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フレンズスター

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ふれんずすたー

『星のカービィ スターアライズ』に登場する乗り物にして、フレンズアクションのひとつ。

概要

フレンズたちの パワーがあつまり

きらめき はばたく スターたんじょう!

空も地上も かけぬけて、星のだんがん

みんなで うてる! Xで じゅんばん

入れかえて、先とうキャラで 弱点を うて!

4人揃って発動するフレンズアクションの一つ。専用のフレンズフロアを発動させることにより出現する、地上移動と空中飛行の両方をこなせる乗り物。本作におけるシューティング要素を織り成すアイテムの一つ。この星型の乗り物は通常だと「上に乗る」のだが、地上に近いと背中にくっついて「支える」スタイルへと自動変化する。

先頭に1名、後方に3名を乗せての航行が可能。先頭のメンバーのコピー能力(あるいはフレンズヘルパー)によって発射される弾の属性が異なる仕組みになっており、先頭の入れ替えは随時可能。基本的に攻撃自体は先頭のメンバーが行うものの、多人数プレイなら先頭以外のメンバーも攻撃に参加できる。

これを使って倒した敵は能力持ちなら必ずコピー能力の帽子を落とすので、帽子を拾うことによってコピー能力の切り替えが出来る。また、搭乗中はダメージを受けてもコピー能力を失う事がない。

後述のアンセスビッグマム戦や仕掛け破壊の詰み防止の為なのか、操作中のドリームフレンズが帽子に触れるとそれに応じたフレンズヘルパーに変身してしまう仕様となっている。フレンズスター非搭乗の場面でも触れた帽子のせいでドリームフレンズを失うバグが存在したが、ドリームフレンズ第2回追加時に修正。

ガード機能や無敵を兼ねた突進機能もあり、突進機能にも属性が付加される。

ただし複合属性には全く対応しておらず、複数の属性を扱えるキャラクターでもそれぞれ特定の属性しか使えなくなる。特に、フレンズ能力による後付けで得ている属性が反映されることは絶対にない(付与した属性はフレンズスターが解除されれば再び使えるようになる)。

その割に特定の属性を必要とする場面が多く登場するため、道中における能力の取替えはほぼ必須となる。この影響で、ストーリーモード以外ではほとんど登場していないフレンズアクションとなっている。特にボスの一人であるアンセスビッグマムに対しては、この乗り物と対応する属性を使いこなさないと勝つことが出来ない。

小さな見た目とは異なり、その攻撃は意外なほど破壊力があり、脆い地形程度であれば簡単に壊すことが可能。通常の生身では属性に対応していても壊せないスケールアップしたギミックも、フレンズスターの属性つきショットなら大丈夫。

本作における「空中」のシューティング要素を担っている能力なので空中飛行も自在なのだが、操作を放っておけば重力の影響を受けて少しずつ落下する。また、多人数プレイで後方のメンバーに協力してもらわない限り前方にしかショットを発射できないので、立ち回りにはくれぐれも気を遣おう。

  • スターショット(B)

先頭のキャラに応じた属性(下記参照)のショットを発射する。

  • フレンズショット(先頭以外のキャラがB)

多人数プレイ時限定でそのキャラに対応するショットを発射する。十字ボタンで照準を合わせられる。

  • ミルキーウェイ(B長押し~離す)

無敵になりつつ1回転して突進。属性の効果も持つ。

無敵キャンディーの効果が乗れば、ただの移動でも特定の地形を破壊できるようになる(りゅうせいになる)。

  • スターガード(L/R)

翼部分が大きくなり、敵の攻撃をガードできる。

  • せんとういれかえ(X)

2番目のキャラが先頭になる。それまで操作していたキャラは最後尾に交代する。

多人数プレイ時は移動を担当するプレイヤーが変わり、CPが先頭の場合は1Pが操作することになる。

能力・フレンズごとの属性

ショットの属性は、基本的にそのフレンズの通常攻撃(Bボタンのみ押すと発動する技)に依存する。

ここに記載されていないコピー能力やドリームフレンズは無属性(黄色)。

交代で属性を切り替える三魔官シスターズについては、乗った時点で使用中の属性になる。

属性対応能力対応ドリームフレンズ
ファイアリック&カイン&クーフラン・ルージュ
水色アイスドロッチェフラン・キッス
電気ビームプラズマエスパーマホロアザン・パルルティザーヌ
薄緑クリーンウィング該当なし
ウォーターグーイ
斬撃ソードカッターニンジャバンダナワドルディメタナイトダークメタナイト
打撃茶色ストーンハンマーデデデ大王
爆撃ボム該当なし

BGM

正式曲名:「ティンクル☆トラベラー」

作曲者:安藤浩和

本作のメインフレーズの1つで、フレンズれっしゃでも流れる曲。

大本はプププランドクリア時に流れる偽ED「いきなりハッピーエンディング」(仮称:「あかるい」)。

この曲は元々フィールドBGMとして使用される予定だったのだが、そこから真EDや最終決戦のBGM、そしてこの曲へと派生していったという。

余談

この能力は、開発陣にとっては本作のフレンズ能力の発端とも言える。複数人数で力を合わせて進む要素を試行錯誤していた頃、まだフレンズ能力が原案すらなかった時に開発したものである。

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