概要
『星のカービィ 参上!ドロッチェ団』に登場するコピー能力の強化方法。かつて登場した「コピー能力ミックス」や、後の作品で登場する「コピー能力進化」に近いシステムになっている。
道中で宝箱から手に入るお宝の1種で、まきものを入手することでコピー能力を強化できる。
大まかに分けると、コピー能力の性能を強化するものと、コピー能力に新しいワザを追加するもの、炎・氷・雷の3属性いずれかもしくは全てを付与するものがある。
中にはほんの少ししか変化のない技も存在する。
なお、スペシャル能力(最終決戦能力)の「トリプルスター」と隠し能力の「ゴースト」にはワザのまきものは存在しない。
主なまきものワザ
ファイア
火吹き攻撃を上下に調節できるようになるだけの効果がある。特に威力などは変わらず技の追加はない。ただし、通常状態でもバーニングアタックができるため元から強化されたような状態ではある。
アイス
こちこちといき(冷気攻撃)の上下を調節できるようになるだけの効果がある。こっちに関しては「フリーズ」の能力(こちこちブリザード)の追加などもないためなんとも地味な強化内容になっている。
スパーク
コピー能力「プラズマ」のようにレバガチャで充電することができるようになり、通常の電撃攻撃を強化するだけでなく球電を射出したり、自身の周囲に電気のバリアを作ったりすることが可能になった。
ビーム
電撃属性を付与した「スーパービームウィップ」に強化される。
トルネイド
高速回転中に炎、氷、雷の属性を含んだ地形などに触れると各属性を巻き込み纏う事ができる。
パラソル
パラソルシールドが「スーパーパラソルシールド」になり、広範囲に攻撃できるようになる。
カッター
常時リモコンカッターが使用できるようになる(エフェクトも青く巨大なカッターに変化している)。
レーザー
タメ撃ちが可能になるため、攻撃力不足もいくらかは解消されている。
ボム
コピー能力シャボン同士をシャボンミックスする事で、氷と電撃の属性を付加したコピー能力シャボンに変化させる。
操作性能は通常のボムと同じ。
組み合わせはボム+アイス。
爆風が氷属性になったボム能力。
爆風に巻き込まれた敵は氷漬けになる他、氷属性に反応するギミックに対応できる。
組み合わせはボム+スパーク。
爆風が電気属性になったボム能力。電気属性に反応するギミックに対応できる。
ホイール
走行中に炎や雪、電撃などに触れることで3属性を付与することができるようになる。
ユーフォー
周囲を電気属性の弾がバリアのように回転するようになる(敵の攻撃を直接防いではくれないので注意)。
ハンマー
ハンマーを巨大化させる「ビッグハンマー」が使えるようになる。
エンジェル
3本の矢を放つことができるようになる。
スリープ
眠っている間少しずつ体力を回復する「じゅくすい」に強化される。
ハイジャンプ
ジャンプが「パワージャンプ」に強化され、堅いブロックも壊せるようになる。
ソード
コピー能力シャボン同士をシャボンミックスする事で、各種属性を付加したコピー能力シャボンに変化させる。なお、水中では属性攻撃は使用できない。
組み合わせはソード+ファイア。
刀身が燃え盛るソード能力。『星のカービィ64』のバーニングカッターと酷似するが、こちらは剣を投げ飛ばせない。
炎属性に反応するギミックに対応できる。
組み合わせはソード+アイス。
念願の氷属性を得たソードの能力。
斬りつけた敵を凍らせる他、氷属性に反応するギミックに対応できる。
組み合わせはソード+スパーク。
電気属性が付加されたソード能力。
電気属性で反応するギミックに対応できる。
スロウ
投げ技の威力が上がり、火・氷・雷属性持ちの敵を投げた場合はその属性が自動的に付加されるようになる。
マジック
『鏡の大迷宮』のように使い切りのルーレット技がまきものワザになっている。ただし、ルーレットを使用すると能力を失ってしまうので注意。
ニンジャ
自身の周囲に火柱を起こす「爆炎の術」が追加される。
同作でのニンジャカービィは水面を歩くことが可能であり、水上でこの技を出すと水柱を起こす「爆水の術」に変わる。
ファイター
パワーショットの強化技「メガパワーショット」が使用可能になる。
アニマル
空中専用技の「穴掘り」が追加される。
十字ボタンを入力した方向(左右もしくは下)にドリルのように高速で突撃する。発動中は無敵な上、この技で柔らかい土や雪を一気に削れる。
しかし、技が終了した直後に敵にぶつかってダメージを受ける事もあるので注意。
バブル
前方に巨大な泡を一つ飛ばす「ビッグバブル」が追加される。
武器を構えた時に十字ボタンを入力していると泡が飛んで行く向きを調節できる。
メタル
ボール能力のように丸い鉄球に変身する「球化」が追加される。
この状態だと坂道を猛スピードで転げ落ちるようになり、メタル能力最大の欠点である機動力の劣悪さをある程度カバーできるようになる。
当然この姿でも無敵状態は維持されるので、進路上に敵がいても関係なく転がり続ける。