概要
初登場は『星のカービィ 夢の泉の物語』におけるレインボーリゾート(7-2)。
タワーの名称どおり、塔を上りつつ各部屋に待ち構えている中ボスを相手に戦っていく。
中ボスを倒すことで獲得できるコピー能力が場合によっては次の戦いの攻略のカギになっていることもある。
また、隠し扉から高難易度版のフロアへと侵入できるのも特徴で、スペックが大幅に上がり並みのボスより撃破が困難になった中ボスの連戦を勝ち抜けば多くの報酬を得てゴールできるという、挑戦状的なテーマも隠されている。
各作品ごとの特徴
夢の泉の物語/夢の泉デラックス
初登場作品。『夢の泉の物語』では隠し扉が分かりにくいが、『夢の泉デラックス』では鉄格子のような形になっているため分かりやすくなっている。
隠し扉の方は4戦目(ボンカース)以降のボスと戦うことになり回数自体は減っているが、スピードが上がっており動きは激しくなっている。その代わり、ファイアーライオン撃破後に1UPを5つ入手できる(『物語』では中央のものを取るとなぜか2UPするため、全部で6UPする)。
グランドウィリーのみ7-5に登場するためかここには登場しない。
戦闘順 | キャラクター名 |
---|---|
1戦目 | ポピーブロスSr. |
2戦目 | Mr.チクタク |
3戦目 | Mr.フロスティ |
4戦目 | ボンカース |
5戦目 | ローリングタートル(『物語』)/ファンファン(『デラックス』) |
6戦目 | バグジー |
7戦目 | ファイアーライオン |
星のカービィ3
5-6に登場。中ボスオンリーのステージではなく、途中にザコ敵のいるフロアもある。ザコ敵やボスの能力を持ち越さないとエンジェルの羽を集めることができない。
高難易度ステージは存在しない。
参上!ドロッチェ団
中ボスラッシュが2ヶ所存在する。高難易度版は存在しない。
5-3
直前に倒した中ボスの能力をコピーすることで宝箱を回収できる。
※ストロンは大宝箱を回収した時のみ出現する。また、Mr.フロスティは大宝箱を回収しなかった時やストロンをアジト内で倒した場合に戦うことになり、ストロンをアジトに逃げる前に倒すと戦わない。
6-5
ドロッチェ団の面々との連戦。
星のカービィWii
5-5に登場。
BGMや隠し入り口等、『夢の泉デラックス』を強くイメージしているのが特徴となっている。
倒した中ボスの能力はエナジースフィアの入手に必要となる。どちらのルートを進んでもエナジースフィアを全て回収できる。
『夢の泉』と異なり、隠しルートの方が多くの中ボス(というより全ての中ボス)と戦うこととなる。
ちなみにドゥビアはこのステージで初めて登場する。
通常ルート
戦闘順 | キャラクター名 |
---|---|
1番目 | ギガントエッジ |
2番目 | マウンデス |
3番目 | ウォーターガルボロス |
4番目 | ドゥビア |
隠しルート
※キングスドゥの次のフロアですぐにドゥビアと戦うことになり、ここでミスするとまたキングスドゥから戦うことになる。
トリプルデラックス
5-5に登場。3戦目までは分岐があり、どちらを選んだかによって戦う相手が変わってくる(いずれのルートでもサンストーンは入手できる)。
スターアライズ
4-4(遥か、きらめきの勇者たち・惑星ポッカラ)に登場。攻略順は自由で、強化版中ボス(ボンカース、Mr.フロスティ、コックカワサキ、バグジー、ビビッティア)を全員倒すとクリアとなる。
各中ボスの能力を使うとレアイラストピース(星の○○○○ではレベルアップハート)が獲得できる。中ボスを倒した直後にコピーしなくても各ボス部屋の前にコピーのもとが出現する為、後から能力を手に入れることができる。
アップデート第3弾では強化版中ボスが2体同時に出現する隠しルート(最初のエリアで一度下に降りてからまた上に戻ると行ける)が追加された。
ディスカバリー
4-4(ホワイティホルンズ・ブリザードブリッヂの戦い)に登場。倒した中ボスの能力は各バトル後にあるフロアにいるワドルディを救出するのに必要となる。
入口の寄り道から裏ルートにも行けるが、全中ボスが2体セットで登場する(元々セットのワイルドフロストは片方が強化版+シャッツォ付き)とかなりの難易度。
星のカービィWiiデラックス
5-5にあるのは『Wii』と同じ。ただしBGMは本編・エクストラと表ルート・隠しルートの組み合わせに応じて、4種類が存在する(後述)。
これとは別にマホロアエピローグの4-3(異空のロスカドーラ)に登場。
こちらも隠しルート(入口は最初のエリアの上側)があり、こちらではエクストラモードに登場するEX版中ボス(マホロアエピローグで戦えるのはここだけ)と連戦するほか、雑魚ラッシュも組み合わさっている。
通常ルート
隠しルート
戦闘BGM
専用曲がある作品のみ記載。
夢の泉の物語
正式曲名:「卵のボーナス面」
作曲者:安藤浩和
たまごきゃっちゃや闘技場と同じ曲が流れる。前奏を省略したバージョンが使用される。
星のカービィ3
正式曲名:「アイスバーグ」
作曲者:石川淳
『星のカービィ2』とは別の曲。
変拍子やサイレンのような不協和音が使われるなど、不安感を煽るような曲調。
夢の泉デラックス
正式曲名:「中ボスタワー」
「デデデ大王のテーマ」のアレンジ。「中ボスタワー」という名称はこのBGMが発祥となっている。
星のカービィWii / Wiiデラックス
『Wiiデラックス』ではモードやルートに応じて戦闘BGMが変化する仕様となった。裏ルートのBGMは一度訪れないとサウンドルームに追加されない。
本編・表ルート
正式曲名:「激突!中ボスタワー」
編曲者:安藤浩和
『Wii』では一律この曲が流れる。
『夢の泉デラックス』を意識した「デデデ大王のテーマ」の新規アレンジ。1ループすると前奏の途中に戻る。
本編・隠しルート
正式曲名:「VS.ワドタンク」
編曲者:安藤浩和
『スーパーデラックス』の「ボスとの戦い」のアレンジ。
原作にあった「ガンガンバスターズ」が「わいわいマホロアランド」に収録されなかったことに伴う措置と思われる。
エクストラ・表ルート
正式曲名:「マッチョ オブ デデデ」
編曲者:安藤浩和
『スターアライズ』のデデデ大王戦で使用されていた曲。「デデデ大王のテーマ」に新規フレーズを追加したもの。
エクストラ・隠しルート
正式曲名:「ヒストリー オブ カービィファイターズ」
編曲者:安藤浩和
『カービィファイターズ2』の天を貫く絆の間及びタイトル・メニュー画面の裏曲。
『トリプルデラックス』の「カービィファイターズ!」・『カービィファイターズZ』の「カービィファイターズZ」・『カービィファイターズ2』の「カービィファイターズ2:宿命のライバルたち」が原曲で、歴代カービィファイターズシリーズのメインテーマを使ったメドレーとなっている。
原作にはサウンドテストが無いため、正式曲名・編曲者共に本作で判明した。
トリプルデラックス
正式曲名:「Ripple Red」
編曲者:石川淳
『星のカービィ64』の「リップルスター」のアレンジ。原作の音源が3DS準拠にグレードアップしている。
原作ではルームガーダーと連戦するステージで流れていた繋がりのチョイスと思われる。
スターアライズ
正式曲名:「ポッカラ大迷宮」
作曲者:安藤浩和
本作のメインテーマ「ティンクル☆スターズ」の後半フレーズが使用されている。
ディスカバリー
正式曲名:「ブリザードブリッヂの戦い」
作曲者:安藤浩和
一部「新世界をかけぬけて」のフレーズが入っているが、大胆なアレンジが加えられている。後半パートに入るとギターの音が追加される。