。
EXVSシリーズのボス全般が攻撃前兆モーション削除(高速発生)、ほぼ無限のロック距離からの意表を突いた攻撃、銃口補正の強力さを兼ね備えており、「カルネージ・ストライカー」による前方照射は極太多段ヒット判定のビームを・速い発生で・自然落下を確実に捉える照準性能で・高速弾速で放ってくるため迂闊に着地すると即座に狩られる。
更に、カルネージ・ストライカーを用いた「高高度対地砲撃」という必殺技を持つ。
高飛びして射程外に逃げる&下方の視界を奪う→見えない地面からかなりの広範囲に火柱を上げて攻撃&正面の視界を奪う→照射ビームを見舞う
…という卑劣極まりない戦法をとることが可能。
特に体力が減ってくると高飛びを連発するのでストレスがマッハとなる。
ただ、わかってても回避が難しいこともある攻撃はファイヤーバンカー(火炎弾)くらいなので、慣れれば対処は楽。
ちなみに耐久値が低下すると高高度対地砲撃とカルネージ・ストライカーしか使わなくなるルーチンになる(AC版EXVSでは火炎弾も織り交ぜてたり、家庭版EXVSはAルートでのみ使用間隔が大きく間を置くようになる)。
攻撃方面は卑怯な技ばかりだが、4形態の中で唯一ヒットストップがかかり、射撃機体ならば簡単に倒せるため、無印EXVSのエクガンでは最弱のフェイズともいわれている。
だが、続編のEXVSFBではCルートのボスとして登場し、その圧倒的な火力と難易度補正で、前作で雑魚だと見下したプレイヤーに絶望を味わせた。
特に、体力が減少するとフィールドを二分割するように中央に壁を出現させて行動範囲を狭め、取り巻きによる横やりを増やしたり回避スペースを奪い、その上で前作のように高跳びを連発してこちらからの攻撃範囲にすら留まらないため邪悪なクソゲー状態であった。
EXVSMBでは、Dルートの隠しボスとして再登場。
前作より更にルーチンが卑怯に調整されており、キャンセル行動の多用やカルネージ・ストライカーを連発するようになった。
おまけに難関であるDルートの隠しボスという事もあり、火力と難易度補正が更に跳ね上がっている。
EXVSMBONではBルートの隠しボスに変更された。
タキオン・フェイズ
「始めるか…砕かれた希望の輪舞(ロンド)を!!」
「未来は既に決まっている。貴様等の抵抗も無意味なのだ!!」
戦闘開始時に装着する装備のひとつ。2010年12月に解禁された新装備。
こちらは大剣を使用した、近接格闘特化型なのが特徴。HPは2000。
赤と黒を基調としており、どっかで見たような印象である。
主な武器は大型ビームソード「タキオンスライサー」、剣から放つビーム衝撃波、ソード召喚、雷の柱、サイコクラッシャー等。ソードを超大型化させて攻撃する「タキオンスライサー オーバーリミット」による唐竹割りと薙ぎ払いは、初見では回避不能なレベルである。
ステップ(回避行動)とガードを駆使して受けるダメージを減らす行動、ブーストゲージを使わず瞬時に敵機に接近する極限全力ダッシュ、ヒットストップ効果が無くなり照射ビーム攻撃を受けても怯まず動き、ガードしても斬り続ける斬撃といった驚異的な性能を持つ。
こちらはカルネージと違い、攻撃に対する有効な対処が「距離を離す」くらいしかない。
その上ダッシュで一瞬で距離を詰めてくるため、ダッシュを多用されるとアウトレンジから攻撃できる射撃機でも無理ゲーと化すことがある。
味方のCPUを囮にするなどで常に距離を離せればいいのだが、正直運ゲー。
このようにタキオンには確実な攻略法がないため、現時点で最強のフェイズと呼び声が高い。
幸いにもプレイアブル機体のように連続コンボを叩きこまないルーチンとなっている。
続編のEXFBでは、Bルートのボスとして登場。前作より大人しめである。
2013年6月からはAルートのボスとなり取り巻きが登場しなくなり、更に大人しめになった。
EXVSMBでは、Bルートの隠しボスとして再登場。このフェイズのみ登場演出が変化した。
ルーチンに調整が入りキャンセル行動が増え、タキオンスライサーを次々とキャンセルしながら攻めてくる。
EXVSMBONでは、Dルートの隠しボスに変更され、難易度の関係上相当手強くなっている。PS4版では登場演出がFBの頃に戻った。
イグニス・フェイズ
「今の私に残ったものは、『絶望』と言う名の孤独…!!」
「この絶望、止められるものなら…止めてみよ!!」
戦闘開始時に装着する装備のひとつ。2011年4月に解禁された新装備。
こちらは大型ビット兵器を使用した、オールレンジ攻撃特化補助兵装。HPはタキオン同様2000。
機体色はピンクと白を基調し、頭部形状は180度回転して後頭部のフェイスのV字アンテナを展開する。
主な武器は装甲も兼ねる大型・小型ファンネル(没ボイスによると「シエルフェザー」という名称らしい)、両腕に備えられたヴェスバー、マニピュレータから放つ氷結プラズマ弾。
ファンネルは大型のブーメランにもなる「ファンネルソード」、レジェンドガンダムのビームスパイクを彷彿とさせる「ファンネルランサー」、手に大型ファンネルを装備して敵を貫く「ファンネルニードル」、ビームカーテンを形成する「ローリングラインファンネル」、アカツキのドラグーンバリアのように攻撃を防ぐファンネルバリヤー「守護を約束する絶対の羽根」、ケルディムガンダムのシールドビット・アサルトモードのように4つのファンネルを格子状にし放つ「ファンネルアサルト」、すべてのファンネルを展開し前方へビームを照射する「ファンネルフルバースト」、大型ファンネルを一種のボードに変化させ、それに搭乗し体当たりをかます「ファンネルスケボー」など、攻撃・合体バリエーションが豊富である。
ファンネルスケボーは凍らせた後に攻撃するので、ファンネル機らしい「ファンネルでよろけた相手に大きな一発を与える」戦い方を地で行く形態である。
様々なファンネルによる波状攻撃は一見脅威だが、一発一発の攻撃力が低く、もろに喰らわなければやられることはまずない。
また、中距離以遠では基本的な動き(慣性ジャンプ、ブーストダッシュ)で容易に回避できる攻撃が多く、
ステップやガードが必要な攻撃も予備動作が長いので対応しやすい。
カルネージフェーズと違い、前方照射(フルバースト)には若干の溜めがあり、わずかだが対処する隙が用意されている。その分照準やら威力やら範囲やら何やらがおかしいことになっておりロックを外すのは危険極まりない。
近接攻撃は頻度が低く性能も低いが、張り付こうとすると察知して凍結効果付きのプレッシャーで対処してくる。
唯一ファンネルランサー(槍状のファンネルで全方位から突き刺す攻撃)だけはかなり理不尽に刺さるため、完全な回避が難しくこればかりは諦めるしか無い。
なお、この武装の回避が難しかったのかFBからは刺さりにくくなり、MBではガン逃げしても当たらなくなった。
だが、本当の敵は『処理落ち』であり、動きが鈍くなって回避が間に合わなくなることも。しかし、Aルートに登場した場合、取り巻きも大して強くなく、難易度はイージーなので下手をすれば強さはカルネージ以下。
また、EXVSでは高めのブースト性能でのガン逃げでプレイヤーの手を焼かせたが、EXVSFBでは調整により逃げ回らなくなった。
続編のEXVSFBではAルートのボスとして登場だが、取り巻きがいない。台詞の通り孤独になってしまったのだ。
2013年6月からはDルートのボスとなり、孤独ではなくなった。しかし難易度が変わった為ガンガン攻めてくるようになった。
EXVSMBでは、Cルートの隠しボスとして再登場。相変わらずファンネルの弾幕が激しいが、ファンネルランサーの誘導が弱体化し、刺さりにくくなった。
EXVSMBONでは、Aルートの隠しボスに変更され、AC版EXVSFB以来の孤独になってしまった。
ミスティック・フェイズ
「分かっていた筈だ!ガンダムでは世界を救えない!!」
「貴様等が希望と信じているもの、私にはそれが絶望なのだと知っている…!!」
続編のフルブーストから登場した第4の形態。2012年12月18日より登場。
カルネージ、タキオン、イグニスの力を併せ持つ「機動神話形態」。
HPは4形態の中で最多の2500。MB以降では弱体化された事もあって2300に。
登場後しばらくはどのルートでもラスボスとして登場していたが、2013年6月からはBルートのラスボスとなった。
度重なるレオス・アロイの極限進化を見せつけられた彼が「絶対に、何があっても」真似されることのない極限中の極限のガンダムとして創生させた、ex-の最終到達点。
機体色は白と緑を基調としていて、頭部形状は180度回転してフェイスマスク部分を180度回転させる。
これまでのフェイズとは全く異なる人馬型であり、通常移動ですらかなりの速度を誇り(有志の解析によると全機体最速とのこと)、手持ちの槍で突き刺したり、乱れ突きを行うほか、槍を弓矢にして射出してくる。5wayビームアロー、核爆発級のビームアローといった様々なビームアローを放つ「忘我墜星(オブビリオン・メテオ)」、槍を地面に刺して複数の竜巻を発生させる「天上麗舞(ソレスタル・ビューティング)」、当たるとスタンさせるフェザーファンネル「終焉摂理(デスティネイト・プラン) イクス・ファンネルミサイル」に加え、ターンXのGAデータから学んだ月光蝶の上位互換技『絶望蝶(ぜつぼうちょう)』も使ってくる。さらに、エクストリームガンダムの全形態の中で唯一覚醒(エクストリームバースト)し、バーストアタック(覚醒技)も使ってくる(敵を殴った後掴み、掴んだ状態でビームを接射するというもの)。
まさにエクストリームガンダムの集大成とも呼べるフェイズである。
なお、強化兵装自体はモビルホースであり『ミストペガサス』という名前である。
ex-曰く「お前達の希望に立ちはだかるは・・・全てを覆してきたガンダムだ!!」らしい。
ただ、ガンダムと関係ない全く別のゲームに似たような形状で似たような攻撃を行うラスボスが存在するので、もしかしたらそっちからもデータを取ってきたのかもしれない。
EXVSMBでは、Aルートの隠しボスとして再登場。前作で猛威を振るったのか、ルーチン低下に加え、飛翔やフェザーファンネルの展開が遅くなる、HPが2300になる等の弱体化を受けている。また、取り巻きもいない為2対1との戦いとなる。
但し、火力は相変わらず高いので要注意。
EXVSMBONではCルートのラスボスに変更された。
「理論上にのみ存在する極限のガンダム・・・それが、このエクストリーム!」
ガンダムEXAの主人公機。赤いエクストリームガンダム。
ホロアクターのセシア・アウェアが、ガンダムEXAの主人公であるレオス・アロイに譲渡した機体。
ex-の宿るオリジナルのエクストリームガンダムを元に、人間が操縦・制御できる「常識的」な機体として改修されているため、オリジナルのエクストリームガンダムの様な、人智を超えた戦闘能力までは有していない。
エクストリームガンダム同様、様々な戦局に特化した複数の形態への換装が可能。
『ガンダムEXA』との連動企画として、EXTREME VS. FULL BOOSTでゲームに参戦。
コストは2500。
ゲームでは各フェースは別機体扱いとなっている。
2012年11月26日からブランチバトル開始時にガンダムEXAの作品イメージムービーが流れる様になった。
type-レオス
素体。ここから各フェースに換装する。
武装はビームガン、シールド、ビームサーベル。また、データ・プレッシャーや、ロードタクティクスという特殊武装を持つ。
コスト | 2500 |
---|---|
メイン | ヴァリアブル・ガン |
チャージ射撃 | ヴァリアブル・ガン【連射】 |
格闘 | ビーム・サーベル |
サブ射撃 | ビーム・ダガー【投擲】 |
特殊射撃 | データプレッシャー |
特殊格闘 | ロードタクティクス |
バーストアタック | EXA・フルバースト |
ゲーム版では進化ゲージがたまると各フェースに自動的に換装する。
進化ゲージは時間経過と与ダメージ時・被弾時(味方の誤射も含む)で貯まり、ゲージが100になったら自動的に「進化状態」に換装する。
進化状態から更にゲージが100貯まると「極限進化状態」に任意で換装できる。
ただし撃墜され再出撃すると進化段階が1段階戻ってしまう。また、素の形態は攻撃性能は貧弱な為、できる限り撃墜される前に進化・極限進化しておきたい所。(この点に関してはONにて改善された。)
ちなみにゲージは割とすぐにたまるので素のtype-レオスを使える時間は結構短かったりする。
また、同じtype-レオスでもそれぞれのフェースで微妙に性能が違う(耐久力、ロードタクティクスの威力やHit数、ゲージの増加率等)。
進化前ということで武装は少なめ。しかし個々の性能は意外と悪くないので、進化ゲージ回収のため積極的に前に出て戦うことが多い形態である。
XBでは覚醒技を使うと一気に極限進化するようになった。
ゼノン・フェース(ゼノン-F)
「格闘進化ァ!天地を引き裂け、ゼノン・フェースゥゥゥゥッ!!!」
エクストリームガンダムtype-レオスの第一形態。
格闘戦に特化した世界のGAデータを得て進化した姿。ex-の生み出した格闘特化形態タキオン・フェイズの性質を受け継ぎつつも、真の武器はあらゆる兵器をも凌駕するその鋼鉄の拳である。
機体と同様、搭乗するレオスもまたドモン・カッシュを始めとする熱き魂の影響を受け、この形態へと進化した後の彼は燃え滾る心と後先を考えぬ勇気を併せ持つ、極限の漢へと変貌する。
武器はビームソード「タキオンスライサー」、マスターウェッブ等。必殺技は特盛(スーパー)レオスナックル、シャイニングバンカー等。
進化状態
メイン | レオスショット |
---|---|
チャージ射撃 | 気合でレオスショット |
格闘 | タキオンスライサー |
サブ射撃 | 爆雷球 |
特殊射撃 | 無重力ダッシュ |
特殊格闘 | 極限進化発動 |
バーストアタック | EXA・フルバースト |
極限進化状態
メイン | レオスショット改 |
---|---|
チャージ射撃 | タキオンスライサー【オーバーリミット】→エナジーブラスト |
格闘 | 怒りの鉄拳 |
サブ射撃 | ファイヤーバンカー |
特殊射撃 | 極限全力ダッシュ |
特殊格闘 | エナジーブラスト→タキオンスライサー【オーバーリミット】 |
バーストアタック | EXA・フルバースト |
EXVSFBでは初期参戦しており、前作で目立った期待が軒並み弱体化されて全般的に性能が抑え目な機体が多めな中突き抜けた性能をしており横移動狩りを始めとして慣れないプレイヤーをメタるような挙動で最初期の強機体であった。特に、超絶弱かった赤キュベレイあたりでは対抗策が全くなかった。そのため早々に弱体調整される。
進化時は優秀な機動による回避力と最大火力、極限進化時は攻撃の当てやすさと安定火力といった各形態の独自の強みがあり、耐久の高さも相まって、エクガンの中では安定した強さを保っている。
EXVS2XBではレオスショット改が炎上スタン属性に変化。タキオンスライサーOLに弾数が設定され、特殊格闘に移行した代わりに横薙ぎが追加された他(エナジーブラストは入れ替わる形で射撃CSに)、極限進化時でもスーパーレオスナックルが使用可能となった。これに伴い、シャイニングバンカーは下挌闘派生に変化。
エクリプス・フェース(エクリプス-F)
「進化発動。応えて見せろ、エクリプス・フェース・・・!」
エクストリームガンダムtype-レオスの第二形態。ゲームでは2012年7月末に追加。
射撃戦に特化した世界のGAデータを得て進化した姿。カルネージ・フェイズの大型キャノン砲をバックパックに備え、両肩にはキャノン砲、ミサイルランチャー、ウイングゼロのバスターライフルを基にした2丁のヴァリアブル・サイコ・ライフルなどを持つ。
格闘武装を一切持たないが、出撃ムービーやガンダムEXAではビームサーベルを用いて戦うシーンがある。また、極限進化時のみタックル攻撃が可能。
機体と同様、搭乗するレオスもまた叢雲劾やヒイロ・ユイなど歴戦の兵士の魂の影響を受け、この形態へと進化した後の彼は何事にも動じない冷静な判断力を持つ、極限の兵士へと変貌する。
進化状態
メイン | ヴァリアブル・サイコ・ライフル |
---|---|
チャージ射撃 | ヴァリアブル・サイコ・ライフル【クロスバスターモード】 |
格闘 | 単弾頭ミサイル |
サブ射撃 | ブラスター・カノン |
特殊射撃 | 単弾頭ミサイル【一斉発射】 |
特殊格闘 | 極限進化発動 |
バーストアタック | EXA・フルバースト |
極限進化状態
メイン | ヴァリアブル・サイコ・ライフル【最終仕様】 |
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チャージ射撃 | 投射ジャミング |
格闘 | 単弾頭ミサイル/タックル |
チャージ格闘 | 高高度対地砲撃 |
サブ射撃 | 強化型ブラスター・カノン |
特殊射撃 | 規格外拠点攻撃兵装 カルネージ・ストライカー |
特殊格闘 | 空間制圧兵装 エクリプス・クラスター |
バーストアタック | EXA・フルバースト |
射撃進化ということだが、進化時の射撃性能はそれほど良くなく、苦しい戦いを強いられる。
機動力も低く格闘武装もない(極限進化時のみ後格闘・BD格闘にタックルがある)ので、近接型の機体に近づかれたら極限の絶望が見える。
その代わり極限進化時の射撃性能はピカイチであり、高火力ビームとミサイルの無限弾幕、高性能な照射兵器などによる制圧力は圧巻。
大器晩成型のフェースといえる。
XBでは進化時の格闘、特射が通常よろけに変更され、高高度対地砲撃の爆風が拡大した上にリロード可能となり、1回の出撃で何回でも使用できるようになった。
アイオス・フェース(アイオス-F)
「進化発動!未来を守ろう、アイオス・フェース!!」
エクストリームガンダムtype-レオスの第三形態。
オールレンジ戦闘に特化した世界のGAデータを得て進化した姿。ゲームでは2012年10月下旬より。
「イグニス・フェイズ」をベースとしながらも、type-レオスの他の形態とは異なり、その設計の大部分はセシア独自の理論によって打ち立てられている。
合計8基あるファンネルは搭乗者との交感―― 例えるならばパイロットの「心」へと応えることで、未知のエネルギー場を形成し、設計にもない能力を発揮することがあるという。
機体とともに搭乗するレオスもまた、刹那・F・セイエイ、キラ・ヤマトを始めとする純情な革新者たちの願いへと同化し、この形態へと変化した後の彼は、無尽蔵の愛と諦めぬ心で世界と向き合う、極限の理想家として開花する。
進化状態
メイン | ヴァリアブル・ライフル |
---|---|
チャージ射撃 | ヴァリアント・ライフル【シュート】 |
格闘 | ビーム・サーベル |
サブ射撃 | アリス・ファンネル【飛翔】 |
特殊射撃 | アリス・ファンネル【砲陣】 |
特殊格闘 | 極限進化発動 |
バーストアタック | EXA・フルバースト |
極限進化状態
メイン | ヴァリアブル・ライフル |
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チャージ射撃 | 円冠戴く希望の極光(ディバインシュート) |
格闘 | ビーム・サーベル |
サブ射撃 | 付き従うこの慈愛(スプライトチャージ)/跳躍するこの願い(インフィニットチェイス) |
特殊射撃 | 呑まれる奔流の絆(ザ・アサルトフォーム) |
特殊格闘 | 切り裂かれるこの想い(セイクリッドソード)/君を抱くこの腕(ディスティニーボーダー) |
バーストアタック | EXA・フルバースト |
進化時はアリス・ファンネルを絡めた射撃戦で、極限進化時はレバー入れの有無で様々なファンネル技を使い分けて戦う射撃寄り機体。
ちなみに極限進化時の武装名が中二病ポエムっぽいが武装名は公式である。
容貌としてはストライクフリーダムガンダムのような翼状バックパックが目を引く。
ファンネル進化の極限ということでオールレンジ武装の「アリス・ファンネル」を主軸にした機体だが、他フェースと異なり特化機というわけではなく、標準的なビームライフルと格闘を備える万能機である。
ストライクフリーダムを参考にした影響から高機動な点や武装の性質が似通っている。アリス・ファンネルは射出・停滞・照射など様々な用途に対応するため、苦手な距離が少ないのが強み。
弱点は火力と継戦能力の無さ。攻撃は比較的当てやすく射程も長いのだが一発が軽く、弾切れもしやすいので、敵に無視されて味方が集中攻撃されることがある。
そのため、射程の長さに甘えず、時には前に出る"押し引き"が重要になる機体である。
XBでは特殊格闘のセイクリッドソードとインフィニットチェイスの弾数が個別化され、アップデートにより覚醒リロード可能になった。
EXA・フェース(エグザ-F)
「極限の希望をくれてやる!」
エクストリームガンダムtype-レオスの最終形態。
上記の三つの形態全てのパーツを装備し、それらの特徴をすべて併せ持った極限進化加速形態。ゲーム中ではバーストアタックであるEXA・フルバースト使用時に見ることができる。
『ガンダムEXA』では終盤にてレオスの意思とパートナーであるセシアの絆により、この形態に極限進化を果たした。
「希望も絶望も、人の一部だ!」
EXVSMBに登場したレオスの新しいエクストリームガンダム。コストは3000。エクリプス、ゼノン、アイオスと違い、素体の状態で運用することはない。
ex-版と同じくトリコロールカラーの機体。ヴァリアントライフルとブレード・ビットを装備。全感応ファンネル「アイオス」、高純化兵装「エクリプス」爆熱機構「ゼノン」を搭載。見た目はアイオスフェースと似ているが、どちらかと言えばEXAフェースをベースにしている模様。
姿を消したセシア・アウェアがレオスの為に作った機体であり、typeレオスをも凌ぐ性能を持つ。なお「Vs.」は「ヴァリアント・サーフェイス」の略称。
コスト | 3000 |
---|---|
メイン | ヴァリアント・ライフル |
チャージ射撃 | ヴァリアント・ライフル【ディバインブラスター】 |
格闘 | ビーム・サーベル/ブレイド・ビット【投擲】 |
チャージ格闘 | 爆熱機構“ゼノン” |
サブ射撃 | 全感応ファンネル“アイオス”/ブースト“アイオス” |
特殊射撃 | 高純化兵装“エクリプス”/ブースト“エクリプス” |
特殊格闘 | 爆熱機構“ゼノン”→エクストリームガンダム エクセリア呼出/シャイニングブレイカー |
バーストアタック | 学ばせてもらった全てへと |
ゲーム上では、通常状態と時限式の極限進化形態を行き来する射撃寄り万能機である。
三つの形態全ての特徴を均等に受け継いでいるわけではなく、アイオスフェースの射撃能力を更に伸ばし、汎用性も高めた体裁を取っている。
もともと2500コストのtype-レオスは癖の強い機体群であったが、Vs.は基本的なメインと自機展開可能なファンネルのサブ、曲げ撃ち可能な特射のゲロビなど、射撃面では扱いやすい武装が揃っている。
爆熱機構“ゼノン”を発動させ極限進化形態になるとヴァリアント・ライフ使用時に銃口方向に射撃バリア・アイオスのファンネルは弾数増加・エクリプスで某戦術兵器ばりの爆風付きビーム・申し枠内程度のゼノン要素として特殊格闘で相手を掴んで爆破する一部射撃バリア付きのシャイニングブレイカーが使用可能と驚異的な爆発力を発揮する。
ただ、特に強力な武装であるブースト"エクリプス"およびシールド判定付きビームライフルが極限進化状態限定であるので、尚且つ、近接戦は同コストの中でも脆い部類に入るので通常状態で押し込まれると脆いという一面もある。
良くも悪くも「あらゆる戦局に対応できる万能機」というVs.のコンセプトに適った機体といえる。
後にEXVSMB ON続投の際、覚醒中は極限進化形態になるといった仕様変更を受け、最上位コスト機体の中でも極限の爆発力をもったMSとして存在を示すこのになる。
バーストアタックは『学ばせてもらった全てへと』。見た目はラストシューティングだが、実は巨大なビームサーベルで敵を攻撃している。
ガンダムEXAVSの主人公機を務めており、EXVSMB・MBONのオープニングではガンダムと共に出撃し共闘している。また、XBではフェネクスと共闘しスタービルドストライクガンダムとレッドフレームRDと戦っており、RGビルドナックルに対抗してシャイニングブレイカーを放っている。
XBではゼノンが格闘CSに移行し、空いた特殊格闘がエクセリア呼出になった。
この他にもボス仕様のVs.がいるが、ダウン値が10(ONでは20)で射撃CS技のコマンドが変化してたり、サブのアイオスがMB版仕様になっていたり、覚醒しても常時極限進化状態にならない等の違いがある。また、ボス仕様の特権として各種武装のリロード時間が短縮されており、エクリプスを連発してくることも。
「これが、私の戦う力!エクストリームガンダム type-セシア エクセリア!」
ホロアクターのセシア・アウェアが秘かに開発を進めていた機体。
女性的なフォルムを持ち、搭乗者であるセシアを意識した帽子型のレドームがあるなど特徴的な外見を持つ。
type-レオスII Vs.と同じ能力を持つエクストリームガンダム。ピーコックスマッシャーを彷彿とさせるボウガン型ビームライフル「クロイツ・デス・ズューデンス」大型ビーム・サーベル「ハルプモント」、シールドビット、スフィアビットを装備。
その他、ダークセシア達が乗り込むエクストリームガンダムRから受け継いだ「リンクリフェイザー」という武装を持つ。
EXVSMBの漫画版EXAVSに先行登場し、後にEXVSMB ONにプレイアブル機体として登場。
パイロットはもちろんセシア・アウェア。コストは2500。
コスト | 2500 |
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メイン | クロイツ・デス・ズューデンス |
チャージ射撃 | クロイツ・デス・ズューデンス【照射】 |
格闘 | ハルプモント/ハルプモント【投擲】→エクリプス・クラスター |
チャージ格闘 | スフィアビット |
サブ射撃 | スフィアビット→エクストリームVs 呼出 |
特殊射撃 | リンクリフェイザー |
特殊格闘 | シールドビット |
バーストアタック | 星たちの生まれる世界(ミルヒシュトラーセ) |
クロイツ・デス・ズューデンスによるダウン属性の高弾速ビームを主体に立ちまわる砲撃機。
奪ダウン力・迎撃力・味方貼りもできるシールドビットによる詰めの援護と自衛能力が特長。
また、リンクリフェイザーはコマンド入力+レバーの向きで各ダークセシアたちの機体の武装を連想させるアクションが可能であり具体的には
メイン射撃武装の最大リロード数が3発(アップデートで増えたがそれでも4発)と少なく、尚且つ使用時に足が止まる武装が大半な為、純粋な射撃戦は不得手。そのため、奪ダウン力を活かして敵のかく乱し前衛の味方をサポートする後方支援が主な役割。
ちなみにバーストアタックのミルヒシュトラーセはクロイツ・デス・ズューデンスのサイドアーマーを展開しゲロビを一斉照射。
他機体の覚醒技と比べると威力は控えめだがその分範囲が広く、射程は無限、発射時に射撃バリア展開、しかも途中から放射状に広がるため高度さえ合っていればほぼ食われるというブッパ上等な必殺技。
ホロアクターだからって舐めてはいけない。
EXVS2ではサブ射撃がレオスのエクストリームVsを呼び出すアシスト技に変更(これに伴いスフィアビットは格闘CS技に)。高純度兵装“エクリプス”を発射し援護してくれる。
EXVS2XBでは後格闘がハルプモント投げからエクリプス・クラスターに変更。
漫画EXAVSに登場するエクストリームガンダムに関連する機体。
セシア・アウェア・プリモがテミス・キロンの為に用意したエクストリームガンダムの最新型と謳っているが、実際にはブレードアンテナを外してメインカメラをゴーグルタイプに変更した簡易版。
他にも、ピーニャ専用に頭部形状を変化させたGストリームも存在する。
アル・アダが配備を進めているGダイバーの部隊にも本機が配備される事が語られているが・・・。
主にテミス・キロン機はバズーカを装備している。
漫画EXAVSに登場するエクストリームガンダムに関連する機体。
Gストリームをベースに開発されたエクストリームガンダムtype-アル・アダとも言うべき機体。
開発の際に用いられた技術の詳細は不明だが、その重厚な装甲を纏う姿にエクストリームガンダムの面影は無い。
専用の追加アーマー「スプレマシー・アーマー」を持ち、そのコアユニットとしての機能も有する。
パイロットは上述通りアル・アダ。
アル・アダが精神を封印されてからはトリムが複製した機体を4体まで作成。トリムの計画に賛同した「同志」達に分け与えている。同志の機体は各々でカラーリングが異なる。
漫画EXAVSに登場する「極限殲滅形態」。EXVSMBでは2015年7月22日に第5のラスボスとして登場。
HPは2300とボス機体の中では多い方に入る。
見た目はガンダムを模した中央ブロックに花びらのように装着された6つのユニットを持つ大型モビルアーマー(その姿はアッザムやザムザザーを彷彿とさせる)。「飛行モード」と、バリアで身を守りつつ強力な攻撃をしかけてくる「砲台モード」が存在する。
見た目からは想像できないが、ex-が使用したミスティック・フェイズの後継機でもある。元々はex-によって設計された全てのGAデータを破壊する為のフェイズである。設計上はex-の使用するエクストリームガンダムがコアユニットの予定であったが、フェイズの制御ができない問題点を抱えていた。その為、制御が可能な新型機「エクストリームガンダムMk-II AXE」をコアユニットとして搭載している。
4つのアンテナから誘導性のあるビームの球体「スフィアビット」は敵を執拗に追いかけ、口からの大型ビーム砲は曲げ撃ち可能。アンテナのレーザービーム「ディバインブレイザー」は着弾時に光の柱を発生させ、
飛行モードの「底部旋回砲塔」は、広範囲へ巨大なビームをばら撒く。この他にもミサイル、エネルギー爆弾、バリアタックル等を確認。バリアはビームを防ぐことが出来るが、バズーカの爆風やプレッシャーを使うと一気にはがれてしまう弱点を持つ。
メインパイロットは、最重要機密のEA計画を知り仮面を着けたセシア・アウェア、サブパイロットはイクス・トリム。セシア・アウェアが降りた後はイクス・トリムがメインパイロットとして稼働させている。殺人マシーンのような冷淡な台詞やラスボスになっても非情に徹しきれない台詞、強制ダウン時の悲痛な絶叫など、竹達彩奈女史の演技は必見。
EXVSMBONでは、Eルートの隠しボスとして再登場。時間が経過するとtypeレオスが2機増援に登場する。
エクストリームガンダムMk-II AXE
漫画EXAVSに登場するトリムの機体であり、エクストリームガンダムのバージョンアップ機。AXEの読みは「アグゼ」。ディストピア・フェイズにおいてセシアとトリムが搭乗していたコアユニットでもある。
HPは2300。
背中にはビームソードやサイコ・ライフル、シールド等の機能を備えた複合武装「ミスティックエッジ=ヴィレッジトゥルース」が装備されている。この兵装は高弾速のビームを発射したり、敵を痺れさせるワイヤーアンカーを内蔵、更に巨大なビームソードを形成可能。
その他の武器として、腕から発射する結晶弾や、口からの照射ビーム「フェイズブレイザー」、分身してビームサーベルで攻撃する「弧月覇王斬(こげつはおうざん)」が確認されている。
また、管理権限を発動する事でGAデータからMSを構築してアシストとして使役する事も可能。ゲーム内ではユニコーン、ストライクフリーダム、∀、クアンタのデータを生み出して攻撃してくる。
最大の武器は月光蝶(絶望蝶)の上位互換であろう「唯我希望蝶(ゆいがきぼうちょう)」。上空へ飛びあがり、希望蝶を展開し分身を作り出して敵に突っ込むという技である。なお、羽の色は赤と黒で、∀ガンダムの月光蝶の色と対となっている。非常に強力だが、発動中は一切のキャンセルが出来ず、回避さえできればただの動く的になるので、射撃技を叩きこんでやろう。
マキシブーストONでは、ラスボスとして登場。前述の多彩な技を繰り出してくる何でもありなラスボス機である。ヴァリアントサーフェイスで挑むとレオスとトリムの特殊な会話も聞ける。
ラスボス且つ漆黒のエクストリームガンダムであるためか、「使ってみたい」というプレイヤーの声も少なからずあるのだが、開発者曰く「処理が複雑の為プレイアブル化は難しい」との事。
しかし、PS4版が発売されてから悪い形で現実となってしまった。なんとチーターがオンライン対戦でこの機体を使用し、ランクマッチ等で大暴れしている所を多数目撃されており、現在でも悪い意味で大きな話題となっている。勿論オンラインでのチート行為は違反であるため、早い所対処してもらいたい所なのだが、2021年5月18日のアップデートにて、ようやくチート行為への対策がなされた。
ちなみにエクストリームガンダムが登場する際「ふんす!」や「わああああ!」と発言する為、ニコニコ動画でのEXVSプレイ動画でエクストリームが登場するムービーが流れる時に前述の台詞がコメント弾幕となって流れる。(EXVSMB以降ではエクストリームガンダムの登場シーンがカットされているため聞けなくなった)
さらに、断末魔がGACKTの独特な声で叫ぶので笑える事も。
家庭版では概要に記述されているカッコいい台詞や、落ち着いた断末魔を見せるようになり、悪役の演技も上達した模様。
そして続編のFBでは、レオス(MBONではセシアも対象に)でミスティック・フェイズを撃破すると「見せてみろ、貴様等に見えている、『絶望の先にの希望』というものを」という台詞が聞ける。(レオス以外のキャラで撃破すると「それでも未来を望むのか、貴様達は」、「絶望の先に敢えて進むか。それもいいだろう」と、何度も絶望を打ち砕く行動に呆れたり、彼らの行動を認めるような台詞が聞ける。)
そして、特筆すべきはその台詞の言い回しである。
「爆ぜろ!!」や「灰燼に帰せ!!」(カルネージ・フェイズ)、
「絶望の轍となれ…!」や「我が舞に酔いしれろ!!」(タキオン・フェイズ)、
「翼よ!刃となれ!!」や「羽根よ!牙となりて散れ!!」(イグニス・フェイズ)、
「我が意へと応じよ、世界!」や「我が広げるのは・・・明日無き翼!」(ミスティック・フェイズ)等。
GACKTの演技もあってガンダムシリーズ屈指のネタキャラとなっている。
しかし、家庭版EXVS及びEXVSFB、EXVSMBONのギャラリーでは、パイロットグラフィックが存在しない為なのかex-のボイスを聴くことが出来ない。残念。
なお、前述の「ふんす!」はEXVSFBでレオスも発言しており(ゼノン・フェースの極限ダッシュを使用すると喋る)、公式も半ば公認している模様。
また、ガンダムビルドファイターズ第5話にもex-版のエクストリームガンダムのプラモデルが登場しており、イオリ・セイを唸らせる程の完成度を誇っていた。実はエクストリームガンダムがアニメに登場したのはこれが初である。
AC版EXVSとのタイアップ商品として、ex-機が1/144スケールHG化された。
発光パーツはクリアブルーのパーツで再現されており、ギター型ライフルとギターケース型シールド、単色成型のビームサーベルが付属。
後の顔も再現されており、無改造でミスティック・フェイズの顔にも出来る(タキオンとイグニスの顔を再現する場合は改造・加工必須)。
Typeレオスはプレミアムバンダイ限定商品で発売された。
また、家庭版EXVSMBONのコレクターズエディションには、ex-カラーのエクリプス・フェース極限進化版(商品名は「10th Anniversary color」)が付属している。後にレオス版もプレバンで発売された。
ROBOT魂ではtypeレオスのゼノン・フェースが一般販売された。
プレバンでは拡張パーツとしてエクリプス・フェース(進化時)とアイオス・フェースの武装が登場。既存のXfに装着することでEXA・フェースを再現可能になる。
ex-機もプレバンで登場し、ときた洸一氏書下ろしのex-とレオスのイラストが描かれたアクションベースが同梱されていた。
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