特徴
つめたいいきで てきをこおらせよう!
こおりを ほかのてきに
ぶつけることもできるよ!!
おおきなてきは なぜかこおらない・・・
(星のカービィ 夢の泉の物語より)
コピー能力が初登場した『夢の泉の物語』以来、カッターカービィとともに、本編アクションゲーム皆勤賞となっている能力。
カービィが「氷」の力をコピーした形態で、極低温の冷気を吐いて攻撃する。
最初期からの常連コピー能力であり、敵を凍らせ飛ばして武器に使うという特徴をもつ。
氷は星型弾に比べ多少威力は下がるものの、コピー能力でありながらすっぴん状態のように相手の攻撃を利用して大ダメージを狙うこともできる。
なお前述の「フリーズ」は周囲に冷気を放出するコピー能力であるが、コマンド入力方式を採用した近年では作品では「こちこちブリザード」という技としてこのコピー能力に統合されることが殆ど。
『スターアライズ』では、カービィがフレンズスター搭乗時に氷属性を扱える手段となる(属性付加ではダメ)。
『星のカービィディスカバリー』では操作の関係で技がといきとブリザードに制限されたが、といきはLスティックで吹く方向を変えながら移動ができ、ガードボタンを押しながらで向きを固定したまま移動が出来る。攻撃ボタンを2回入力して押し続ければブリザードになり、移動しながら使えば通った跡に氷塊を発生させながら滑走出来る。
また、今作ではボス敵さえも凍らせる事ができ、凍結が進む毎に動きが鈍り、完全に凍結して暫くすると、解除されるとともに大きなダメージを与える。(技名こうちょくフリーズ)
今作ではこちこちガードが強化され、ガード貫通攻撃を防げる(従来のストーンとほぼ同じ)。その代わり、掴み攻撃や吸い込み攻撃は防げないので注意。また、Lスティックを倒しながらガードを解除する事で、細やかながら緊急回避することができる。
外見
作品によってバイザーの有無や宝石の形などの微妙な差異はあるが、能力ぼうしの形は「クリスタル状の氷が生えた冠」でほぼ共通している。
また体色が青になる作品も多い。
使用技
Bボタンは『SDX』ではYボタン、『Wii』では1ボタンになる。
- かっそう(ダッシュ)
スケートみたいに軽やかに移動する。溶岩を凍らせることができるので溶岩の上を歩くことが可能。
- こちこちといき(B)
冷たい息を吹いて敵を凍らせる。作品によっては上下に角度をつけることができる。
- こちこちスプリンクラー(上+B、『バトデラ』では空/B)
空中で冷気を吹きながら回転する。ダッシュしてからやると、更に高速回転する「ごく・こちこちスプリンクラー」になる。
- こちこちブリザード(D/B長押しorB連打)
全方位に冷気を放つ。ダッシュとB連打のどちらからでも出せるが、無敵判定が無いので注意。
- こちこちタックル(D/下+B、『バトデラ』ではY)
『Wii』以降に追加された技。氷の塊を纏って突進する。『トリプルデラックス』以外は使用可能。
- アイスほおばり→アイスはきだし(敵のそばで上+右+B~B)
目の前の物を口の中に入れて吐き出す。
- こおりキック/氷キック(氷に接触する)
凍らせたものはカービィが接触すると、飛び道具として平行に飛んでいく。
斜面に当たるとそれに沿って軌道を変えるが、斜面が終わると再び平行に飛んでいく。
- こちこちガード(L/R)
ガードが氷を纏ったガードに変更。
『Wii』以降はガード削りを無効化できるほか、ガードを解除する時には「こおりちらし」で周囲の敵に少しダメージを与えられる。緊急回避ができる作品ではそれができなくなるという弱点も。
『ディスカバリー』では上記の通り、解除する瞬間にスティック入力で緊急回避が出せる。
- こちこちウォール(B長押し)
『バトデラ』のみ。力を溜めて目の前に氷壁を作る。障害になるほか直接ヒットさせれば氷に閉じ込めることも可能。
派生能力
なかま能力
- リックアイス
カービィとリックが合わさって雪だるま型になり、周囲に冷気を放つ。
- クーアイス
『2』では、カービィが冷気を吐く。下方180°の範囲で向きを変えられる。
『3』では、カービィが吐いた雪玉をクーが3本の氷柱に変え、前方へ放射状に発射。『2』のカッターに近い挙動。
- カインアイス
『2』では周囲に冷気を放つ。一定時間を超えるとカインが凍って「冷凍カイン」になり、少しの間だけ動けなくなってしまう。
『3』ではいきなり冷凍カインになり、触れた敵を凍らせる。
『スタアラ』では『2』のように冷気を放出し続けると冷凍カインになり、『3』同様冷凍カインにも攻撃判定がある。
- チュチュアイス
カービィが吐き出した雪玉を、チュチュが放物線状に投げる。軌道にはばらつきがある。
- ナゴアイス
カービィが下へ冷気を吹き、その反作用で上方へ飛び上がる。左右移動可能。
- ピッチアイス
ピッチがかき氷機に変形し、前方へ冷気を放射。やや間合いが長い他、少しだけ上向きに放射することも可能。
コピー能力ミックス
- アイスアイス
カービィ自身が雪玉になり、転がって途中の敵を巻き込む。
- アイスカッター
スケート靴を履いて滑走する。回転ジャンプ等で攻撃。
- アイスストーン
カーリングのストーンに変身し、滑走して当たった敵を凍らせる。
- アイススパーク
カービィ自身が冷蔵庫に変身し、食べ物を飛ばして攻撃。当たらなかった食べ物は回復アイテムになる。
- アイスニードル
カービィ自身が巨大な雪の結晶になる。時間経過に連れてある大きさまで成長する。
カービィ自身が雪だるま型の爆弾になる。
変身中も歩行やジャンプが可能。
- バーニングアイス
自身を凍らせた後、炎で解凍する。使いにくい。
ワザのまきもの
『参上!ドロッチェ団』に登場する能力で、上記のアイスボムと異なり爆発時に冷気の爆風を起こす青白い爆弾を投げる。
ソードとのシャボンミックス。
氷の剣を持ち「冷気」と「斬撃」2つの属性を宿す。
スノーボウル
アイスのスーパー能力。
雪を纏うことで巨大な雪玉(カービィの顔付き)に変身し、転がって敵を巻き込んだり障害物を薙ぎ倒したりする。
ロボボアーマー アイスモード
(画像下側)
ふぶき いてつく
絶対れいど!
ふるえよ 悪とう…
スノーマンブリザード!!
(星のカービィ ロボボプラネットより)
機体が青く、両腕がファンに変化している。
ファンから巻き起こす冷気で攻撃するほか、毒ガスを吹き飛ばすことも可能。
技
- スノーマンブリザード(B)
手から冷気を放射。十字キーの入力で向きを上下に変えることも可能。
吹き付けた所に氷のトラップを残す。
- カーリングブロー(D/B)
冷気を纏って横回転しながら滑走し、触れるものを凍らせる。
- ブリザードランス(B連打)
前方へ3本の氷柱を発射。刺さった氷柱はトラップとなる。
コピー能力進化
フロストアイス
かわいい ぼうしの フロストアイス
といき を ふーふー ふきつけて
次つぎ 生まれる 雪だるま。
アララ、お顔が そっくりさんだ!
Mr.フロスティのワイルド版「ワイルドフロスト」を模した毛糸の帽子を被る。
吐息や滑走でワイルドフロストの顔をした雪だるまを作り、それを蹴飛ばすと軌道上に氷壁ができる。
ブリザードアイス
ごっかん ふぶくよ ブリザード!
クールな ぼうしは 氷の ティアラ。
こちこち といき を ふきつづけ
ツララで アタック 最強アイスだ!
大きな氷柱が生えた冠を被る。
といきは氷柱となり威力と射程がアップし、着弾した地面に氷塊が出来る。
ブリザードは氷の棘を張り巡らせ、解除時に飛散する。
こちこちガードは尖った氷に覆われ、触れただけでダメージを与える。
『真・格闘王への道』において
『Wii』以降の『真・格闘王への道』やそれに類するモードのタイムアタックにおいては、最速クラスのコピー能力の地位を不動のものとしている。
その秘密は「ごく・こちこちスプリンクラー」(通称:ごち)。この技を全段ヒットさせた際の威力は、あの「鬼殺し火炎ハンマー」すら上回る。
ただし、この「ごち」、コマンドが「ダッシュジャンプ+B」と非常に連発しづらい。常に全段ヒットを狙うとなれば、数フレーム単位での緻密な操作が要求される。
そのため最速クラスには違いないものの、慣れないうちはむしろ次点のハンマーやニンジャを使った方が良いタイムが出る事も多い。
その為、初心者にはまずお勧めしないどころか上級者向けという言葉すら生温い変態向けのコピー能力となっている。
『トリプルデラックス』までのアイスは始まりにすぎず、『ロボボプラネット』でヒット後無敵(敵にダメージを与えた際に敵が少しの間無敵になる仕様)と言う名のリミッターが削除された。
これによりアイスは覚醒。
まずごちの仕様を詳しく説明すると
ボタン入力後、1F目で攻撃判定が発生し、
12Fの間技モーションが継続、13F目で次のボタン入力を受けつけ、14F目には次のごちが発生する。
敵にヒットした際のヒットストップはたったの1F。
しかしTDXにおいてはヒット後無敵と言うリミッターの存在で
ヒット後にいちいち一定時間待つ必要があった。
そのヒット後無敵が『ロボボプラネット』で削除された。
そうなると、
1F目:ごち発生・ヒット→2F目:HS→13F目:技終了→14F目:ボタン入力→15F目:ごち発生・ヒット→・・・
となる。要は14F毎に220ダメージ、しかもそれが延々続く。
参考までにRe:ウィスピーボーグの体力は4650。
実際にごちで戦う時は、最小ジャンプから最速でBボタンを一瞬だけ入力して即技を終了させ、
その後着地までにもう1回ごちを出す、という風に、1回のジャンプでごちを2ヒットさせるのが基本。
更に高いDPSを叩き出せるテクニックもあるが、難易度が異常に高い。相当のやる気があるのならば真格Wikiへ行ってみよう。
主に地上で使うテクニックであるため、空中戦が主体の相手では分が悪いので注意。
主なコピーできる敵・物品
※『星のカービィディスカバリー』から
登場作品
- 夢の泉の物語/夢の泉デラックス
- 星のカービィ2
- スーパーデラックス/ウルトラスーパーデラックス
- 星のカービィ3
- 星のカービィ64
- 星のカービィ(アニメ)
- 鏡の大迷宮
- 参上!ドロッチェ団
- 星のカービィWii/星のカービィWiiデラックス
- トリプルデラックス
- ロボボプラネット
- カービィバトルデラックス!
- スターアライズ
- 星のカービィディスカバリー