概要
漫画家のときた洸一がデザインしたメカ少女を1/12スケールと同じサイズで立体化したもの。
少女キャラに名前や性格などの設定はなし。スケールのみは1/125と設定されており、全員が巨大娘ということになる。
接着時に腕の角度を調節できる点以外は殆ど固定フィギュアみたいなものなのは良いとして、造形が良くなく高価だったために、ファン層からの受けも良くなく3種類のみで終了した。
逆にこの出来ゆえに、ラポート発行の誌面でメカ少女を描いていた明貴美加が「俺ならもっと可愛く描ける」としてMS少女を本格的に描き始めるきっかけとなった為、後世に多大な影響を与えたのには間違いない。
なお、瞳用のデカールが付属。成形色はオフホワイト1色。当時のプラモデルとしては珍しく全パーツがABS製であり、ABS用の接着剤も付属する。
説明書では人形は顔が命とばかりに顔の塗装の仕方が懇切丁寧に説明されていた。
すーぱーふみな等が『フレームアームズ・ガール』の後追いと揶揄される事が多いが、バンダイは昔からこの方面にも力を入れていたのである。……まぁ失敗ばかりだったわけだが。
商品ラインナップ
『機動戦士Ζガンダム』より。箱絵及び基本塗装はエゥーゴカラーだが、ティターンズカラーの作例及びレシピも掲載されていた。
『超時空要塞マクロス』より。一条輝機(J型)ではなく、ロイ・フォッカー機(S型)のデザインである(尤も本編でも輝はフォッカー機に乗り換えたのだが)。
『Ζガンダム』より。説明書では当時展開されていた「モビルスーツ武器セット」のハイパーバズーカを装備した作例が掲載されていた。
ただし
現Pixivではバンダイ版(ときた版)よりもPashayome氏の(ピンキーストリートっぽい)「アーマードレディ20XX」の方がメインとなっている
関連項目
バンダイ メカ少女 プラモデル 美少女プラモデル ガンプラ ときた洸一
ガレージキット - ややその廉価版的な性格があり、説明書でも「ガレージキット感覚のプラモデル」と紹介されている。
リミテッドモデル - 後にバンダイから発売されたもの。ガンダムキャラではないが人間キャラも発売された。パーツの肉厚ぶりもいい勝負。
MS少女 - 『マクロス』のバルキリーがいるので厳密には外れる。
V.F.G. - アオシマによるマクロスシリーズのメカ少女もの。
キャラコレクション - ガンプラブーム時に発売された1/20キャラクタープラモ。半数は男性……と言うかアムロがメインだろうし。
ラムちゃん ミンキーモモ……アーマードレディ以前にバンダイから発売された先輩。規格は同じである(尤も固定ポーズフィギュアなので組み換えとかは不可能だが)。
ラーナ・イザビア……アーマードレディーと同世代にして「美少女プラモのはずなのにネタプラモ」の双璧。こちらは全身可動(尤も頭部と胸部以外は鎧姿だが)。