概要
本作では“敵キャラクターを自分の仲間にする”という『SDX』のヘルパーシステムのようなアクションが採用されている。
OPで白フードの男ハイネスが崇めていた神の器、これを構成していた善い心と闇の心のうち、善の心の部分がカービィに与えた能力であり、もともとは器を封印していた心のヤリに由来する。
SDXでは敵キャラを吸い込んでヘルパーを呼び出していたが、今回はフレンズハートなるハート型の物体を敵にぶつけることでその相手を直接自分の仲間にすることができる(SDX方式で仲間を増やすことも可能)。
- ハートを持ち上げている最中は、有効な相手の頭上に小さなハートマークが表示される。
- 終盤のボス戦で仲間が洗脳された場合、その仲間には常時小さなハートマークが表示され、フレンズハートで解除できることをここまでの経験があれば理解できる形で示唆している。
- フレンズハートをぶつける事によってダメージが入る敵もいる。
- 終盤のボス戦で仲間が洗脳された場合、その仲間には常時小さなハートマークが表示され、フレンズハートで解除できることをここまでの経験があれば理解できる形で示唆している。
- コピー能力を持たない敵キャラには効かない。
- 一発系の能力を持つ敵であるノディ・ボンバー・ウォーキー・ドンパフルは仲間にできず、コピー能力の帽子へと変化する。
- 例外としてコックカワサキは仲間にできる。
- その他の例外は以下の通り。
このようにして仲間にした敵はフレンズとなり、カービィと同じようにそれぞれに対応したコピー能力の帽子をかぶる。仲間にしたフレンズには乗ることができ、フレンズがCP操作の場合はおんぶ状態になるとそのフレンズを操作できるようになる。
フレンズは最大3体まで仲間にでき、マルチプレイで仲間を操作することができるようになる。2Pは黄色、3Pは青色、4Pは緑色のカラーリングとなる。フレンズが3体の時に敵を仲間にする場合は、どのフレンズと変更するかを選択することになる(2P〜4Pもハートを投擲できるが、その場合は投擲したプレイヤー自身のキャラクターを交代することになる)。
さらにその時に連れている仲間によっては、カービィが今持っているコピー能力とそのフレンズ固有の能力を連携させて新しい攻撃技を発動したり、あるいは属性付きの武器を作ったりする『星のカービィ64』のミックス能力および『参上!ドロッチェ団』のコピー性能強化に似たシステム「フレンズ能力」を使うことができる。
ちなみに終盤、一部のボスから洗脳を受けてフレンズが敵対した場合、フレンズハートを当てて即座に解除できる以外に、一度倒してから蘇生させる・もしくは人間プレイヤー操作ならレバガチャで解除することも可能。
「アナザーディメンションヒーローズ」のモードにおいては、カービィ自身が敵キャラクターを仲間にする能力とは別に、ステージ中にアイテムとして散らばっており、これを集める要素がある。5つ中4つのステージに各30個ずつ・全部で120個あり、100個以上集めて最終ボスを突破すると三魔官シスターズがドリームフレンズとして使用可能になる。
ちなみに、ダークメタナイトのスペシャルページによると、どうやらドリームフレンズたちもフレンズハートの力でカービィの軍門に下った設定のようだ。もともと仲間だったアドレーヌのようなケースは仮に無視するとしても、そうでない面々にフレンズハートの影響があったことは間違いない。ただし、マルクやマホロアのスペシャルページを見るに、単にカービィの味方へと立場を変えさせるものではあるのだが、悪い性根を叩き直すようなものではないらしく、たとえフレンズハートを与えられても、腹黒い面々はその性格を変えていない。