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概要編集

ガンダムシリーズのコミカライズで有名な漫画家の一人。


コミックボンボン』や『ガンダムエース』などの雑誌でテレビアニメの『ガンダム』シリーズコミカライズやアニメの外伝エピソード(『新機動戦記ガンダムW DUAL STORY G-UNIT』『機動戦士ガンダムSEEDASTRAY』など)の漫画を手がけるなど、ガンダムファンにはなじみ深い名前である。手掛けたガンダム漫画の本数は80冊を優に超えている。


高い画力とそれに裏打ちされたモビルスーツの緻密な描写に定評がある。TVシリーズのコミカライズはGターンAまで担当。また『逆襲のシャア』のコミカライズも手掛けている(氏曰くガンダムシリーズで一番好きな作品らしい、「シャア・アズナブルが物凄くかっこいい」からとのこと。そのためか、コミカライズ版では、映画に観られたシャアの矛盾に満ちた言動がほぼ漫画ではカットされている。まあ『逆シャア』という作品が物凄く難解で解釈が一人一人によって異なり、さらにボンボンのメイン読者である少年少女層には難しすぎた為という可能性も大きいが)。


かつては『コミックボンボン』のガンダム作品を多数連載していたが、『ガンダムエース』登場後はこちらに移して執筆作業をしている。一部の読者からは未だにボンボンの漫画家として認識されている。


彼がテレビシリーズをコミカライズする際、テレビとは違う機体を敢えて出す、などのお遊びは恒例(「高機動ノーベルガンダム」「カリス専用ラスヴェートβ」「コレン・ナンダーが乗るガンダムアスクレプオス」など)。

ガンダムW』のコミカライズでは終盤でトレーズ・クシュリナーダが乗り込むトールギスⅡを真っ黒に塗装した「トレーズ専用トールギス」として登場させた。

ハイドラガンダムインコム機能を装備させたのも氏が初出と思われる(当時リリースされていたプラモデルにはその設定は一切記されていなかったため)。

またコミックボンボン世代には、ドモン・カッシュらのキャラクターが2頭身で登場する4コマ漫画、『がんばれ!ドモンくん』シリーズも懐かしいところである。この作品で、デュオ・マックスウェルは大人気を博し、ヒイロ・ユイがそれに嫉妬する場面もみられる。


ボンボンでガンダムコミックを描く以前にはバンダイから販売されたメカ少女のフィギュアシリーズ『アーマードレディー』のパッケージイラストも担当している。またナムコのゲームである「カイの冒険」「ワンダーモモ」等のパッケージイラストも担当しており、古くからバンダイナムコ双方に縁がある数少ない人物。

それ以外にはゲーム取扱説明書のイラストも担当していた。


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漫画家

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