(注 記事の性質上ネタバレ注意!)
概要
プププランドの平和を守るため
さいごの戦いに いざ挑む!
立ち向かえ! カービィ!
(星のカービィポータルより)
ラスボス戦限定で使用可能なスペシャル能力。
従来の能力より遥かに強力で、一部はクリア後に通常ステージで使用できたり、別のゲームに登場したりもしている。
いずれも通常のカ-ビィが特殊なアイテムを装備した状態で、厳密にはコピー能力ではない。
後の作品で本来の持ち主が操作キャラクターになった場合に技の一部として使用可能になる事例もある。
主な共通点・ありがちな要素
- 当該作品の新要素を発展させたもの(中には「作品に登場するキーアイテムが変化したもの」という設定付けがなされている場合も)
- シューティングに使われる
- ボタン連打やレバガチャによるQTEが行われ、ラスボスとの鍔迫り合いの演出が発生する
- 一部は通常ステージにも持ち出し可能であり、最後までクリアしたプレイヤーへのご褒美的な要素となっている(最終決戦能力ではないが、『星のカービィ スターアライズ』の三魔官シスターズや『星のカービィ ディスカバリー』のバルフレイソードもこれに該当する)
一覧
公式サイトに掲載
「星のカービィポータル」や公式Youtubeにおいて、「最終決戦能力」のくくりで紹介されたもの。
ここまできたら あとひといき!
ほしを はっしゃして
(『星のカービィ 夢の泉の物語』より)
夢の泉からあらわれたおそろしい敵
『ナイトメア』。
カービィはスターロッドを手にして
さいごのたたかいにのぞむ。
(『星のカービィ 夢の泉デラックス』より)
夢の泉に眠る秘宝で、杖そのもので殴ることができるほか、星を生み出し飛ばすこともできる。
アニメ版『星のカービィ』においても最終決戦にて登場する。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズには全作品で攻撃アイテムとして登場する。
『星のカービィ2』に登場した能力で正式名称は「虹のつるぎ」。ダークマターに対抗できる唯一の武器で、7つの島に眠る虹のしずくが合体してこれになる。
攻撃方法や見た目は『夢の泉』での「ソード」と大差はないが、敵の攻撃を打ち返すことができる。直接攻撃も出来るが、敵の攻撃を跳ね返すより遥かに攻撃力は低い。
ほしのちからで、スターシップができた!!
めざすは、ノヴァのちゅうしんぶ。
マルクのやぼうを さっさとくいとめ、
ゴハンたべて ねよう。
(『星のカービィ スーパーデラックス』より)
ミルキーロードの光がつどい
スターシップがあらわれた
これでマルクのやぼうをくだけ!
(『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』より)
ワープスターとミルキーロードの星々が合体してできた星船。前方の3方向に星を飛ばすことができるが、右向きで固定されている。
リメイクに当たる『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』では「大王の逆襲」の飛行砲台カブーラー戦でも使用されているほか、『毛糸のカービィ』及び『毛糸のカービィプラス』には「シューティングスター」というこれにそっくりなメタモル能力が登場しているが、「銀河にねがいを」で使用されていたためか一応最終決戦能力として扱われている。
『星のカービィ3』に登場した能力。ステッキの先からハートを放つ。使用感はスターロッドに近いが、向きを変えることができる。
ちなみにスーパーファミコン版『カービィのきらきらきっず』にもちょっとだけ登場している。
『星のカービィ64』に登場した能力で、腕にクリスタルガンを装備。クリスタルガンは4連射が可能。妖精のリボンに抱えられて飛びながら戦う。
万能の剣
すべてのものがハカイできます
(『星のカービィ 鏡の大迷宮』より)
金色に輝く剣を使用する能力。
実質的には「ソード」と「スマブラ」の複合能力。「ソード」で使えた技+新技が使用可能だが、「スマブラ」をも上回る万能的な効果が付与されている。
メタナイトが所持していたような描写があるが、この剣は鏡の世界の物であり、宝剣ギャラクシアとは別物(エンディングムービーでは鏡の世界に置いていかれている)。
なんてったって
三つ星
ですよアナタ
そりゃスゴイってもんです。
(『星のカービィ 参上!ドロッチェ団』より)
ドロッチェの杖。スターロッドと同様星を飛ばせるが、スターロッドとは違い一定距離を進むと跳ね返ってくる他、攻撃ボタンを押しながら十字ボタンを押すことである程度軌道を操作できる。ほぼ全ての仕掛けに対応できる。
ポップスターの…いや、
ぜんうちゅうの大ピンチに
ランディアが たちあがる!
カービィと手をくんで、
いくうかんロードへとぶ!
(『星のカービィWii』より)
ポップスターの…いや、この
全うちゅうの 大ピンチに
守り神 ランディアが 飛びたつ!
カービィたちを せに のせて
異空間ロードへと、いどむ!
(『星のカービィWiiデラックス』より)
ハルカンドラの守護竜ランディアに乗る。操作感や技は上記のスターシップと似ている。
ただし、攻撃ボタン長押し+リモコン振りorレバガチャで前後と各斜めの計6方向に飛ばす「ランディアほう」、ジャンプボタンで無敵突進を繰り出す「スパイラルドラゴン」等技が追加されておりスターシップより大幅に強化されている。
正気にもどった メタナイトが ハルバードを
テイクオフ。それを スキャンした、
最終決戦艦モード。はかいした
物体を キャプチャーし Aで 放つ、
プラネットバスターを とうさい!
(『星のカービィ ロボボプラネット』より)
ロボボアーマーが戦艦ハルバードをスキャンし融合した形態。大スケールのシューティング戦を行う。
戦艦ハルバードの主力装備である2連主砲の他、船体を回転させ攻撃を弾き飛ばす「セイルウィング」、破壊した敵弾を吸収することでチャージし、強力な「プラネットバスター」を発射できる。
あたたかい 心のヤリから生まれた
ひほう「ティンクルスターアライズ」。
このぎんがの みんなを すくいたい…!
ねがいは きらめく星となり 今、
さいごのてきに…たちむかう!!
ここまできたら まける きがしない!
ティンクルスターを はっしゃ して
星のカービィ さいごのてきを やっつけよう!!
(『星のカービィ スターアライズ』より)
フレンズアクションの一つ「フレンズスター」をベースに、カービィとフレンズの暖かい心のヤリから生まれた秘宝。フレンズ能力の一種でもある。
手持ちのコピー能力に応じた属性を乗せた弾丸を発射できるほか、「せーのでスターアライズ!」にて協力プレイでは合体攻撃も可能。
流れ星をイメージした羽に、ハート型のゴーグルを装着する。
スペシャルページは2種類あるのだが、2つ目の元ネタは『星のカービィ 夢の泉の物語』のスターロッド。
この世界も あの世界も 救うため… がんばって
ほおばって 発見した、ファイナルほおばりヘンケイ!
心配になるくらい のびてるけれど へっちゃらです!
カービィとエフィリンの 2人の想いを のせて、
最後の いちげきを はなつために… 飛ぶ!
(『星のカービィディスカバリー』より)
カービィがエフィリスの最終決戦で降ってきたモンスタートレーラーをほおばった「ほおばりヘンケイ」能力。
くるまほおばりと同じジャンプとタックルダッシュをダイナミックな決戦の場で使える。
似たようなもの
いずれも最終決戦で使われる能力だが、公式サイトで最終決戦能力扱いされていないもの。
他のステージでも登場するため最終決戦専用ではない、もしくは他の能力が優先されて掲載されている能力である。
- ビッグロボ
アミーボ・ロボに変身したアミーボ・アモーレを打ち倒すべく、メタナイトから貰ったメタモルリングによってカービィが変化したメタモル能力の一種。『毛糸のカービィ』及び『毛糸のカービィプラス』に登場。
『星のカービィWii』及び『星のカービィWiiデラックス』のマホロア第一形態戦にて、「リフバリア」を破壊すべく使用されたスーパー能力。
本編ではドラゴストーム→ミラクルビーム、エクストラモードではスノーボウル→ギガトンハンマーが直前に使用されるが、ウルトラソードだけは最後で固定のため最終決戦能力扱いされることが多い。
戦闘時には後半にこのパートが挿入されるのだが、専用のスペシャルページは特にない。
支配の じゅ縛から あの樹を 解きはなち、
この滅亡の れんさを 断ち切るには…
自らの悪事に ケジメを つけるには…
コレしかない! 手にした剣に 全魔力をそそぎ、
一・刀・両・断… Pay For One's Sin!
また、『星のカービィWiiデラックス』の追加実装モード「マホロアエピローグ」では、マスタークラウンにトドメを刺すためにマホロアがウルトラソードに覚醒する。
厳密な意味での最終決戦能力ではないとはいえ、カービィ以外のキャラを操作するモードでは初登場。
『星のカービィ トリプルデラックス』の目玉要素となるスペシャル能力。カービィはクィン・セクトニアに捕まってしまうも、救出しに来たデデデ大王とタランザから貰ったきせきの実で変身、最終決戦が開始する。
こちらもセクトニア第2形態と同じスペシャルページが表示される。
- カービィロケット
『タッチ!カービィ スーパーレインボー』に登場するスペシャル能力「乗り物」のひとつ。宇宙空間へと逃げ出したダーククラフターを追いかけるためにカービィが変身した姿。
メタナイトの 力をかりて
戦艦ハルバードから 飛び出した。
めざすは 星の夢の 中心部。
くるったマシンを 止めるべく、
カービィは 最後の戦いに のぞむ。
(『星のカービィ ロボボプラネット』より)
最終決戦艦ハルバードモードの結合部から射出・離脱した状態。
射出後には腕がドリルのように変化する。
こちらは『星のカービィ 夢の泉デラックス』のスターロッドと『星のカービィ スーパーデラックス』のスターシップのスペシャルページが元ネタ。
- バディシューティングスター
『カービィファイターズ2』にて、暴走したデデデとメタナイトにトドメを刺して正気に戻すため、カービィとバディが使ったアイテム。