曖昧さ回避
- スター☆トゥインクルプリキュアの小惑星⇒ポップスター(プリキュア)
- 平井堅の楽曲。『POP STAR』
概要
黄色い星型をしていて、土星のリングのようなものが二つ付いている惑星。
星のカービィシリーズにおいてはゲーム全編、あるいは前半の舞台となることが多く、ファンにとってはおなじみの星。
『星のカービィディスカバリー』では、珍しく冒頭のみの登場…と思いきやラスボスによってまさかの登場を果たす。
マホロア曰く「この世で最も美しい星」。
マルクやダークマター一族達のように、この星を手に入れようとする輩が一向に減らないのはそのためだろうか。
主な住人は言わずと知れたワドルディとハニワによく似たキャピィ。
『スーパーデラックス』でのミニゲーム「かちわりメガトンパンチ」において、最大のパンチ力である201Mt(メガトン)の衝撃を与えるとポップスターが真っ二つになる。
それでなくても素手で惑星に大きなヒビを入れる事が可能な住人がいるのだから恐ろしい。
アイス棒に形がよく似た謎の物体がそこかしこに生えている(「刺さっている」とも)が、正式な名称かつそれが何なのかは不明。
地上
のどかな草原から砂漠、広大な海に火山など、自然豊かな星。
現実世界で見られるあらゆる地形が存在するが、工場など機械的な人工物はあまりないため、『ロボボプラネット』での機械化された風景は、プレイヤーにとって現実で見慣れたパーツであっても、ポップスターにおいては本来存在しないものであり、変わり果てた風景であることを印象付けている。
ポップスター全体を1つの作品の舞台にしたり、あるいは少なくとも1つのワールドにしている場合、星型の5箇所各所にて異なる環境をプレイヤーへ提示している事が多い。
言わずと知れた「グリーン グリーンズ」や「オレンジ オーシャン」など、イニシャルが同じ単語を並べた地名が多い。
ただし、ダイナブレイドの巣がある「キャンディ山」や後述の「夢の泉」など例外もある。
作品によるが様々な敵によって破壊・侵略・侵食されるのが恒例になっている。
一体ポップスターが何をしたっていうんだ。
プププランド
カービィ達が住む呆れかえるほど平和な国。国のあるじは「デデデ大王(ただし自称らしい)」
カービィは元々ここの住人ではなく「春風と共にやってきた旅人」であったのだが、食べ物を独り占めしようとしたデデデ大王を懲らしめて食べ物を取り返したことで、住人から感謝の証として家を譲渡され、定住するようになった。
シリーズおなじみの敵キャラは基本的にこの国の住人であるようで、デデデの手下などの有事の際以外は普通に暮らしているらしいことが「銀河に願いを」や『トリプルデラックス』のオープニングで確認できる。
バタービルディングなどある程度大規模な人工建造物も見られ、上空にはバブリークラウズやグレープガーデンといった雲の上の宮殿まで建造されているが、それらの持ち主などはわかっていない。
デデデ山
ステージ名で「Mt.DEDEDE(マウントデデデ)」と呼ばれる大きな山。山頂にデデデ大王の城「デデデ城」があり、山自体をステージとして攻略することはあまりない。
初代作では断崖絶壁の岩山だったが、作品によってはゆるやかな山や丘のようになっていることもある。城の外見も初代作のデザインを引き継いだものもあれば、アニメ版のそれに近い外見になっているケースも。
また、山の近くでは「飛行砲台カブーラー」が防衛していることもある。
『トリプルデラックス』ではデデデ城がカービィの家共々ワールドツリーに巻き込まれ、空に行ってしまっていた。
クィン・セクトニアが討たれたことで両方とも地上に帰ってきたのだが、完全に元の場所に戻ってきたカービィの家に対し、デデデ城はその辺の高台に放置されるというとんでもない扱いを受けている(単純に運ぶ人員が足りなかっただけかもしれないが・・・)。
夢の泉
『夢の泉の物語』で初登場。ステージ名としては「Fountain of dream」。
夢を見せるという「スターロッド」が刺さっており、スターロッドが無くなると泉の水が枯れはじめ、プププランドの住民は夢を見られなくなってしまう。
夢の泉がある一帯を「レインボーリゾート」と呼ぶようだ。
FC版の説明書によると、普通にレインボーリゾートに訪れたカービィが泉で水浴びしていたデデデに文句を言ったところ、スターロッドはデデデの手でバラバラに分割されたことがわかり、スターロッドを集めるため1からワールド探索し、ボスの元まで旅立つという設定になっている。
虹の島々
プププランドに存在する、虹のかかった七つの島々。
「虹の剣」があり、その力で常に美しい虹がかかっているようだ。
ダークマターによって虹が奪われてしまう事件が起き、『星のカービィ2』の舞台となった。
カービィは各島を渡り、隠された「虹のしずく」を集めることとなる。
ポポポアイランズ
『あつめて!カービィ』に登場。ポップスターの南方に位置する場所で、それぞれ四つ(+一つ)の島が海に浮かんでいる。
- グリングランド
ボスは身体からトゲを生やす等の新技を覚えた「ウィスピーウッズ」
- サラサンドーラ
ボスは芋虫のような外見の砂漠の女王「ウトパトラ」
- デデデリゾート
ボスはステージ名から分かる通り「デデデ大王」
- マグマウンテン
ボスはネクロディアスの手下で豚のような見た目の怪物「ドクロだいおう」
- ネクロネビュラ
ボスはドクロ団のボス「ネクロディアス」。
ワールドツリー
『星のカービィ トリプルデラックス』のワールドマップを繋いでいた巨大な植物。
元々はフロラルドに住んでいる植物タイプの住人が「下界の勇者」カービィに助けを求めるため、種を空から落として生えてきたもの。
「サンストーン」の力によって成長していくが、開花直前でクィン・セクトニアが寄生し、ポップスター全土を覆い尽くそうとした。
カービィによってセクトニアが討たれ、花も無事開花。満開となったワールドツリーはプププランドの新たな、美しい名所となった。
ワールドツリーの実は「きせきの実」と呼ばれ、カービィにビッグバン吸い込みの力を与えたり、屍を再び活動させたりと不思議な力を持つ。
地下世界
ポップスターの地下には広大な別世界が広がっており、そこがゲームの主要舞台となることがある。
マジルテ
『スーパーデラックス』の「洞窟大作戦」の舞台。
「古(いにしえ)のどうくつ」と呼ばれているが、洞窟と呼ぶにはあまりにも広大な世界で、熱帯のジャングルのような「ちていの木々」、水晶で満たされた「水しょうの畑」、巨大な塔が聳え立つ「古代のとう」、地上に出たかと疑うような「しんぴの楽園」から成っている。数多くのお宝が眠るという「キケンとゆうわくがいっぱい」の洞窟。
世界のへそ
『参上!ドロッチェ団』レベル2以降の地下世界を指す。地上さながらの様々な地形が存在する他、盗賊団「ドロッチェ団」の本拠地らしきものもある。ここにも数多くの宝箱がある。
その他にも「メタナイトの逆襲」で沈没した戦艦ハルバードが隠された「シークレットシー」につながる門がある。
空
ポップスターの空にもさまざまな地形や世界がある。
ハイパーゾーン
『星のカービィ3』で出現した「邪悪な黒い雲」。
その正体はダークマター達が集合したもので、親玉のゼロ自らがポップスターを侵略しにやってきたためにできた。「最大の敵は背景」等と言われるほど、画面が見難くなることがある。
ポップスター中の「ハートスター」を集めた「ラブラブステッキ」とそれを持ったカービィにより打ち払われ、消滅した。
鏡の国
『鏡の大迷宮』の舞台で、プププランド上空の「ディメンションミラー」から行くことのできる国。「写った人物の願いをかなえる」という「魔法の鏡」がある。
地上同様地形が豊かで、なんと「キャンディコンストレイション」という名の宇宙まである。
クラッコはいるが、ウィスピーウッズはいない模様(似た存在はいる)。
現在は、シャドーカービィが鏡の国のカービィとして平和を守っているが…。
絵画世界
『タッチ!カービィ』オープニングにて突如プププランド上空に現れた世界で、一枚の絵画のような入口から入ることができる、同作品の舞台。
名前の通り世界全体が絵画のような場所となっている。
「絵画の魔女」ことドロシアが作り出し支配している世界。
ゲームラストにてドロシアが消滅してしまったような演出があり、現在も絵画世界がポップスターにあるかは定かではない。
浮遊大陸フロラルド
『星のカービィ トリプルデラックス』の舞台で、「天空の民」と呼ばれる人々が住んでいる。
長い間「妖艶の悪女」クィン・セクトニアによって支配されており、その圧政に天空の民は苦しんでいた。
ワールドツリーで結ばれた事でカービィ達は初めて訪れることになった。
五つの浮島と、セクトニアの領土「ロイヤルロード」で構成されている。
『星のカービィ64』
あきれるくらい平和でのどかな星。
ぼくたちがすんでいる「プププランド」があるんだ。
レベル1を構成。ボスステージを含み全4ステージ。
ボスはウィスピーウッズ。
各ステージ
中ボスとしてステージの最後に登場するキャラは倒すと仲間に加入するため、一度倒すと同じゲームデータでは二度と戦えなくなる。
- 1-1
花が咲いている草原のステージ。おなじみのアレももちろん3D化されて登場。
ルームガーダーはデカエヌゼット。ちなみに公式サイトによると、戦闘が行われる小屋にはデデデ大王が川遊び用の道具をしまっておいているらしい。
最後はダーク・リムルに操られたワドルディと戦う。
BGM(作曲者:石川淳)は1-3・4-1・6-1でも使用されているほか、『スターアライズ』では新規アレンジが行われた。
- 1-2
紅葉が特徴の森のステージ。中盤にあるロープウェイはワドルディが上に乗っかって動かしてくれる。
ルームガーダーはデカバウンシー。
最後はダーク・リムラに操られたアドレーヌと戦う。
BGM(作曲者:石川淳)はこのステージ限定。
- 1-3
ルームガーダーは居ない。
最後はダーク・リムロに操られたデデデ大王と戦う。行動パターンは『3』と同じ。
外部のBGMは1-1と同じ。内部のBGMは『3』の仲間の部屋とアイスバーグのアレンジ(2-3でも使用)。
『スターアライズ』(きせきの星 ポップスター)
やみのハートを おいかけて、
きせきの星を かけめぐる! ↑を おして
生まれる フレンズ能力を あやつって、
海あり 山あり カービィたちの
フレンドリーな たびは つづきます。
ワールド2を構成。
ジャマハートを追いかけるカービィ一行が、『Wii』のようにポップスター全土を冒険する。
ステージ一覧
☆マークは大スイッチがあるステージ。
ちなみに、ステージ名の頭文字を並べると……?
フレンズフィールド☆
お菓子のようなデザインの平原のステージ。前半はクリーンなどの風属性で落ち葉を除去したりプロペラを回したりしよう。その他カッターも大活躍。
後半ではフレンズころがりが初登場。
大スイッチを押すとドリームしんでんを開放できる。
リーフリゾート☆
海のステージ。導火線で爆弾に点火する際には、水流をどう対処すればいいか考えよう。
大スイッチを押すとインサイドアイランズを開放できる。
インサイドアイランズ(EX)
地上と海中を行き来する。スパイダーの「ボヨンガフレンズ」で一気に飛び越える区間も。地面が動く箇所もあるので落っこちないようにしよう。
海エリアの壁をよく見ると……?
BGMは『夢の泉の物語』のベジタブルバレーとオレンジオーシャンが流用されている。
エコーズエッジ
雪原のステージ。炎属性で氷を壊そう。強風が吹いている区間が多い。
フレンズつりばしも初登場。
とある階段状になっている壁をよく見ると……?
ネイキッドナチュレ☆
火山のステージ。巨大な歯車に取り付けられた刃やマグマに接触しないように注意。
壁の隙間の穴は隠し部屋に通じている。
大スイッチを押すとダブルスドリームスを開放できる。
ダブルスドリームス(EX)
雪山と火山を行き来する。強風とゴルドーのコンボや、歯車といった障害物には要注意。
BGMは雪山エリアでは「2」のクラウディパーク、火山エリアでは「スーパーデラックス」の地底の木々エリアが流用されている。
セイントスクエアーズ
遺跡のステージ。中盤ではフレンズスターで移動する。階段の下にも隠し部屋があるのでよく調べてみよう。最後にはボスのメタナイトと対決。
ボス戦前にある壁の右側を調べると……?
クリアすると巨大な要塞がポップスターに突き刺さるムービーが入る。
ポップスターの周囲の星々
近年の作品ではゲーム前半の舞台がポップスター、後半の舞台として宇宙に出るものが多い(『64』のような例外もある)。
その分、ポップスターの周りには様々な星がある。
太陽と月
ポップスターの太陽と月。
「銀河にねがいを」にてマルクの陰謀でケンカを起こすなど、それぞれ意志があるようだ。
ちなみにMr.シャイン&Mr.ブライトも太陽と月のような姿をしているが、彼らとは別物。
『夢の泉の物語』ラストにて、ナイトメアの爆発によって月が物理的に欠けてしまっている。「銀河に願いを」でも三日月の姿なので、おそらくずっとそのままなのだろう。
ミルキーロード
「銀河にねがいを」にて冒険することになる、ポップスター同様「夢の泉」を持つ七つの星(草花の星「フロリア」、水の星「アクアリス」、大空の星「スカイハイ」、灼熱の星「ホットビート」、洞窟の星「ケビオス」、機械の星「メックアイ」、常夜の星「ハーフムーン」)の総称。どの惑星を攻略するのかは自由。
ポップスターからほど近いところにあるようで、七つの夢の泉の力をつなげることで巨大な機械仕掛けの彗星「ギャラクティック・ノヴァ」を召喚でき、願いを一つかなえてもらうことができる。
『64』の惑星
『星のカービィ64』で冒険する惑星。公式での総称が無い。
地表がほぼ一面海洋に覆われた常夏の惑星。ボス戦に至るまで水中戦が繰り広げられ、ここでは嫌でも水中の操作テクニックを覚えることになる。
黎明期の惑星。ジャングルや洞窟、そして活動真っ最中の火山という過酷な自然が舞台。すでにトロッコのレールが敷かれているあたり、外来の文明が持ち込まれているようだ。
余りの寒さに住民が逃げ出してしまったという星。その名残か、デパートやマンションを思わせるような建物や大都会がある。
特に、地下の巨大工場はみんなのトラウマ。
リボン達妖精の故郷の星。ハート型をしている。しかし当初は黒雲に覆われ、気味の悪い外見となっていた。
巨大なクリスタルが存在し、それを狙って0²らがリップルスターを襲撃したことから物語が始まる。
『64』の最終決戦の舞台で、黒い雲が集まったような場所。最奥に0²が潜む。
蜂の巣のような、六角形のブロックがくっついた異様な地形の足場がある。また、その足場も地味に脈動している。
エヌゼットだけがなぜかここでも出現するため、エヌゼットも実は暗黒一族の一員ではないかと言う説がある。
エンディングにて爆発、消滅する。
ハルカンドラ
ポップスター遠く離れた世界に存在する星。機械と魔法が混じった文明があったようで、機械仕掛けのエリア「エッガーエンジンズ」と火山地帯の「デンジャラスディナー」というエリアがある。
古代ハルカンドラ人はスターロッド及び夢の泉やギャラクティック・ノヴァを作った文明人であるといったことがマホロアによって示唆されているが真偽は不明。
セブントピア
『タッチ!カービィ スーパーレインボー』の冒険の舞台。わがまま芸術家、クレイシアとパートナーのエリーヌが作り、ポップスターから奪い取った色で構成された粘土の世界。その名の通り、「グリーンバレー」「イエローデューンズ」「インディゴオーシャン」「ブルースカイパレス」「オレンジウッドランド」「レッドボルケーノ」「パープルフォートレス」の七つの星で構成されている。登場する敵キャラやおなじみウィスピーウッズ、家電や仕掛け等もぜーんぶ粘土。
『スターアライズ』の惑星
公式での総称はないが、ワールド4に当たる“遥か、きらめきの勇者たち”の舞台となる。惑星とそれに付随する小惑星で成り立っている。
異空間
作品によっては行くことになる異次元の世界。
「スフィアローパー」やその親玉「グランドローパー」も異空間の一つに住んでいるらしい。
ステージとして登場したのは『星のカービィWii』の「異空間ロード」、別名「アナザーディメンション」が初。
入り口に入るにはカービィの「スーパー能力」がカギとなり、強烈な攻撃で壊れたギミックから星型の入り口が開く。異空間ロード内にはスフィアローパーの亜種の様な、奇妙な生き物が数多く生息しているのが確認できる。
カービィの他にも異空間ロードへの入口を開けられるキャラクターは天翔ける船ローアや星の夢、ギャラクティックナイトなどがいる。
ちなみに、『星のカービィWii』の「真・格闘王への道」にて登場するギャラクティックナイトやHR-D3の説明に「こことは違う次元」という言葉が使われているが、これに関しては、ギャラクティックナイトは『ウルトラスーパーデラックス』のボスとして、HR-D3も『星のカービィGC(仮)』に出る予定だったデデデロボを改良したものであるので、そのゲームから見た別のゲームとも考えられる(先述の通りギャラクティックナイトに関しては異空間ロードを切り裂いて渡り歩いたり、封印された状態で異空間ロードに漂流したりもしているのでホントに別次元から来た存在かもしれないが)。
また、『トリプルデラックス』で登場するセクトニアの領土「ロイヤルロード」はあちこちにあるワームホールやサイバネティックな雰囲気など、どことなく異次元の世界を思わせる。