その他のRPG作品 |
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- チェーンソー(魔界塔士Sa・Ga)
- 成否判定を誤って逆にした結果伝説を生み出した
- 本来の想定であれば自分より弱いザコを容易く掃除するための武器。ところが有効と無効の判定があろうことか逆になってしまい、むしろ強い相手ほど解体しやすくする恐るべき武器と化した。そればかりでなく、本来入れておくべき属性を入れ忘れ無属性にしてしまったことで、根本的に効くべきではないボスにまで有効という珍事件に。ついでに、そのシチュエーションが「創造主を市販品の電鋸で解体する」というシュールの極致だったため、有名になりすぎて移植版ではとうとう公式が仕様として正式実装するハメに。
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- アイスソード(ロマンシングサガ)
- 殺してでもうばいとることで有名な作中最強武器なのだが、実は時間経過を制御しながら金策すれば殺してでも~イベントが発生する街で購入可能、勿論序盤の話
- ゲーム内の時間経過条件は戦闘回数とトリガー行動が両方とも揃った時である為、敵避け技術、全ての宝箱の位置とトリガー行動の知識が必要なので自力でやりこむか事前に情報収集しなくてはならない。どちらにしても二周目推奨
- 考慮されたのかリメイク版では最初から売り切れている
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- エリクサー、全体回復(サガ3時空の覇者)
- 回復性能と使用回数が明らかに釣り合っていない。
- 前者はHPに加えて蘇生・MPや使用回数も全回復の対象なのに安価な市販品。後者は割合回復が存在するため敵の全体攻撃がまったく脅威にならないうえ、消費したコストはエリクサーで回復可能。
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- デバフ『レベル低下』&複数ヒット技(SFC版ライブアライブ)
- SFC版のゲームバランスを壊した根本的原因
- レベルは命中・回避・バステ成功に強く関わるため、『レベル低下』が当たると戦況が一気に変わる。そのうえ他のデバフと違って自然回復がきわめて遅い
- バフも理論上は同じなのだが上げ幅が少なく、一方デバフはものによってはパラメータを全部奪ってしまうというデタラメな性能があるのも要因
- 当時のスクウェアの過密な開発スケジュールのためなのか、技ごとの威力調整が雑で、それゆえに複数ヒットする技がやたらと強かった。極端なケースだと「出が早くて4ヒットする初歩技が一番優秀」なんてことも
- 森部のじーさんの奥義とハリケンショットが強すぎるのはこれらの仕様のせい
- これらの調整不足の恩恵を一番受けていたのがおぼろ丸でほぼ無双状態だったが、リメイク版では『レベル低下』が無くなり、技ごとの1ヒットあたりのダメージも見直されて大きくナーフされた。なお、対照的に森部のじーさんの奥義とハリケンショットは使い勝手が変わるほどには弱くならなかった。
- 弟子間格差問題(ライブアライブ)
- リメイク版でより悪化した要素。ゲームクリアに不都合なレベルではないのだが…
- 元々「こだわりが無いのならレイ一択」と言われるほど習得技の性能に偏りがある三者だったが、上記のように『レベル低下』が無くなったせいでサモの主力技の一つ「まんがんぜんせき」が弱体化し、サモの評価がさらに下がることとなった
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- エイラ(クロノトリガー)
- 単独火力・連携火力・連携汎用性の三部門でトップの性能。また敵からアイテムを盗める。低いのは殲滅力くらいのもの
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- 魔法カウンター(仮称)(SFC版聖剣伝説3)
- 敵キャラの仕様で、攻撃魔法及び攻撃魔法扱いとなるレベル2以上の必殺技に反応して、攻撃魔法や必殺技で反撃してくるというもの。ゲーム後半戦はザコもボスも備えており、この仕様を知らずに戦闘すると連続反撃を喰らい全滅する。なお補助魔法にはまれにしか反応しない
- この仕様のせいでせっかくの魔法や必殺技がダメージソースとして機能できず、また攻撃魔法しか使えない主人公の一人の性能評価が越えられない壁がついた最低レベルになってしまった
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- 最強の剣盾(SDガンダム外伝2 円卓の騎士)
- 超高性能な装備が最序盤に低コストで入手できる。
- 装備品のオーダーメイドで特定の単語を入力すると金額等に関係なく性能が設定される裏技があるのだが、利用がなんと最初の武器防具屋から可能。ちなみに『回復』や『復活』という文字を加えたり、これと一緒に『バーサル最強の剣』などを装備するとさらに完璧。
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- ウルフ(メタルマックス2)
- 守備力と装甲(≒HP)のバランスを最高レベルで兼ね備えるのに、前半で入手可能
- ブラド博物館という作中でも有数の存在感を放つダンジョンで入手できる戦車。つまりこれをスルーしたプレイヤーがほとんどないことを意味し、攻略情報がないプレイヤーにとって十中八九8台中2台目という早さで手に入り、それでいて裏技なしでは重戦車でこれ以上は手に入らないと言い切ってよい。
- しかし秀逸なのは早過ぎる入手タイミングであり、この時点ではいかに軽くても一応重戦車としての重量を持つこれをまともに運用できるエンジンがないため、最初は兵器も装甲も積めないデカブツと一度は思い込んでしまうゲーム設計だろう。実際これ以前に入手できる戦車は軽車両でそれらと並ぶと、積める装甲量の如実な差が数字となってプレイヤーに突き付けられる為見劣りする代物と勘違いしてしまうのだ。装備が潤沢になってくる後半からバランスブレイカーだと気づく珍例。
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- 195mmバースト(メタルマックス2)
- 高攻撃力+2回攻撃が可能な武器
- 特定の場所で簡単に最低でも3台分を拾える(=全員に行き渡らせる事が出来る)うえ、リスクも無く1ターンに与えるダメージは他の武器と一線を画す。ロマン抜きに攻略だけ考えるなら、これを積んでおけば終盤の戦車戦ではほぼ勝利確定。入手難易度の低さに比べて強力な点、作中での知名度や運用難易度の低さも相俟ってバランスブレイカーの条件を各方面から満たしている。
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- ブーメランと最強防具(MOTHER)
- 性能は妥当だが入手場所と時期が問題で中堅装備の購入が無駄と化している。ゲームデザイン全体を間違ったパターンと言えよう
- ブーメランは二つある全員装備可能武器の一つ(もう一つは下位装備であるスリングショット)だが中堅の専用武器よりも攻撃力が高いうえに、二つ目の町の選択式宝箱か三つ目の町で売っている。値段も主人公用の「いいバット」より100ドル高い程度
- 最強防具に至っては一つを除いて二つ目の町で最弱・中堅防具と一緒に売られてる
- 更に言えばこのゲーム、敵から得られるお金が多めなので貯金もそれほど苦にならない
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- ペンシルロケット20(MOTHER2)
- ラスボスを除く全ての敵を1発で撃破可能。
- 中盤で入手可能で安価。使用者が限定される、対象が単体固定、と弱点はあるが、入手した時点から(ラスボスとシールド対象者を除く)ありとあらゆる敵をこれ一つで粉砕可能。
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- ナイトブレイザー / オーバーナイトブレイザー(ワイルドアームズ 2nd IGNITION)
- パワーアップ形態による無双。
- 主人公「アシュレー・ウィンチェスター」の変身形態で、本作の目玉といえる戦闘システム。別名としてチートブレイザーとも呼ばれる事も。全ステータスが1.5倍(一部ステータスは2倍まで)になり、フォースアビリティと装備変更が出来なくなる制限はあるが、オリジナルパワーがバイアネットから変化し強力無比な必殺技と化す。しかも設定的に危ないニオイがするが、アフターリスク等は一切ない。
- ストーリー後半からはオーバーナイトブレイザーへとさらなる進化を遂げ、フォース「フルフラット」を習得した状態では瞬間火力でこそ後れを取るが、FPさえ貯めてしまえばゲームバランスを灰燼に帰すパワーを発揮する。
- しかし本作の隠しボスがラスボス以上の強さを誇ることもあり、パーティの戦力の充実度によっては詰みかねないことがあるなど、裏を返せば妙にバランスが取れているとも言える。
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- 魔法(時と永遠〜トキトワ〜)
- 威力のインフレ。
- ゲーム序盤からのバランスブレイカーで物理攻撃では2桁ダメージでも魔法攻撃では4桁は余裕で超え、終盤には通常攻撃の1000倍以上のダメージを与えてしまうだけではなくチートと名高い時間停止魔法、凶悪な能力アップ・ダウン魔法も存在するため、これらを使えばラスボスさえ一撃で倒せる。
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- ボールメーカー(ゼノブレイド2)
- ゲームシステムの粋を超えた強力なバトルスキル。
- 本来、ブレイドコンボを最後まで繋げないと発生させられない属性玉を、ブレイドコンボを発生させるだけで作れるスキル。勿論メンバー3人で8種の属性ブレイドを揃えたのならば当然8個の属性玉を気軽に作れるため、チェインアタックでまとめて破壊しバーストゲージをフルにすることも難しくなくなる。
- パートナーブレイドやレアブレイドたちは持っておらず、コモンブレイドがランダムで所持している。コモンブレイド唯一の長所、というか長所の粋を超えている。このスキルは全体効果なので、エンゲージしておくだけで有効。
- ただしエキスパンション・パスで追加されたチャレンジバトルでは、これに反抗するように属性玉が付いていると発生する「属性覚醒」による理不尽なまでの強化を図るエネミーが出現するため、迂闊な属性玉付与は危険となるおそれがある。後に追加された黄金の国イーラではパーティが完全固定なので、このボールメーカーの特性を全員が持っているのだが、やはり属性覚醒を持つエネミーがいるので必殺技を使わず戦うのも一つの手となる。
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- アンリミテッドソード(ゼノブレイド3)
- ボールメーカーほどではないがぶっ壊れ。ノアのロールがアタッカー以外地雷と呼ばれる原因。
- 第6話冒頭でこれまでのタレントアーツと差し替える形で解禁される。隠し効果としてロールがアタッカーであれば発動中の攻撃全てに即死判定がある。しかも1hitごとに即死判定が入るのでノアが使用できるアーツで最も攻撃回数の多いタキオンスラッシュは(ザコであれば)高確率で敵は即死する。欠点はタレントアーツのゲージを貯めることだがフラッシュフェンサーのマスタースキル「いつでもやれる」をつければそんなデメリットはあってないようなもの。
- 戦闘開始→アンリミテッドソード→タキオンスラッシュ→(即死判定)→即死
- ノアのディフェンダーとヒーラーが地雷と呼ばれるのはこれが原因である
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- 睡眠状態にする各スキル(世界樹の迷宮シリーズ)
- 覚醒するまで行動不能、被ダメージ増加とRPGではポピュラーなバッドステータスなのだが、世界樹の迷宮2までは『発動が早いものが多め&バステは何度でも付与可能』という仕様で下手な攻撃スキルよりずっと強かった。そのため、3からは同じバッドステータスを2回以上かけると耐性がつくようにナーフされる事態となった
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- ピーチ姫(スーパーマリオRPG)
- お馴染みのマリオシリーズのヒロイン。本作ではパーティメンバー入りして共に冒険をすることになる。
- 役割としては回復役なのだが、その回復性能が尋常ではない。特に「みんなげんきになあれ」が味方全員のHPを大きく回復+状態異常治療という凄まじい性能で、しかもこれで消費FP(他のRPGにおけるMP)がたったの4という超低燃費 (しかも加入直後から使える初期ワザ) 。他にも単体回復や蘇生技も扱えるが、それらも非常に高性能でかつ超低燃費。彼女をパーティに入れておくだけで、その後の難易度が大幅に低下する。
- 「セーフティーリング」というアクセサリーがあるのだが、これが属性ダメージ無効、状態異常無効、即死無効という極めて優秀な効果を持つ。こんなものが彼女が仲間になってから(場所が分かり辛いが)少し後に入手でき、これを彼女に装備させるだけでヌルゲーと称されるレベルでゲームの難易度が低下する。更に隠し防具の「ひまんパタこうら」というものがあるのだが、これが攻撃能力と素早さを大幅に落とす代わりに防御と魔法防御を大幅に上げるという性能を持つ。この双方を装備させた場合、あらゆる属性攻撃・状態異常・即死を無効にし、最強の攻撃力を持つ隠しボスの攻撃にも平然と耐える鉄壁の回復役と化し、全滅の可能性がほぼ無くなるという壊れ具合となる。
- 回復役なので攻撃面が貧弱である…なんてことはない。加入当初は確かに低いのだが、終盤で強力な全体攻撃技を習得でき、更に最強武器のフライパンが本作最高の攻撃力を持つため、入手してしまえば物理攻撃力も他のキャラと謙遜が無くなる。
- 唯一の欠点は物理防御の低さだが、それも致命的なほどではない。最終的には物理・魔法攻撃力双方に優れ、尋常ではない回復能力まで持つという本作における最強のキャラと化す。
- ばっちいパンツ関連(同上)
- 当該記事にもある通り、コイツ自体は壊れ性能ではないものの他の装備品(特にジーノとクッパのもの)と比較されて選ばれがちな防具で、結果として装備の選択肢が狭まってしまった。
- プレイヤーが欲しい性能を開発陣が読み違えたと思われる。リメイク版では改善されてほしい要素だったが、結局変更なしとなり、クッパ様はまたしても終始ばっちいパンツを履く羽目に。
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