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遥か、きらめきの勇者たち

はるかきらめきのゆうしゃたち

『星のカービィ スターアライズ』のワールド4の舞台。このエリアに該当する惑星群について記述する。
目次 [非表示]

気がつけば そこは宇宙···

ふり返ると ポップスターが 小さく きらめいていた。

あの星の平和と お昼ねタイムは、守る!

そう心に決めた(かもしれない)カービィ

きらめく星となって、飛ぶ!


概要編集

暗黒ようさい ジャマハルダ!をクリアした後に入れるようになる、本編の実質的な最終ワールド。

原則的には「惑星」と「小惑星」が1セットになっており、「惑星」をクリアすると対応する「小惑星」が解禁。2つで1セットになっていると考えてよく、互いの環境はほぼ同じ。

ポップスターの各スポットと酷似した環境ばかり登場するが、風景の細かい描写が異なっているため、違う惑星にやってきたという感覚はあるだろう。

全ての「小惑星」を制圧することで、の本拠地「大魔星マジュハルガロア」へと進めるようになる。


ステージ一覧編集

惑星の攻略順は自由だが、「星の◯◯◯◯」によるステージ構成も鑑みて、便宜上前半・後半に分割して記載。

カービィたちはワープスターに乗りながら惑星を巡りつつ、惑星同士を光の道で繋ぐことになる。まるで、かつて銀河を巡った時のように…。

★はボスステージ、☆マークは大スイッチがあるステージ。

ステージセレクト画面では、たまにハーフムーン・リップルスターローア星の夢懐中時計(激レア)が映ることも。


前半戦編集

「星の◯◯◯◯」ではレベル4と扱われる(各種エクストラスター除く)。


  • 惑星フォルアース☆

Planet Earthfall

秋・平地をモチーフにした惑星。前半は基本ギミックでシャッツオやゴルドーを封殺して進む。途中からはいろいろな意味で風属性のほぼ独壇場。

大スイッチを押すとドリームしんでんを開放できる。

とある扉の天井付近をよく見ると……


  • 小惑星フォルナ★

残桜のお花見🌸

惑星フォルアースのクリアが条件。上部からのボンバーの雨あられ。最後にウィスピーウッズが待ち構えており、さらにその奥にユグドラルウッズが控えている。


  • 惑星ミスティーン☆

海をモチーフにした惑星。水中は海流が非常に激しく、ピンチの仲間がいるとちょっとした前方不注意から戦線離脱されやすい。水中で振るえる武器を持たないと特に危険。中ボスのボンカースからは必ず能力を頂いておこう。

大スイッチを押すとエクストラスターαを開放できる。


  • 小惑星マリーン★

ゴールドン&シルバックスの高速体当たり

惑星ミスティーンのクリアが条件。水流こそ少ないが、水中の敵がゴルドーになっている。ボスとしてはゴールドン&シルバックスが登場する。


  • 惑星ポッカラ

洞窟をモチーフにした惑星。「銀河にねがいを」のケビオスやメックアイのような、いわゆる中ボスラッシュ。例によって高難度版も用意されている。


  • 小惑星クード★

頑強なる愛らしい大母へ

惑星ポッカラのクリアが条件。ここのボスアンセスビッグマムは、フレンズスターを用いたままの戦闘になり、特定の属性がないと手出しができない変り種。この影響で、「星の◯◯◯◯」や「Theアルティメットチョイス」には一切登場しない。

ある岩盤をフレンズスターで壊すと……


  • 惑星ヒャッコル☆

ひょっこりひゃっこる❄

冬をモチーフにした惑星。最初にこれでもかとチリーが出てくるため、アイス能力を素直に受け取っておこう。準備はOK?と言わんばかりに炎や水のギミックがすぐに多数押し寄せる。また、氷のトゲによるダメージゾーンがかなり多い。

大スイッチを押すとエクストラスターβを開放できる。


  • 小惑星フュー★

惑星ヒャッコルのクリアが条件。自動昇降リフトは頭上注意の合図。ふっとばし大砲は先読み命。

そして三魔官の一人フラン・キッスが再び襲ってくる。


  • 惑星ピサーシャ

いせきけんがく

塔をモチーフにした惑星。石造りの人工建造物を登って行く。主役の属性は炎と氷の2段構え。

後半は恐怖の床上昇圧死トラップが何度も何度もこれでもかと襲い掛かる。


  • (ザコラッシュ区間)

「星の◯◯◯◯」専用ステージ。ピサーシャの風景で、時折動く壁に貼られたトゲに注意しながらザコの群れを倒していく。


  • 小惑星ガベル★

惑星ピサーシャのクリアが条件。道のりは短いが、キャリーキーを巡っての競争ギミックがある。ここでウォンキィが出てきた方向へ逆走すると……?

ボスとしてクラッコが待機しているのだが、倒すとこれがさらにツインクラッコへと変化し、連戦となる。


後半戦編集

本編では前半戦同様に最初から入れるが、「星の◯◯◯◯」ではレベル5と扱われる。

ストーリーモードの最終ワールド「星のカービィ スターアライズ」も便宜上ここで扱う。


  • 新星ドルムアーツ☆

炎をモチーフにした惑星。坂道・隆起する地面・ダメージゾーンという対処しにくい組み合わせが登場。

さらに途中からは隕石による地形破壊が加わり、同じ場所でも局面が刻々と変わって行く。

大スイッチを押すとエクストラスターγを開放できる。


  • 小惑星メラーガ★

新星ドルムアーツのクリアが条件。ドルムアーツと似ているが、地形変化が自然によるものというよりはギミック色がかなり濃い。三魔官の一人フラン・ルージュが再び襲ってくる。


  • エクストラスターα

惑星ミスティーン経由のエクストラステージ。前半は「銀河にねがいを」のフロリアのように朝・夕・夜を切り替えながら、時間帯ごとの違いを活用して道を切り開く。BGMは『Wii』の「ぼうけんのはじまり」「アンダーワールド」

後半はミスティーンの風景で、異空間ロードのBGMよろしく後方から迫り来る壁につぶされないよう水中を突破する。


  • エクストラスターβ

惑星ヒャッコル経由のエクストラステージ。ポッカラやヒャッコルの風景で、強風吹き荒れる通路を突破する。

後半になると通路が複数となり、うっかり間違えると敵と正面衝突することに…。

中ボスはコルクで潰せば瞬殺できるのだが、コルクがあったうちの1ヶ所を調べると……?

BGMは『トリプルデラックス』より「奥からゴロリン不思議岩」「美の監獄」「とびだせ!奥へ手前へボスバトル」の3曲が流用。


  • エクストラスターγ

新星ドルムアーツ経由のエクストラステージ。ピサーシャやドルムアーツの風景で、スライドパズルの要領で巨大ブロックが次々と移動したり、長い通路で天井が徐々に落ちてくるなど、徹底的に圧死ギミックで苦しめてくる。最後の最後まで油断は厳禁。

BGMは『ロボボプラネット』より「戦闘力測定プログラム」「伝導電磁式三連砲:D.D.D.」「アウトロウドライバー」の3曲が流用。


  • (ザコラッシュ区間)

「星の◯◯◯◯」専用ステージ。夜のデデデ城を舞台に戦うのだが、床や天井が際限なく迫ってくるため、長引くと圧死してしまう。人数が少なく範囲攻撃が不得手だと難所になる。


  • エクストラスターδ

ストーリーでは最終ワールドクリアが条件。敵や仕掛けは厄介ではないが、4人全員が力を合わせないと進めない場面が多い。後半はロボボアーマーのBGMをバックにフレンズスターを駆り、そのまま中ボスたちやユグドラルウッズを蹴散らしていく。

最後は初代作のグリーングリーンズをモチーフにした舞台で締めくくる(ラストの場面でスペシャルゴールデンカービィ像が出てくる際、Joy-Conを床などに置くと…?)。

なお、一見するとゴールが無いようにも見えるが、巨大カービィ像の口部分がゴールになっている。


「星の◯◯◯◯」専用ステージ。ミスティーン〜ヒャッコル〜ドルムアーツの風景を巡る。刻々と変化する地形に対応できないとあっという間に奈落の底へ。


  • 大魔星マジュハルガロア

滅びに瀕した魔力を司る一族の本拠地。全てのボスステージをクリアすることが条件。

狭過ぎる足場でのザコラッシュ、高難易度のフレンズころがり、およそ4属性がないと解けないギミック、多数の属性の使いこなしが求められるザコ集団という、正統派の総合力が問われる。

ステージセレクトマップ上でこの地点へコマを進めると、BGMが専用のアレンジとなる。

ゴール直前、ポップスターが見える穴を調べると……?(なお、アナザーディメンションヒーローズをグッドエンドで終えるとさらなる変化が……。


ちなみに全体マップでは、周囲を見るとなにやら無数の構造物が旋回しているが、これは全てジャマハルダである。ポップスターに突き刺さったジャマハルダの構図と比べると、マジュハルガロアとは並みの天体より遥かに大きな星であることがわかる。


  • 神降衛星エンデ★

忘らるる閃光のライトニング

一見シンプルながらも非常に意地の悪い移動ブロックによる圧死トラップは、不注意を起こしたプレイヤーの戦力を容赦なく削り取ってくる。

三魔官の一人ザン・パルルティザーヌおよび、彼らを束ねる者にして物語の発端を作ったハイネスが祈りを捧げている。そして……


  • (のうりょく星)

最終ワールドクリアが条件。スタッフからのお礼と言えるエリア。いわゆるコピーお試し部屋のようなもので、コピー能力取り放題。

両端には様々なギミックを試せる部屋がある。また、上の部屋では雑魚敵や中ボスと連戦でき、最後まで進めるとご褒美としてアイテムが大量に貰える。


BGM編集

フォルアース / フォルナ編集

正式曲名:「フォルアースに吹く風」

作曲者:小笠原雄太


今までと雰囲気をがらりと変えるような秋の情緒を醸し出す曲。

「Theアルティメットチョイス」(難易度5まで、最終戦前除く)の休憩室でも流れている。

カービィカフェ』では「踊る森の実りたち」としてセルフアレンジされた(『夢の泉の物語』の「森ステージ」と『Wii』の「森をぬけて」とのメドレー)。


サウンドトラックによると、制作当初はこの曲を含む小笠原氏の曲に対して石川淳氏と安藤浩和氏は難色を示していた。

石川氏がブラッシュアップしても安藤氏は「うーんと思うけど熊崎信也ディレクターが聴いたらいいと言うと思う」と言っていたが、熊崎氏本人からは「壮大な世界のRPGの後半にようやくたどり着いた秋風の街で鳴っていそうな、舞台の雰囲気を変える力のある曲」と評価を得られ、ある程度まとまってきたところで石川氏と安藤氏からそれぞれ「安藤氏らしい曲」「石川氏らしい曲」と言われて小笠原氏は自信をつけたという。

次回作『ディスカバリー』でも、この曲のような「ゲームのイメージを一気に変える雰囲気を定番化したい」という注文で「北のホワイトストリート」が作曲された。


ミスティーン / マリーン編集

正式曲名:「ミスティーンオーシャン」

作曲者:石川淳


星のカービィ3』の「平地ステージ」(1-4・2-2の曲)のセルフアレンジ。そのためか、ミスティーンの道中には『3』の2-5を意識したような地形も。


ポッカラ / クード編集

正式曲名:「ポッカラ大迷宮」

作曲者:安藤浩和


本作のメインテーマ「ティンクル☆スターズ」のセルフアレンジ。


ヒャッコル / フュー編集

正式曲名:「ヒャッコル寒冷地」

作曲者:安藤浩和


前半パートは新規フレーズだが、後半パートは『夢の泉の物語』の「夢と寒冷地の面」のアレンジとなっている。


ピサーシャ / ガベル編集

正式曲名:「古代の塔ピサーシャ」

作曲者:小笠原雄太


幻想的なイントロから始まり、トランペットと笛で主旋律が演奏される。後半部分には「Prayer song to God」のフレーズを含む。

インタビューによると、塔のステージ繋がりで「セイントスクエアーズ」(メタナイトのボスステージのBGM)の口笛のフレーズを意識して作られた(しかしそちらを作曲した石川氏は初耳だったらしい)。


ドルムアーツ / メラーガ編集

正式曲名:「新星ドルムアーツ」

作曲者:石川淳


金属音と管楽器が主体のBGM。

サウンドトラックによると開発当初はネイキッドナチュレでこの曲を流し、逆にドルムアーツで「ネイキッドナチュレ」が使われる予定だった。石川氏と熊崎氏の相談によって使用ステージが入れ替わったという。


マジュハルガロア / エンデ編集

正式曲名:「夢と新緑の残痕地」

作曲者:安藤浩和


おなじみ「グリーングリーンズ」を短調・3/4拍子にアレンジした曲。

実は「組曲:星羅征く旅人 第四楽章:生誕の希望」の没案。熊崎氏曰く「とてもいい曲だったので大事な場面に使った」とのこと。大まかな曲調やフレーズもよく似ている。


関連タグ編集

星のカービィ スターアライズ

暗黒ようさい ジャマハルダ!遥か、きらめきの勇者たち星のカービィ スターアライズ

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