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概要

ゲームなどでよくある属性の1つ。大別は以下の通り。

  1. を生じる、無に帰すなど「事象としての無を司る属性」。
  2. 他の属性に当てはまらないものを分類するための「その他の属性」。未知の性質が発現・判明する過程を経て、無属性から別の属性へと分類された「未分化・未分類」パターンもある。
  3. あらゆる対象に効果が軽減されず、必ず的確に発揮する「万能の属性」。

ゲームにおいては物理攻撃がこの扱いをされる作品が多く、爆発細菌隕石なども包括して無属性とされたりもする。

ただ、物理攻撃については「物理属性」扱いをされるケースも多くなっており、細菌も毒属性などに分類されたりする。

万物の創造破壊に、消滅コピー・空間操作等も無属性に該当されやすい。

ゲーム作成ツールにおいては「属性を指定しない」処理によって実現できる場合もあるが、これでは耐性などが一切指定できない場合もあるため、内部的にはあえて「無属性」の属性名が設けられているケースもある。

他の属性との相関関係を持たなかったり、あっても軽微である扱いが殆どである。

「あらゆる属性の能力が平均的に得意」とするパターンもあり、この場合は「全属性」と表現されるケースもある。

キャラクターデザインとしての見た目はシンプルである作品も多いが、全属性の場合は逆にゴテゴテした見た目にされるケースもある。

世界観によっては〈個人毎に属性の所持〉が普通となっている場合もある。そうなると当然、無属性のキャラクターの方が珍しいものとなり、無属性である状態に特別な意味が存在していたりする。

キャラクターの立ち位置としてはごく普通の思考を持つ常識人か、逆にミステリアスな雰囲気を漂う謎の存在であるケースが多い。

ただし、上記でも触れた「未分化・未分類」の扱いを負のご都合主義的に組み合わせると、周囲から「属性無し無能」と扱き下ろされる状況を産み出し、追放もの復讐ものの導入に採用できる。

このケースだと該当者に精神的な支柱があるか否かで人物像が大きく変わり、それがある場合はまともな人物になる(に見えて、コンプレックスを隠すために無理に明るく振る舞っている場合もある )が、それがない場合だと物語開始以前までは、真っ当な人間関係を築けなかった半生から「自分以外の全てが敵」とした強迫観念に支配されているか、延々と「無能」と酷評されたせいで酷い豆腐メンタルに陥っているなどが考えられる。

属性を軽減・無効化する敵が多い作品においては「この属性の攻撃さえ撃ってればおk」の状態になり易く、逆に敵が使う場合は耐性によるダメージ軽減ができない上に、元々の威力最強だったりするため、理不尽な程の猛威を振るう場合もある。

一方で、弱点を突いて大ダメージを狙い難い意味もあるため、ゲームの性質や威力によっては影が薄くなりがちで、オールマイティ器用貧乏かは紙一重であるとも評価できる。

最弱と最強が共に無属性な作品も多めであり、ある意味『基本であり究極でもある属性』である。総じてスタンダードでありながら異質な属性と評価できるだろう。

ゲームでは基礎属性として『無属性』が存在する場合が多いが、実際に天文学でも「宇宙はから始まった」 とする学説が存在している。その一方で『無に帰す』の言葉があるように『無』は終わりの象徴としても扱われる傾向にある。

上記の事情から無属性は『全ての始まりと終わりを司る属性』とも解釈できる。

イメージカラーは主に透明灰色であるとされる。

全属性的な意味合いの場合は主に虹色カラフルとなる。

伝承上のそれっぽい要素・人物

主な無属性のキャラクター等

※上記のように無属性は他の属性とは異なり色々な性質を包含している。その為、他の属性と同様な形でまとめてしまうと無意味なキャラクターの羅列になりかねないので下記の分類を参考に追加していってください。

※分類に迷う場合は「分類不明」の欄を作り追加してください。

作品名50音順

無効化能力が特徴であるもの

※「無属性と関連のある無効化」のみ記載し他属性のものは追加しない。属性を問わないものは「無効化」記事で記載。

いわゆる全属性と呼ばれるもの

※「コピー」「全属性」も参照。

伝承上の無属性を扱うもの

  • 明神(みえるひと)…五大思想における「空」属性使い。

属性を持たないことが特徴であるもの

※膨大となってしまうため、属性が無いことが特に珍しいような場合に限る。

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