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エンデ・ニル

えんでにる

星のカービィ スターアライズに登場するキャラクター。
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概要

本作の最終ボス
正式名は「破神(はじん) エンデ・ニル」

太古の昔、とある一族が信奉していた一種ので、その一族の神官ハイネスが闇の力であるジャマハートを用いて復活させようとしていた存在。

カービィシリーズにおいて今までいそうでいなかった、ラスボスの典型とも言える『魔王』や『邪神』の類のラスボス(一応それっぽいのはいたが、はっきり明言されたのは初。尚英語版では『魔王』や『邪神』を意味する『Dark lord』と呼ばれている)。

名前が意味するところはどの言語でも同じ。エンデ(Ende)はドイツ語で「終焉」、ニル(nil)は英語で「無」を意味する。
簡体字版の名前は「破神:终焉・虚无」、繁体字版の名前は「破神:終焉・虛無」。つまりそういうことである。
英語版の名前は「Destroyer of Worlds: Void Termina(ヴォイド・テルミナ)」で、こちらもvoidは英語で「無」、terminaはスペイン語で「終える(正確には活用形で、基本形はterminar)」を意味する。


ハイネスは自分を追放したかつての友たちへの復讐のために復活の儀式を行っていたのだが失敗。その際に、神の器が無数のジャマハートフレンズハートという形で宇宙中に飛び散ってしまう。そこで、今度はジャマハートのみを回収して器を満たす為、各地に三魔官を派遣していた。暗黒要塞「ジャマハルダ」も、ジャマハート回収の為に襲来してきたものである。

しかし被害がプププランドにまで及んだ事で解決に乗り出したカービィに居場所を突き止められ、ハイネスや三魔官はカービィを迎撃するも敗北。このためハイネスはやむを得ず復活を急ぐこととなり、三魔官を生贄にしたうえで、それでもエネルギーが足りないとわかるとハイネス自身が生贄となった結果、復活を果たした。

本来は邪心に満ちた闇ではなく、意志や感情というものを持たない"虚無"の神であり、呼び覚ました者に染まり、慈悲を与える存在らしい(似たような存在は前例がある)。

しかし劇中では憎悪・執念・嫉妬・欲望といった負の感情に駆られたハイネスによって呼び覚まされたためか、こうした負の心がニルの体内で暗黒の力へと変換されており、新たな魂と混ざってまさに破壊神とも混沌そのものとも言うべき存在になっていた。
その結果か、第二形態において自分の体内に侵入したカービィ(とフレンズたち)の姿を見るや否や、「即座に滅せねば」(意訳)という意志が芽生え始めていた。

また、ニルについて書かれたとされる伝説の書には、かつて四人の英雄が闇を生み出し続けていたニルの始祖を四本の心のヤリで封印したと書かれているのだが、その英雄たちの詳細については不明である。

戦闘

第一形態


BGM名は『組曲:星羅征く旅人』
一見1つの曲をアレンジし変えているように聞こえるBGMだが、組曲という名の通り、1つのBGMを(最終形態を除いて)段階ごとに4つに分割している形となっている。

さぁ 立ち上がれよ 破壊せし神よ
星砕き 愛を滅せよ

さぁ 地を哀で包め 己が望むまま 蹂躙を
星々を巡り 崩星を奏
彼方楽園に 終焉を… 永遠に

破神解禁


ヤギのような角を生やしハート形の仮面をつけた漆黒の巨人の姿というゼルダじみた、カービィシリ-ズとしては異例の姿。

戦闘は最終決戦専用のフレンズアクションにして秘宝「ティンクルスターアライズ」に乗り込んでの3Dシューティング形式で、体力ゲージも段階制のものとなっている。
体の5箇所に順番に紫色の目玉が現れるため、そこを攻撃していく事になる。

地面を殴りつけての衝撃波『破砕拳』や、ジャンプしての衝撃波『破踏襲』等の豪快な攻撃を使ってくる。
更に体力を減らすと、腕を巨大な剣に換装し、振り下ろしや切り払いをする『破双斬』を行い、前方への攻撃がさらに激しいものとなる。同時に『孤独のメラーガ/ブリザ/バリッカ』で剣にいずれかの属性が付与されている為、多少離れていても安心はできない。

目玉をすべて潰すと仮面が外れて動かなくなる為、仮面の下の空洞から体内に入る。

第二形態


おどろきの ニル本体が あらわれたっ!
何の感情も 持たない、闇のエネルギーで 作られた
物質のような 存在から 今、何かが 目ざめつつある。
そのねむりの中でニルは はじめて、心から思った…
目の前のてきを、めっせねば とっ!

(The アルティメットチョイス)
ぞう悪、しゅうねん、しっと、よく望…ハイネスが
集めた闇は、ニルの中で暗黒の力へと変かんされ続けていた!
新たに生まれたたましいとそれが、カオスとなって
よりぞうふくする。しかし、まけはしない…なぜならばっ
あの星の友だちみんなが、ついているからだ!


かつて訪れたファイナルスター」の内部と似ている体内に心臓部があるので、それを叩くことになる。心臓部は無抵抗な訳ではなく、気味悪い音を出す古代文字のような闇のエネルギー『ヒトリゴト』を飛ばして来たり、天井から体液のようなもの『アカイナミダ』が垂れてきたりする。
ヒトリゴトは吸い込むことは可能だが、これは直接相手に星型弾として吐き出すこと。うっかり飲み込むとダメージを受ける。

ストーリーモードでは、イケニエとして吸収されていた三魔官とハイネスがここに捕らえられており、ダメージを与えるごとに引き剝がされ、同時に対応した食べ物が出てくるため、回復のチャンス。
心臓部を倒すと4つの吊り輪のようなものが出現。これを4人で引っ張るとコアを覆っていた殻が完全に剝かれ、ハイネス達共々体外に吐き出される。
Theアルティメットチョイスなど本編ではないモードの場合、吊り輪のギミックは省略される。

第三形態


さぁ 飛び立つのだ 破壊せし神よ
星喰らい 愛を滅せよ

さぁ 天を翔ける哀よ 宇宙から降る闇よ 審判を
星の子等祈り 叫びの音を奏
夢の楽園に 終焉を… 永遠に

終焉呼ぶ破神


外観が変形し、肉体の両腕が翼になり、両足が尻尾に変化する。それはまるで、三魔官やハイネスの衣装に書かれていた紋章「ジャマハルダマーク」を髣髴とさせる姿だった。また、翼の形が別カービィ作品のラスボスに見えるという意見もある。

第一形態同様に、体の5箇所に目玉が順番に出るので、そこを攻撃していく。
属性を纏った矢による攻撃『虹の弓』や、高速で接近しながら斧を振り回す憤怒の斧』、電気を纏った槍の雨『愛の槍』等、攻撃パターンが大きく変化。
突進攻撃『堕天』はうまくかわすとスローモーションになり、この間は連射速度やチャージ速度が早くなる。

そして体力をあとわずかにすると、伝説のアイテムに酷似した像を作り出し、フィールド中に強烈なレーザー攻撃を照射する大技『巨悪と執念の冠』を放ってくる。
後者は「魂が飛び出る辛さ」ではより明確にその姿が浮かび上がる。

第四形態


正式曲名:『組曲:星羅征く旅人 第四楽章:生誕の希望』

はるかぜとともに あらわれた、一人の
たびする わかものは、たくさんの 友だちと
出会い、わかれ、ついに ここまで たどりつく!
早く あいつを やっつけて、さぁ みんなで…
ゴハンを食べて、お昼寝タイムだっ!

(The アルティメットチョイス)
どこからともなく あらわれた、一つの
そんざいは、長い 長い 時間、ぎんがを
さまよいつづけ、ついに ここまで たどりつく。
そして今、何かを感じ、ねがい、考えた…
ニルの中で、たましいが やどろうとしているっ!

ニル


倒すと再度体内に入りあらわになったコアとの戦闘となる。この戦闘に入ると曲がアップテンポになり、お馴染みのフレーズが流れる。体内に入ってまずどこかで見た色合いの何かが見えるが、それが顔を表すとある存在に酷似した表情を浮かべ、一部の技の終わりには別のどこかで見た表情を浮かべる。

破神/混沌


フレンズたちを洗脳する衝撃波『トモダチノワ』や、押しつぶし攻撃『カケッコ』、大量の弾を放射状にばらまく『タノシイユメ』、ブラックホールを纏った小型の分身を放つ『イタダキマス』、周囲にニードルを広げる攻撃マンメンノエガオ』等、そのレパートリーはかなりのもの。
元が元だけに、ここまで表情豊かなラスボスは珍しい。ちなみに、洗脳されて敵対したフレンズは、フレンズハートを当てれば元に戻る。

さらに後半になると巨大化した口の中に眼球が出現。周りにひれのようなものが生えるという、ダークマターを意識したとしか思えない姿になり、マルクのマルク砲やマホロアのマホロア砲に近い極太レーザーを放つ攻撃『オオキナウタ』をぶち込んでくる。画面奥や斜めから撃ってくることもあるため注意。

ボスラッシュモード「Theアルティメットチョイス」の難易度S「魂が飛び出る辛さ」では、本モード限定の強化版が登場する。第三形態までは過去作の強化版と違って名前の変化はないが、体色が若干白っぽく変化しており、行動パターンが強化されている。そしてこの第四形態となる体内戦のコアは白っぽい色のソウルオブニルとなっている。

最終形態


ここまできたら まける きがしない!
ティンクルスターを はっしゃ して
星のカービィ さいごのてきを やっつけよう!!

最終的にカービィ達の攻撃により肉体を維持できずコアだけになってもなお、カービィたちを滅しようとするニルは、自ら同様無限のパワーと可能性を持つ彼との撃ち合いを仕掛ける。ここまで来たらあとは指定される通りにボタンやスライドパッドを操作すれば良い。
最終的に押し負けたニルは、星と絆のビームをもろに喰らった上、フレンズヘルパーとドリームフレンズを模した光に一斉突撃された事で大爆散し滅び去った。

その性質上、メインモードでしか登場しない。

余談

実はアップデート前とアップデート後で、第四形態の戦闘BGMの音量バランスが若干異なっている。

そしてこのボスは、唯一フレンズハートをぶつけられることでダメージを受ける特性がある。
フレンズハートとジャマハートが対になっているからだろうか?

第三形態の解説「宇宙から降る闇よ 審判を」はどこかのOPムービーでみたような?

裏設定

ニンテンドードリーム7月号でのインタビューで、熊崎ゼネラルディレクターが断片的にではあるが裏設定を語っている。他にもswitchの「スターアライズ特番チャンネル」にて色々な設定が紹介された。

ハイネスからは神と信じられているニルだが、実は神であるかどうかは定かでは無い、超常的な力を持つ謎の存在。
ジャマハートは分割された1つだけでもデデデ大王メタナイトを暴走させる強大な力を秘めており、それがひとところに集まったため、明確な意志のない巨人の体が形成されたという。

ちなみに神の器だが、18/11/7の「三魔官のスタアラ☆特報」によれば、星のカービィwiiに登場するアナザーディメンションを通じて、別世界からやってきた可能性があるとのこと。第三形態がマスタークラウンのような像を使ってきている事とも微妙に符合する。


第四形態の顔は「目覚めさせし者に染まる」。
カービィに似ている表情は、ニルが新たに生まれた際に、無邪気な心と破壊への衝動が混ざり合う状況で初めて見たのがカービィであり、それに対して何かを感じたことの反応である。また、様々に変化する他の顔はハイネスが集めた闇の心の影響。

フレンズハートの由来は心のヤリの力であり、今のニルには当たると痛いもの。
つまり、今のニルとは幾らハートを投げ続けてもわかり合うことはできないとしている。


『組曲:星羅征く旅人』は第一形態と第三形態の解説は「Prayer_song_to_God」と同じく歌詞となっている事が判明。「ニルの曲に合わせた「歌詞」をイメージしているのです」とのこと。
加えて「メッセージの2行を4回。その後の3行を2回」歌うとちゃんとメロディが合うように仕上げてある模様。「Theアルティメットチョイス」における魂が飛び出る辛さEXでは、このことが書かれている。

関連項目

スターアライズ ハイネス ソウル(カービィ) ジャマハート
ダークマター マスタークラウン



































アナザーディメンションヒーローズ実装以降(ネタバレ注意!)

「Theアルティメットチョイス」の難易度S-Extra「魂が飛び出る辛さEX」のラストを飾る、本当に本当の最終決戦の相手として「真 破神 エンデ・ニル」の名義で登場。
体色が黒く変化し、目が赤く光っている。

第1形態においては、スピードが大幅に上がった「破砕拳」「破踏襲」の2つを絡めて放ってくるほか、大きな違いとして目立つのが「破踏襲」による衝撃波は大ジャンプ時に空中バージョンが加わっていること。空中バージョンは下を潜り抜ける必要があるため、相手の大ジャンプを見逃すと対応が遅れる可能性がある。地上と空中の波状攻撃になるため、画面全体を見ていないと対処は難しいだろう。
「破双斬」は、従来が基本ゆっくりとした振り下ろし中心だったのが、ここでは振り下ろし・振り払いともに多用。スピードも速いため「孤独のメラーガ/ブリザ/バリッカ」の影響もバカにならないうえ、特に「破踏襲」のコンボが怖く、相当な範囲を巻き込んでくる。×型に放ってくる衝撃波も2連発となり、その上いずれも溜めをほとんどせずに剣を振り回すため、背後に回りこんで避ける方法が根本的に通用しない。

第2形態は、うまく立ち回れば回復のチャンスとなる。「ヒトリゴト」のうち1つが赤い文字になっており、これを破壊することが出来ればマキシムトマトが手に入るため。ただしこの赤い文字、耐久力が半端ではない。

異空の数だけ、自由に飛ぶ「ニル」がいた。
星のように 輝く彼を見て、古代の人々は 謎と共に書物に残した。
夢(ドリーム)が、闇(ダーク)が、魂(ソウル)が、心(ハート)が···
その物質に 混沌と可能性が全て集い、淵源の祖となり 生誕する。
新たに書物に残される その存在は、
破神か、星の盟友(スターアライズ)か、それとも···!?

第3形態としては、「憤怒の斧」において同様の衝撃波が飛んで来る。しかも「破砕拳」「破踏襲」の2タイプの衝撃波を織り交ぜ、しかも破砕拳タイプの柱状衝撃波が高速なのが問題になる。
「虹の弓」は着弾点に属性攻撃が広がる。これ自体はメインモード頃から一緒だが、難易度Sまではあくまでも矢が地面を掠めるだけであったのに対し、今回は照準をカービィの手前に定めて突き刺してくる。射撃というより爆撃に近いため巻き込まれやすく、属性効果が長時間残るので逃げ場を失わないこと。
「愛の槍」には衝撃波が追加されているのが脅威。落下した槍の全てから別々に衝撃波が出てくるため、ある程度の先読みができないと、とても持ちこたえられないだろう。円形に動いていると間違いなく引っかかる。
さらに「巨悪と執念の冠」ではマスタークラウンが増殖しており、それぞれが別々にレーザーを放ってきたり、すべてのマスタークラウンがひとところに集まってレーザーで追跡するなど、明らかに攻撃パターンの新しさが目立ってきている。

そのぶん、第1・第3形態とも5箇所中4箇所の弱点が一斉に開いているため、これはどこから攻撃しても構わない。攻撃が激し過ぎるため、溜め撃ちよりもティンクルンによる緊急回避を優先させ、攻撃は単発でもやむなしと考えた方が安全。


そして第4形態は・・・

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