表記について
正式表記は「フローティ ザ セルコア」とスペースが入る。しかし、pixivではスペースをタグにつけられないためこの表記となっている。
概要
空中を浮遊している水属性の敵キャラクター。『スターアライズ』で初登場。
四方に突起が突き出たオレンジのボディを持ち、ペールオレンジの顔には縦に長い楕円の黒い目があり、水泡に包まれて常時空中浮遊をしている。
カービィたちが近づくと水しぶきの弾丸を発射して攻撃してくる。その攻撃手段からジャマハルダではフレンズスターを用いたシューティング風味ステージの敵として大量配置される場面も。
大きな特徴はその大きさとタフネスさであり、なかなか倒せないため相手をしようとすると厄介な障害物に。
ただ、属性に重きを置いた今作らしく、電気属性で感電させて一撃で倒したり、氷属性の攻撃で水泡ごと凍りつかせたりといった対処ができるように設定されている。
破壊可能なステージギミックとも言える存在だが、ボス敵を次々と相手取るモード「THEアルティメットチョイス」の中ボスオールスターズの中に混ざっている事もある。
がんばりすいこみを使って吸い込めばウォーターを獲得できるが、フレンズハートは通用しない。頭数を増やす目的でこの敵を利用するためには、吸い込みでウォーターをコピーしたのち、廃棄したコピー星にフレンズハートを当てる、または2~4Pがカービィの能力を譲り受ける形で参戦する事でプルアンナにする形で仲間に加えることになる。吸い込めない位置に陣取っていることがほとんどなので、ウォーターを獲得する際はチャンスを逃さないようステージを観察する必要が出てくる。
「ザコキャラクター」でありながら、「本体がコピー能力あり」なのに「フレンズハートが通用しない」という敵は、『スターアライズ』では他に独立したパラソルしかいない(メラーガガードやブリザガードは盾の方に属性があり本体はスカ)。
制作秘話
公式Twitterアカウントにて開発資料が公開されている。
ラフスケッチ時点での仮称は「アメーバくん」。「体が水に覆われたキャラ」という特徴は初めから決まっており、攻撃方法ややられモーションも現行案と遜色ない。
しかし本体部分のデザインはなかなか決まらなかったのか、様々な案が用意されていた。
ハリセンボンやクラゲをモチーフとしたものから、「ママンティに憧れるブリッパー」(水泡部分もママンティの形)・「ブロント水中デビュー」(ゴーグルを付けたブロントバート)と銘打った既存キャラの派生種とする案、果ては細胞や心臓が透けて見える「細胞くん」・「まる見えくん」といったちょっとグロテスクなものまで非常にユニーク。
関連タグ
ドリフター:『星のカービィ2』の偽エンディングでは「FLOATY THE DRIFTER」(フローティ ザ ドリフター)名義となっており、名前が似ている。